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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

夏の中欧紀行⑦・プラハの夜の大冒険!

2006年07月26日 | 中欧三カ国旅行記
梅雨はいつまで続くのでしょうか?
例年なら、梅雨明け10日のピカピカお天気が続いて、海へ山へと遊びに出かける頃なのに・・・
反対にヨーロッパでは熱波の夏だそうで、お年寄りに多数の死者が出ているそうです。
私たちが旅した時も、連日お天気に恵まれて暑い日々でした。

食後、近くの展望台からプラハの街を眺めました。
もう夜の八時過ぎですが、まだこの明るさです。
モルダウ川も見えていますね
本来なら「ライトアップ」を楽しむはずの食後のこの企画、この日はナント夏至でしたから仕方がありませんね

この後、バスに乗ってホテルに戻りますが、私たち3人だけは通り道の王宮で降ろしてもらいました。
「気をつけて下さいね~」心配顔の添乗員さん始め皆様に見送られて、いざ出発
北側の入り口だったようで、すぐに「王宮庭園」があり中に入りました。
噴水がありバラが綺麗に咲いていました。


英語OKと答えていた地元の学生さんの案内どうりに歩いていったら、午前中に中を見学した「聖ヴィート大聖堂」に出た、チャーチの名前が違っていた?
日中とはうって変わった静けさの中、ライトアップが始まっていました。
神秘的な美しさです
しばし眺めてから又地図を調べましたが、市内の地図ではプラハ城の中のことまで詳しく出ていないのです
迷路のような王宮・・・

ガイドブックのプラハ城の地図を見ながら来た道を戻りました。
丁度太陽が西の空に沈む所でした
人通りの少ない道で暗くなったら不安だわ。「タクシーに乗る?」
そのタクシーも「用心する事」とガイドブックには書かれているのです

若い女の子が2人歩いてきたので、もう一度K子さんが道を聞きました。
「トラム(路面電車)に乗った方が良い、私も乗るから私が降りる次の駅で降りなさい」とのことでしたが・・・

私たちは切符を持っていないのです
日本と違って、車内で切符は買えないはず・・・
それを言うと彼女は肩をすくめ「どうにかしてみる」と言ってくれましたが、ハテ?ハテ?
やっと私たちは「ミクラージュ教会」のある停留所で降りました。
取りあえずはホッとしましたが・・・
心臓がドキドキしていたので咽がカラカラです。
水を買って飲みました。
時間がないので教会には行かず、そのままカレル橋に出ました。
如何にも私たちらしい、いつものパターンです



「カレル橋」から望んだ「プラハ城」です。
これも見たかったのですが、ライトアップされたカレル橋そのものを見るのが希望でした。





カレル橋は相変わらず観光客で賑やかで、大道芸人たちが音楽を奏でていました







川の右岸に出て、スメタナ通りのベンチから見る「カレル橋」が素晴らしいと聞いていたのですが、遅くなるので諦めました。
これから地下鉄に乗って、しかも乗換えして帰るという大仕事があるのですものね



幸いプラハの地下鉄は、ロシアと違ってとても明るくて(真っ赤でした)、案内板も分かりやすくて丁寧で
丁度11時にホテルにたどり着きました。
部屋の鍵を開けているとのベルが・・・案の定添乗員さんからでした。
ご心配かけてすみません。色々迷ったりしましたがとにかく無事に帰ってきましたよ。


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20 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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歴史! (naoママ)
2006-07-30 16:06:37
ma-saさんへ

お姉さんもまだまだ好奇心は衰えていませんね

歴史って、過去のものではなく、今でも刻まれているものなんですよね。

南北朝鮮問題や中近東問題などは未だに解決されていなくて、戦争の火種にもなっています。

私が中学時代の社会科では、先生が共産主義を賞賛していたんですよ。「格差のない平等な世の中」だって・・・

それが何故秘密警察や密告主義が横行する社会になってしまったのでしょう?

