「常福院」から新緑の中を5分登れば「高水山」の頂上です。
登山口から1時間ちょっとのコースですが、私たちは途中でお食事タイムを取ったり、「常福院」でトイレ休憩をしたりで・・・
軍畑の駅から2時間以上かけてノンビリ登ってきました。
こちらが標高759mの「高水山」頂上です。
頂上は木立に囲まれた広場でベンチが置かれ、何名かのグループが休憩し昼食を楽しんでいました。
私たちは記念写真を撮っただけで、次の「岩茸石山」方面に進みます。
植林地帯を通り抜けた頂上からのトレイルは一旦急降下します。
浅い萌黄色の新緑が鮮やかで
その中に見え隠れするピンク色のミツバツツジとのコントラストが素晴らしく
感激しながら歩きました。
「常福院」で一緒に休んでいた10人くらいの若者のグループが、我々を追い越していきました。
聞けば大学のハイキング部の皆さんのようでした。
春に入部した新人さんデビューの山としては、この「高水三山」は打ってつけだと思います。
山で若い人たちに会うと嬉しいものですね。
何せ、最近の山は圧倒的に中高年の姿が多いものですから・・・
この日、新宿から「ホリデー快速おくたま1号」に乗り、あふれんばかりの登山姿の乗客を見た時、仲間のKさんがいみじくも呟いたんですよ。
「私たちが40歳前後で山を始めた頃は一番若い方だったけど、今でもさほど状況は変わっていないみたい」って・・・
「高水山」からおよそ30分・・・
岩が顔を出すキツイ尾根をヒィヒィ言いながら登りきると「岩茸石山」の頂上です。
三山の中では一番高く(標高793m)、最も展望の良い山です。
標識の足元にナント!「打出の小槌」が・・・
一体どんな意味があるのでしょう?
何かと出費がかさむ我が家に持って帰りた~~い
霧が晴れてきて、少し明るくなりました
頂上付近は北側が開けていて・・・
北西方面に「棒ノ折山」(写真一番奥の一番高い山)が見えてきました。
私たちは展望を楽しみながらパンを食べ、ノンビリと近況を語り合いました。
3人とも同じ頃にアルバイトで銀行に入行した同僚です。
10年以上も一緒に仕事をした仲間です。
歯医者さんの奥さんだったKさんは40過ぎで未亡人になり、ご主人の遺した遺産管理を学ぶために、私とYさんのいる職場に入ってきました。
丁度バブルの時でしたね。
今Kさんは、ヘルパーさんを派遣する老人介護の会社の副社長さんです
国家試験も受けて、次々に資格も取っているようで
同じ歳の私・・・
「もう歳だから」なんて言っていられません。
彼女に会うたびに刺激を受けて、反省しています
お昼の12時を過ぎて、時々お日様が照り始めました。
まるでスポットライトがあたった様に、その一帯が輝いて見えます
マウスオンでご覧下さい
光の移動が分るでしょうか?
芽吹きだしたばかりの薄い新緑の中にヤマザクラやミツバツツジの色が混じって、タメイキが出るような美しさです。
このような景色に逢いたくて「山登り」をしているといっても過言ではありませんね。
私たちとは反対の方向から登ってきたグループが近くに腰を下ろし、リーダーの男性が声をかけてきました。
お互い山の話で盛り上がり、「僕達は蒲田の山岳会だけど、横浜ならそんなに遠くないから入会して欲しいな~、最近人数が減る一方で」と勧誘されましたが・・・
「今の私たちは皆とても忙しくて中々山には行けないけど、スケジュールが合った時は3人で気ままに登っているの」と、お断りしました。
「岩茸石山」ではすっかり長居をしてしまいました。
大学生のご一行の姿ももう見えません。
私たちも次の「惣岳山」を目指して歩き始めました。
秋の紅葉もいいですが、春の芽吹きのほうが活力が貰えるような気がします。
昨年の春、同じコースを歩いたのですが、もう少し遅かったように記憶しています。
確か「岩茸石山」の近くにもイワウチワが咲いている場所があると聞きました。
もし、あったとしてももう終ってしまったでしょうね。
春は空気も美味しいので、気分もスッキリします。
よいお仲間をお持ちのようです。
奥武蔵にもよい山がたくさんあります。
ぜひ、いらしてください。
この時期の若葉、新緑が一番好きです。生きてて良かったと思え、元気になれ、心が弾みますね。
高水三山・・・岩茸石山まで一緒に歩きましたよ。
ママの素敵なお友達とご一緒に・・・・・有難うございました。
こんな気分味わってみたいです。
自分の足で歩けるって羨ましい事です~~ね。
私もあちこちでかけていても、歩かない所ばかり・・・(泣)
軍畑から登ったにしてもせいぜい初めの高水山まででしょうか、
御岳山へ登ったのも山の家が出来る前、もう25年も前になります。
こんな新緑の中、三つの山の頂に立ち、さぞや気分爽快でしょうね~~♪
光のあたった新緑、まるで柔らかな色彩のパッチワークを見ているようです~~^0^/
いつの頃からか紅葉よりもいいなぁ~と、時として感じます。
特に下3枚は言葉が要らない、見つからない^^♪
貴女について歩いたような気持ちです。最近、山小屋さんを通じ貴女とお知り合いになれたこと心から感謝している私です。
毎朝ウォーキングして鍛えていますか。体力を整えてからの登山ですか。健脚なんでしょうね。鍼も整体も受け入れてこの足腰を治さねばと。
こんな写真を見ていると・・・こんな友と歩ける貴女を見ていると。一にも二にも足腰の鍛錬を痛感しているワタクスです。でも・・・車に頼ってしまうんです^^;;
こんな光景に出くわしたいから山へ行くんですよね。
いつまで見ていてもこの新緑は目にやさしいです。
打ち出の小槌が!ユーモアでおいてあるのかどうなのか・・・
なんだか頬がゆるむ演出のような気もしました。
お日様が照りだしたお昼過ぎは山が一斉に七色に輝きだしたようですね。
今しか見られない山のご馳走だと思いました。
山の雰囲気たっぷりでざわざわと心は騒いでいます。
滝子は1600m以上の標高なので、5月の方が良いかもと・・・
お天気はイマイチでしたが、まさに新緑の一番良い時期でした。
山小屋さんが言われるように、新緑は芽吹きのパワーがあり、我々に活力を与えてくれるような気がしますね。
この山にも「イワウチワ」が咲いているのですか?
