花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
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いっぱいの主婦の日記です

ドライブ旅行2000km・「サザーン・オーシャン」の朝日

2007年04月04日 | パース滞在記

朝の6時半ごろ目覚めました。
起きて窓の外を見てみると、目の前の海の水平線が少し明るくなっています。
「えっ、もしかして朝日が海から昇ってくるの
慌てて着替え、デジカメ抱えて飛び出しました。

空が茜色に染まって、沖に浮かぶ船の舳先の辺りから朝日が現れました


サザーン・オーシャンは南に面しているはずですが、エスペランスの海は少し東に向かって曲線を描いているのでしょう。
思いがけず、海から昇る「朝日」をみる事ができて感激しました

これを綴りながら、パース近くの浜辺で見た「インド洋の夕日」(3月6日にUP)の写真と見比べてしまいました



キッチンからも寝室からも、青い海が見える良いロケーションの宿です

お湯を沸かして、家から持ってきたコーヒーと前の日に買ったパンで朝食を済ませてから、「感動の海」を再び見に行きました。






柔らかい朝日に照らされたラッキー・ベイの海は、前日の午後のような明るい輝きはありませんが、朝の静けさが漂っていました。

海が望める展望台にテーブルを広げて、コーヒーを飲みながら朝食をしているキャンピングカーの二人が、いい雰囲気をかもし出しています。
私もできればこのような、ユッタリとした旅がしてみたい・・・


朝から泳いでいる男性がいました。
手前には白い浜辺に寝そべっているビキニ姿の女性
まるで映画の中の一シーンを見ているようで・・・
風景全体がオトナの雰囲気なんですね。

アルバニーやエスペランスで出合った旅人は、ほとんどが男女のペァーで、日本に多い団体様ご一行や女性だけのグループは皆無でした。

一回りしてから街に戻り、ビジターセンターでお土産類を扱っている事を思い出したので覗いて見ました。
ウ~~ン、買いたい物が無い
しいて言えば、大きな「エスペランスの海」の写真パネルが欲しかったのですが、「日本に帰る時、どうやって持って行くのだ?」と主人に言われて諦めました
結局買ったのは、絵葉書と綺麗なビーチとピンクレイクが描かれた4本のスプーンだけ


ビジターセンターの前のガソリンスタンドで給油をしてから、AM10時20分、いよいよ出発です。
「エスペランスの海よ湖よ、一生の思い出をありがとう」

来る時も見たユーカリ並木に見送られながら「エスペランスの街」に別れを告げました。


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
naoママさん、おはようございます♪ (yun)
2007-04-05 09:37:58
車の窓から見る景色、海から昇る朝日
まるで映画のワンシ~~ンを観るような、
一緒に旅してる感覚に陥りましたァ~くり

こんな海辺でのんびりして、
泳いだり、
絵を描いたり~
と、想像が膨らみます
インド洋の夕日もよかったですが、
朝日が拝められて幸せでしたね
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☆一週間くらい・・・ (naoママ)
2007-04-05 16:02:58
yunさんへ
行くだけでも大変なエスペランスは、もっとユックリと一週間くらい滞在する所なんでしょうね。
yunさんの言われるように、泳いだり絵を描いたり、読書をしたりと・・・
浜辺で読書のオージーはたくさん見ましたよ。

日本人はどうもセカセカと忙しすぎますね。
私たちも、ツァー旅行と同じような事やっています

パースで借りている家、今年はもう手放す予定でしたが、共同借主が見つかって、後2年延長する事になりました。
yunさんもtaeさんと一度是非来て下さいね。

久しぶりに青空がのぞきましたが、昨日から今朝にかけては冷えましたね。寒かった!
昨日の嵐で、近辺の桜はもう終わりのようです
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朝日 (風のたより(S.K))
2007-04-05 18:02:09
今までにも海から登ってくる朝日をじっくり見た記憶がありません。実際に目にしたら感動でしょうね。
ゆったりと過ごすオージーの姿は生活レベルというより精神的にもゆとりを持った大人を感じますね。
時間の流れが違うんでしょうね。

かつてシドニー市内を娘とバスの中に忘れた物を取ろうとバスを追いかけて走った思い出がありますが、何事かと周りの人から振り向かれ恥ずかしい思いをしたことがあります。
生活の中でも慌てて走るなんて見かけないようですね。

確かに団体さんもそうですが、女性だけ男性だけと言うことはないようですね。カップルが基本みたいです。
体重も関係するのでしょうが皆さんゆったりと優雅ですね。(笑)
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なんと美しい!! (ma-sa)
2007-04-05 21:28:05
感動の朝日ですね~
パースの家、2~3年継続されるとのこと。
スケールの大きい自然。オージー生活の継続をお喜びもうしあげます。食べ物だって今のお歳ですとなんとか耐えられますもの。その内歯だのコレステロールがなんて気になってはね~?