3年前のロシア旅行、そして今回の東欧旅行と行って、今私共産主義の崩壊にとても興味があります。

プラハの春、ベルリンの壁などは私たちが大人になってから見聞きした事なので、この目で現地を見て納得したいですよね。



春江一也著の「プラハの春」は、日本の若き外交官と東ドイツの女性のプラハを舞台にした恋愛小説ですが、出てくる政治家は全部本物の人たちが描かれています。

東ドイツの凄まじい体制の事も詳しく書かれています。

東西両ドイツを見学して、20世紀の資本主義と共産主義を検討したい・・・なんて書くと大それてしまいますが、単なる好奇心で見てみたいです。
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ドレスデン (ma-sa)
2006-07-30 10:20:26
先日BSiでドレスデンの大空爆のドキュメントをみました。私が訪れた時はマリア聖堂は修復中でした。昨年終了したようですね。



番組は再放送されるようですからご覧下さい。



ベルリンでは残っている東西を隔てた壁を歩きました。壁美術館も。境界線もこの目で。

私が生きてきた歴史ですもの。再確認しています。今夜はアウシュビッツのドキュメントをみるつもりです。

海外旅行はそろそろ体力的にと感じつつポーランドへはと気持ちを持っています。実現できるかしら?



韓国の38℃線へも。1度目は60年振りの大雪で折り返し行けませんでしたので翌年再度。霧で北朝鮮は見えませんでしたが反って原状の不透明な国情に想像が膨らんで、それなりに良かったかな~



旅も気持ちを持っていると実現するものですね~それにしても体力維持が現実問題です。



『プラハの春』読んでみましょう!!
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写真届きました (naoママ)
2006-07-30 00:00:58
ma-saさんへ

メールでNO4までの写真受信しました。

10月のカレル橋の人々はダウンと毛糸の帽子なんですね。

私たちは真夏の太陽がギラギラでした。

季節も違い、ツアーも違うと、私の「旅行記」もma-saお姉さんが経験したものとは随分違うのでは?

この2~3日、プラハがソ連の侵攻を受けた時期に、日本大使館の二等書記官をしていた作者が書いた「プラハの春」と言う本を読みふけっていました。

ドキュメント形式の恋愛小説です。

私がこの旅行記で綴った断片的なあの1968年の出来事が、物語となって動き出したような内容です。

私たちが歩いたあの街を舞台に、ソ連が関わった残酷な歴史があったのですね。

2段530ページの分厚い本ですが、文庫本も出ているそうです。機会があったら是非読んでみてください。

あの時のプラハ、そしてウイーン、ベルリンが良く分かります。

ma-saお姉さんはベルリンも行ったと聞いた覚えがあります。

私も断然興味が沸きました。

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私の旅 (ma-sa)
2006-07-29 10:33:22
あなたの旅日記で再確認しながら楽しんでますよ~

2003.10.25 前日のドレスデンはー3℃ チェコでもこの年のサマータイムに60年振りに雪がふったそうです。エルベ河(ドイツ)からヴルタヴァ河(チェコ)となる国境の河辺のプレハブ小屋のような所でコルナへ両替。

コルナ=クラウン(王冠)

百塔の都といわれるだけあって王宮からの眺望は素晴らしかったですね~!!

王宮の出口、売店の所で友人を撮った写真が私的にはこの旅一番のお気に入りです。

昼、夜ともにフリータイムでしたので、昼は「ミッシャ」レストラントへ。日本人は一人もいなくてステンドグラス、リトグラフの雰囲気を楽しみました。でも会話できなくて・・・カードでリトを知人の土産に。街をぶらぶら。スワロフスキーでなく安いビーズを姪達に、マリオネット専門店で甥や姪の子供等の為に求めたりでした。

夜はビア・レストラン「ウ・カリハ」へ

社会主義時代の名残りプンプン色濃く残ってました。元・ハベル 仏・シラク大統領も訪れたというこの店、ここも日本人がいなくてビールが美味しかった。帰り道も寒くて友人の夫人は風邪を引いてしまいました。

翌日はフルボガー城観光。バス移動の車窓からは大地の霜が朝日の熱で白く蒸気となり一面の畑が幻想的でしたよ~



写真はメールでおくりましょうね。
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お勉強・・・ (naoママ)
2006-07-27 23:13:53
budouさんへ

写真をお褒め戴いてありがとうございます

今、仲間と「デジカメをパソコンに取り入れる方法」の講座に通っています。

今回初めて習った技術を使って夜の写真の「鮮明度」を上げてみました。

budouさんにお褒め戴いて、勉強した甲斐がありました。

これからもサボらずにせっせと通う事にしますね
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肝心の・・・ (naoママ)
2006-07-27 23:05:06
non_nonさんへ