今回は様々なスミレが見られましたが、お花の写真は全滅でした
今回「湘南ライナー」を使い、新宿が以外にも近かったので、池袋から出かける山も考えてみようとなりました。
あちら方面は「岳川山」くらいしか登っていないのですよ。
このポヤポヤとした柔らかい緑が心を和ませてくれますね。
光があたるともっと良かったのでしょうが・・・
スポッタライトのような美しさも見られたので、満足しました。
この仲間とも17~8年のお付き合いになります。
最近は山で会うのみですが、それが何とも心地よくて・・・
お互いの足の力量から性格までが良く分っているので、たとえあと30分で頂上でも状況が悪ければ「やめよう!」と言える貴重な仲間なんですよ
木々もお花も瑞々しく、緑の香りにあふれていました。
「山登りなんて疲れるだけで、何が面白いのか分らない」とよく言われますが・・・
緑のシャワーを浴びながら歩いていると、もう幸せで幸せで
この山は「奥多摩入門コース」でさして難しくもなく、気のあった仲間と楽しく歩きました。
無理して歩いて膝を痛めたこともありますが、体が動く限りは森の精気を求めて出かけたいと思っています。
この翌日に行った箱根でも、仙石あたりで同じようなパッチワークのような素晴らしい新緑が見られました。
お天気がいいとすぐに新緑は進んで濃くなります。
今の内、今の内と心急きながら・・・
段々標高の高い所を求めて「山屋」は出かけていくのでしょうね。
ところで今回は「山」なので、一眼レフカメラではなく主人の仕事用のコンデジを持っていきました。
使い慣れていないカメラなので、マクロズームを使ったお花が全滅でした
まだまだすべてにおいて修行が足りませんわ
急登が苦しくても、その先に素晴らしい景観が待っていると思うとさして辛さも感じません。
秋の、散り行く前に最後の燃えるような情熱的な色に染まる「紅葉」も素晴らしいのですが・・・
春の、芽吹きのエネルギーが感じられる新緑も活力がもらえるようで大好きです
特にトレーニングなどはしていません。
健康維持のために週に一度「自彊術」と、プールでの「アクア・エクササイズ」に通っています。
そして月に一度の「ヨガ体操」・・・
それに月に一回の山が加われば、運動面では理想的だと思っています。
普段は私も車での移動が圧倒的に多くて、山用のトレーニングなど意識した事はありません。
要は山も「慣れ」だと思いますよ。
仲間には恵まれましたね。
KさんもYさんも気働きのできる方で・・・(KさんはB型人間ですよ)
一生大事にしたい財産だと思っています。
欠点は二人ともアルコールに弱いところ・・・
特にKさんは温泉にも弱くてつまんな~~い!
山から下りたら温泉とビールがお楽しみなんですが・・・
幸いもう一人の仲間のYさんは温泉好きなので、ビールも鍛えましたよ
marriさんとも一緒にとを楽しんでみたいものです。
芽吹いてすぐの淡い緑の競演が見たくて、頑張って登ってきました。
雑木と針葉樹が織り成すゴブラン織りのような美しさは、太陽の光とのコラボレーションを演じてくれました。
この山の頂上は一等席でしたよ
日本の山は潤いがあって優しいです。
四季折々の変化が楽しめます。
もっともっと大事にすべきだと思いますね。
今回は珍しいスミレをたくさん撮ったのですが、ことごとく失敗してしまいました。
山での一眼レフは重くて煩雑ですし・・・
主人のコンデジはまだ慣れていないし・・・
今後どうしようかと迷います