先日お話いたしました『ワイルドフラワー』の本は完売だそうで残念なことに入手できないと友人から連絡ありました。
ガッカリしています。
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素晴らしい写真の数々 (michy)
2007-04-05 22:14:54
朝陽と海のセット☆なんとも、感激ですね。
さっと行動にうつす機敏さ!!

naoママさんの行動力が、
わたしのよいお手本です。。

美しい思い出がたくさんあるなんて、
そして、
人生でよい思い出作りのできるひとは、
一番幸せですねえ。

わたしもあと10日ほどで、還暦です。
これからの人生は、
良い思い出となるかどうか?
で、
行動にうつす指針にしたいと思います。
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☆精神的な豊かさ (naoママ)
2007-04-05 23:05:55
風のたより(S・K)さんへ
今までもオーストラリアの事を語るとき、いつも出てくるのが「精神的な豊かさ」と、ユッタリと流れるパースでの時間です。

ブランド品を抱えている人などほとんどいませんが、浜辺で一日中読書を楽しんでいる姿や、仕事の後にマリンスポーツを楽しむ人々を見たりすると、人間としての営みの違いにビックリしますよね。

主人の弟子の仕事も、実にノンビリしていて、納期の厳しい日本では考えられない進み方です。
「スピィーディーで確実」な日本人の仕事ぶりは世界的にも評価されるものですが、個人の生活となると実にお粗末で

人間何が幸せなのかが分からなくなりますね。

風のたよりさんはお婿さんがオージーですから、私以上にいろいろ感じていらっしゃる事と思います。

唯パースもバブルとかで、去年よりも少しせわしくなっていました。
経済が発展すると、少し変わってきて日本に似てくるのでしょうか?
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☆ワイルドフラワーの本 (naoママ)
2007-04-05 23:21:00
ma-saさんへ
楽しみにしていましたが、売り切れですか?
好評なら出版社から発売ということにはならないのですか?
そしたらすぐに買いたいです。

パースの借家、いろいろ迷っていましたが、やはり主人はあそこに行くことを楽しみに働いているような所があって、諦め切れなかったようです。
私としてはワイルドフラワーが咲き乱れ、ジャカランダの花咲く頃に訪ねてみたいですね
ma-saお姉さんも、フラワーアレンジメントをやっているお友達と是非是非いらっしゃいませ。

自然が大きくて、アバウトなオージーたち・・・
私の気質にも合っているので、今度はもっと日本の調味料とかお漬物とかを持って行きたいと思います。

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☆海から昇る朝日♪ (naoママ)
2007-04-05 23:42:15
michyさんへ
山人間の私は、山でのご来光は良く見ていますが、海から昇る朝日はあまり見たことがありませんでした。

見に行っても雲があったりで、中々水平線上から太陽が姿を現すことがなかったような気がします。
主人は寝ていましたが、私は飛び出しました

michyさんもいよいよ還暦をお迎えですか・・・
この節目はやはりドーンと感じるものがありますよ。
ある意味「先が見えてくる」のです。
人間いつまで生きるかは分りませんが、活動できるとしてもあと10年と・・・
ですから厳しい事からやっていこうと、少々焦ります。

今回の旅も「来年は無理かもしれないから、思い切って行こう」と実行しました。
厳しいからこそ「思い出」も深いものになりますね。
唯「無理は禁物」と、夫婦でブレーキはかけ合っています。

体力と気力があるうちは大丈夫だと思っていましたが、最近は2人して記憶があいまいな事が出てきて、ちょっとショックです
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感動の朝陽 (とんちゃん)
2007-04-06 08:19:38
チャンスに恵まれましたねえ
サザーンオーシャンの朝陽 言葉がありません。
美しい海には美しい朝陽が昇るんですね。
朝からこんな美しいところでくつろいでいる人がいるなんてもう天国のような気分です。
一生の思い出になりましたね。
こんな経験誰でも出来るわけではないのにnaoママさんは貴重な美の世界を得られましたね。
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☆晴れ夫婦です♪ (naoママ)
2007-04-06 09:16:00
とんちゃんへ
古都の見学ならともかく、山や海など自然を見に行く旅は、お天気の良し悪しに一番左右されます。(お花を撮るのは薄曇が良いと聞いていますが)
今年のオーストラリアは大干ばつなので、私たちも雨が降ることなど考えずに行きましたが、2ヶ月前には大洪水のあった場所でした。
荒野の中を往復1000km近くも車で走って行って、それで雨だったら泣くに泣けなかったかも知れませんね
晴れて、綺麗な海と朝日が見られて幸運でした

山では何度もご来光を見ているのですが、水平線から昇る太陽は今までにあまり見た覚えがないので、感動しました
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