「行き先が分からなくなって、道を聞いてウロウロ」

私たちっていつもこのパターンで、一番見たいものを見逃しているのです。

でもあとで考えると名所旧跡よりも、このハラハラドキドキしている時のことの方が思い出として鮮明に残っているのです。

それもこれも体力気力があるからこそできる話し・・・そろそろそれらに自信がなくなってきているので、大人しい旅に切り替えなくては・・・何かが起こってからでは遅いですものね。
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英語! (naoママ)
2006-07-27 22:47:50
shoukoさんへ

英語が堪能な仲間がいるのでとても心強いのですが、それがかえって冒険に拍車をかけて、後で考えると「良くぞ無事で!」という事が多々ありました

それと英語を母国語としない者同士が話すと、何処まで通じているのか??疑わしい・・・

プラハの若者は「do you speak English?」と聞くと、ほとんどが「yes」と答えました。でも今考えると「ミクラージュ教会」が全然通じていませんでした。何人もの人々に道を聞いたのですが、答えが全部違うので、結局私たちはさまよい歩いてしまいました

ヴァルタヴァ川はチェコ語、モルダウ川はドイツ語・・・固有名詞はこの位呼び方も違いますものね

ところで旅行中、私はほとんどメモはとっていません

ツアーの日程表に、添乗員さんから言われた事を書くだけです。

その代わり写真を撮りまくりましたので、その順番を追っているとその時の情景が思い出されます。

抜けている部分は仲間のぷりんさんにカバーしてもらっています。今回のドキドキ部分の描写はぷりんさんのコメントでお察し下さい。

次回は「チェスキー・クルムロフ」です。

shoukoさんもあの童話に出てくるようなお城を思い出し、懐かしんで下さいね
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夜景☆ (budou)
2006-07-27 21:57:41
すばらしい夜景の写真♪

そして、

大道芸人さんたち!

珍しい写真の数々。



腕をますますあげている、

naoママさんの写真、

これからも、楽しみです。
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こんばんは (non_non)
2006-07-27 21:37:52
今回は 読んでいるほうが ハラハラ ドキドキでしたが 最後には無事ホテルに辿りついて 良かったですね

夜の8時過ぎでも こんなに明るいのですね

カレル橋のライトアップは見れなかったそうですが カレル橋からみたプラハ城が見れたので 良かったですね
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お疲れさまでした (naoママ)
2006-07-27 20:55:56
ぷりんさんへ

今日は久しぶりの上野でしたね。

日本食を食べて、日本画を見て・・・旅行の話に花が咲きました。

ロシアといいプラハの夜といい「何事もなく、無事に帰れて良かったね」と、今でこそ笑い話で済まされますが、流石にあの時はドキドキしました。

われ等の冒険も今に「無事」では済まなくなってきそうで心配です。それだけ体力も思考力も先が見えてきたと実感した「旅」でもありました。

(4人揃って帰国してから風邪をひいてしまったし、疲れが顔に出ている写真に皆それぞれ唖然としたのも今回が初めてのような気がします)先日スペインに行った時の写真を見ましたが、7年前の皆はまだ若いわ。

あと何回この仲間と旅行ができるでしょうかね~~?

せめてエジプト行きは実現したいわね。

足腰鍛えて、健康維持に努めましょう。

頭の体操も必要だけど、何をすればいいかしら~~?
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すごい~タフですね (shouko)
2006-07-27 16:52:35
夜8時になってもこんなに明るいなんてびっくりです。これでは夜景を見るのは、夜遅くになつてしまうわけですネ。



26000歩? すごいタフ 

夜の王宮、カレル橋も見られてよかったですネ。

それに仲間に英語が話せる方がいるなんて、とっても心強いですネ・・・



naoママさんのブログでいろんなこと又思い出しています。

それにしても行動をつぶさに覚えていらして、それを文章にあらわすことができるなんて、すごい才能ですゥ~

私はもう記憶力が乏しくて・・・ただただ感心してしまいます。

メモでもとられているのかな? 

何か秘訣でもあるのでしょうか
返信する
いつものパターン (ぷりん)
2006-07-27 02:07:05
プラハの夜。はじめは良かったんですよね。観光客がほとんどいないプラハ城は素敵だったし。

何人かに道を聞いたとき、みんなが違うことを言っている・・・このあたりから緊張が始まりましたね。今にも日が沈むというのに、目的地に着けない!人も歩いていないしお店も無い、タクシーも止まってくれないの、ナイナイ尽くし。おまけに道路の向こう側は、森(に、見えました)!

