花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

令和元年のワンゲル・「横浜山手散策」と忘年会(その1)

2019年12月21日 | 我が街・横浜
今年もいよいよ残り10日余りとなりました.
クリスマスを直前に控えた週末を迎えています

昨日、我が家から歩いて7~8分の生協に買い物に行った帰り、
近くの小学校の生徒たちの下校時で、すれ違いざまに孫娘にバッタリ会った



「ばぁ~ばからのクリスマスプレゼント、欲しいの決まった?」と問うと
「ウン、おカータンが今日ネットで申し込むって言ってた」と・・・

孫たちが幼い頃は、クリスマスや誕生日近い土日には息子宅に招待されファミリーパーティーを楽しんだ。
このようなお祝いに集まる日が毎年2~3回はあった。
今ではあの頃がとても懐かしい・・・

その時の私は午前中、息子と2人の孫の4人で近くの「トイザラス」に車で行き
「欲しいもの買ってあげるよ」と言って選ばせ、孫の目の前で支払いプレゼントした
帰路家の近くのケーキ屋さんで、クリスマスケーキや誕生ケーキも購入

それが小学校に入るといつしか親しい友達同士のクリスマス会や誕生会になり
大型玩具店のトイザラスもなくなり、「ネットで買う方が安くて便利」とかで・・・

「誕生日プレゼント」も含めて、ジジババの役目は単なるATMになってしまったわ

ワンゲルの「横浜山手西洋館巡り」と忘年会(12月10日)
集合は京浜東北線「石川町駅」元町口にAM10時半、我が家から割と近いので参加する気になった。



駅でリーダーからパンフレットが配られたが、
12月に入ると,「山手の西洋館」では世界のクリスマスで彩られます

横浜市が管理しているので、すべてが「無料!」というのが嬉しいですね



ワンゲルの参加者は19人、石川町駅から急坂を5~6分登るとそこは「山手イタリア山庭園」
門を入り更に階段を登ると巨大な銀杏の木が出迎えてくれました。

明治13(1880)年から明治19(1886)年まで、イタリア領事館がおかれたことから
「イタリア山」と呼ばれています。

園内にはフランス瓦の屋根の「ブラフ18番館」と、とんがり屋根の「外交官の家」が移築復元されています。

「ブラフ18番館」はオーストリアのクリスマス
まず最初に現れるのが、ペパーミントグリーンが印象的な館(やかた)です。



靴を脱いで中に入ります。

主賓室のテーブルセッティングは上品な色でまとめられていてクリスマスツリーもシックで大人のムードです

9年前に来た時はブルーの印象が強くて、惹き込まれた思い出があります
あの時は「ベルギーのクリスマス」でしたねこちらです。(クリックすると見られます)



オーストリアと言えば「ハプスブルグ家」 それらを感じさせる置物が目立ちました。

マリア・テレジアが被った王冠と肖像画でしょうか?ご近所仲間と行ったウィーンの宮殿を思い出します

この日、私は一眼レフカメラを持ってきましたので、ゆっくり撮影したかったのですが、
何せ「ワンゲル」は先を急ぎます

与えられた時間は25分、ザックから大きなカメラを取り出す余裕はありませんでした

北ヨーロッパの住宅にはサンルームが多い廊下のピクチャーズウインドウからは大銀杏が見えている

この館は大正末期に建てられた外国人住宅で、カトリック山手教会の司祭館として1991年まで使われていたそうです。

重要文化財「外交官の家」はアメリカ合衆国のクリスマス
ブラフ18番館のお隣の一段高い所に建っているのが「外交官の家」



1910年(明治43年)に明治政府の外交官内田定槌邸として
アメリカ人建築家J.Mガーディナーの設計で渋谷区南平台に建てられた木造2階建
塔屋付のアメリカ・ヴィクトリア様式だそうです。

10年前にこのイタリア山庭園に移築されオープンした国の重要文化財です。



赤を主体とした飾りつけでしたが、リビングは灯りが暗くて満足な画像は撮れませんでした。
プレゼントはクリスマスツリーの周りに飾るのが正統派なのでしょうか?



アメリカのクリスマスは一年で一番大切なファミリーイベント
遠く離れていても家族や親せきが一堂に集まるそうです。

メリーゴーランドにあるような木馬が・・・子供部屋の赤は明るい「赤」でした

アメリカのオレゴン州はクリスマスのシンボルであるモミの木の産地なので
館内はモミの木の飾りで溢れていました。



オレゴン州最大の都市「ポートランド」は100年以上前からローズフェスティバルが行われていた街
室内にバラがたくさん飾られていました

広い寝室にはトイレ&シャワールームが完備し窓辺にはくつろぎのコーナー、この余裕がうらやましいです

西洋館巡りはすべての場所でスリッパに履き替えねばならない。
私は5~6回目なのに、この日は紐を結ばねばならないスニーカーを履いていって失敗でした。

集合が遅くなり慌てて飛び出すと、ブログ仲間でもある山小屋さんが待っていてくれた



「イタリア庭園」を後にして「山手教会」を外から眺め、横浜屈指の高級住宅地の中を
「港の見える丘方面」に進むと南欧風の建物のベーリック・ホールが現れます。

「ベーリック・ホール」はフランスのクリスマス
フランスでは12月に入るとお楽しみのマルシャドノエルが街中で開催され、クリスマスムードいっぱいになります。



イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、第二次世界大戦前まで住宅として使用された後
昭和31(1956)年に遺族より宗教法人カトリック・マリア会に寄贈されました。