やがて日が沈み・・・・・正直言って、怖かったし、焦りました。

2人の女の子が、神様に見えましたよ~!

私達写真をとりまくっていたのに、さすがにあの時の写真は1枚もないですね。今だから笑えますが。

観光客が多い昼のカレル橋は、ちょっとガッカリしましたが、賑やかな夜のカレル橋は、なぜか妙に嬉しかったわ~
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お久しぶりです (naoママ)
2006-07-26 22:54:33
マーちゃんへ

やっと一段落しました。

ブログでは綴っていませんが、両親が私がヨーロッパから帰国した日&息子の手術があった日に、桂台の施設に移動しました。近くて楽になりましたが、状況が飲み込めていない父が不憫で、週に2~3回様子を見に通っています

今日は梅雨明けかと思ってしまうような良いお天気でしたね。

そんな中、ゴルフですか・・・それも小山台から一万円でさぞ楽しかった事と思います。

そうそう6月にバスの中であの篆刻のT氏にバッタリ会いました。私と同じ頃、同じ中欧旅行に出かけると聞きましたが・・・
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ミサさん、ありがとう (naoママ)
2006-07-26 22:33:28
ミサさんへ

とりあえず、息子もあの激痛からは完全に解放されて、一安心しましたが、いつ又この騒ぎが起きるかとの不安も無きにしもあらずで

だましだまし付き合っていくしかないようです。

色々ご心配いただき」まして、ありがとうございました

ヨーロッパ旅行中はハードなスケジュールをこなし、更に自分達で動き回り、少なくとも日中は息子の事も忘れていました。

自分の記録のつもりでこの旅行記も綴っていますが、お付き合いいただきましてありがとうございます。

一体いつ終わるのか

私にも想像がつきません
返信する
やっと一息・・・ (naoママ)
2006-07-26 22:14:19
yunさんへ

息子も一昨日から出社しているようで、私もやっと一息つきました。

早速友人達からの誘いもあり、映画や美術館と気持ちの余裕も出てきました。

物理的に忙しいのは何とか乗り越えられますが、子供の病気と言うのは、やはり心配で心労が募ります。

ヨーロッパでは心配していても始まらないので「楽しまなければ」と、人一倍動き回ったような気がします。

お陰で帰ってきてからドスンときましたね。
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伊吹山! (naoママ)
2006-07-26 22:06:08
siawasekunさんへ

花の名山「伊吹山」の写真拝見しましたよ。

いつか行きたい山の一つです。

梅雨が明けたら、とりあえず北アルプスに行く予定ですが、今、疲れ果てていて体力的に自信なし・・・楽なアルプスを探している所です。

このプラハの夜の散策も迷ったのですが、気持ちを奮起させて実行しました。

この日の歩いた歩数は26000歩になりました。
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中欧紀行楽しく拝見しています (マーちゃん)
2006-07-26 19:13:19
先ずはご子息全快おめでとうございます。

今日はいつもやっている趣味仲間のゴルフとは別の仲間から誘われたゴルフ会でアクアライン経由千葉県富津市のゴルフ場へ出掛けました。なんと千葉のゴルフ場から小山台までバスが往復と昼食がついて一万円という料金です。今日はひさしぶりの好天で6時出発で

17時過ぎは戻ってきました。

隔月開催で今回が5月に引き続き二回目の参加でしたが、大変楽しい会です。
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お疲れ様でした。 (ミサ)
2006-07-26 18:08:08
息子さんが全快、一安心ですね。

今日のブログにその喜びが出ているような気がします。

写真もコメントも沢山で頑張っていますね。

本当に何事にも意欲があって旅行記も拝見してて、とっても楽しいです。そうですよ、せっかく出かけたのですから、何でも見てこなくては。まだまだ若いのですから。写真もとっても上手です。



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おはようございます (yun)
2006-07-26 08:53:32
息子さん、全快おめでとうございます

皆様のお世話の方もご苦労様でした



プラハの夜の冒険、皆さんの行動力に乾杯です

こういう旅がいいですね

後々の想いで話にも・・・



これから益々楽しみです
返信する
珍しい写真の数々 (siawasekun)
2006-07-26 07:07:58
珍しい写真の数々、素敵です。

どれも、これも。



外国の様子の一部、雰囲気、伝わってきました。



ありがとうございました。
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