その後、平成12(2000)年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として
使用されていたそうです。



当館の今年のクリスマス飾りのコンセプトは「花と花器と水のハーモニー」



フランスらしくてとても「シック」で大人の雰囲気です。

ピアノが置いてあるホールにはクリスマスツリーが飾られているがそれに続くサンルームはいつもと変わりありません

子供部屋やゲストルーム、寝室や書斎などのある二階部分もクリスマス飾りは見られずちょっと物足りませんでした。
9年前はもっと多くの飾付がなされていましたので、興味のある方はこちらをご覧ください
お隣の「エリスマン邸」は建て直しをするのか?、取り壊されていて残念

私たちは綺麗な紅葉がまだまだ残る中を「外人墓地~港の見える公園~フランス山」と歩き
山下公園をカットして「元町中華街駅」からみなとみらい線を一駅だけ乗り、「日本大通り」で下車・・・

黄金色に輝く銀杏並木の中を横浜公園まで歩いて進み、最後は桜木町に出て
リーダーが懇意にしている「中華料理」のお店で忘年会でした。
年内に(その2)を紹介する予定ですが、果たして???

決断しなければならない問題が「山」ほどあり、覚悟しなければならない事も抱え
その上この12月は忘年会と称する集まりも多々あって
(もっともこちらは大いに気分転換になりましたが

大掃除やブログの更新もせねばと焦りますが・・・
家にいると疲れが出てしまい、炬燵に入ってうとうとする日々が多い

まずは年賀状作成を仕上げて、25~26日には投函したいと思います。



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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Naoさんへ (Pegasus)
2019-12-22 14:57:49
横浜山手西洋館巡りは、流石目の付け所が違いますね。 部屋の中はクリスマスの飾りで・・・。それぞれのお国の飾りをとらえ、それぞれ雰囲気の違いをとらえています。
 私もこの5月、港の見える丘公園、イングリッシュローズの庭、山手イタリア山庭園等を歩きました。(5/20ブログ)
 イングリッシュローズの庭でのバラの素晴らしさ、山手イタリア山庭園外交官の建物内のシックな雰囲気が印象に残っていますが、クリスマスの飾りが入ると雰囲気が変わりますね。
 横浜JR山手駅近くに家内の姉夫婦が住んでいますので、時々横浜の雰囲気を味わっていますが、いつ訪れても魅力ある街です。
 
 
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Unknown (山小屋)
2019-12-22 16:48:15
横浜山手西洋館・・・
ポイントをよく捉えてご紹介しています。
以前にも訪ねたことがあるようですが、もう
忘れてしまいました。
今回は忘年会が目的だったので、このあたりは
時間つぶしのようでした。
べーリック・ホールの外にあった手向山という
モミジが印象的でした。
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Unknown (恵那爺)
2019-12-23 05:46:19
孫が大きくなるにしたがって、頼られるのが少なくなって行くのが寂しいですね。

山手の西洋館の写真が美しいです。
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☆Pegasusさんへ (nao♪)
2019-12-23 18:59:53
いつも見守っていただきありがとうございます。
Pegasusさんは佐渡の親戚の従兄のような気がします。
おしゃれな街「元町」を含めて、イタリア山庭園の西洋館から山手教会~外人墓地~港の見える丘公園までのコースが
一番古い横浜が満喫できるコースだと思います。
港の見える丘公園のイギリス館のバラ園は昔から有名でした。
私も何度かこのブログで紹介していますが、3~4年前に大々的にリニューアルしましたね。
(Pegasusさんのイギリス館のイングリッシュガーデンの記事も拝見した覚えがあります)
この季節、バラは辛うじて秋バラが残っていましたが・・・
西洋館巡りはクリスマスの頃が一番お勧めです。
ご親戚がお近くにいらっしゃるなら是非クリスマス近くに尋ねて見てくださいね。
行くたびに新しい発見があります。

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Unknown (ローリングウエスト)
2019-12-23 20:19:25
黄葉のクリスマスを大満喫ですね!今年もついにあと一ケタの日数になっちゃいましたね!2019年に駆け巡った数多くの報道ネタから回顧レビュー、今年のRW一般記事はこれで最後になります。https://rolingwest.exblog.jp/30626649/
少し早いですが今年のラスト挨拶とさせて頂きます。また2020年になって新しい年のご挨拶を交わさせて頂きます。よいお年を~!
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☆山小屋さんへ (nao♪)
2019-12-23 21:24:04
山小屋さんに教えて頂いた手向山という名のモミジ、初めて知りました。
ベーリックホールの建物を撮った画像にバッチリと写っています。
山小屋さんにとっては「暇つぶし」の西洋館巡りでしたか・・・?
我々女子はいくつになってもクリスマス大好きですから楽しかったですよ。
お腹がすいてようやくたどり着いた「忘年会」、色々ハプニングがありましたね。
私にとっての今回の収穫は、横浜市役所の新庁舎です。
大山の新年会はもっか迷っています

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☆恵那爺さんへ (nao♪)
2019-12-23 23:16:01
本当に孫も大きくなると私の出番は殆ど必要なくなりました。
来春はお兄ちゃん孫が受験ですから、息子一家はピリピリモードでです。
ば~ばはただただ邪魔しないように、息子一家に迷惑かけないように自分の世界で楽しんでいますよ。
時々昔のマイブログの記事を読み懐かしがっています。
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Unknown (あざみ)
2019-12-24 11:09:55
「トイザラス」懐かしいです。
プレゼントは、私もいつも同行してお財布だけが役に立っていました。今はトイザラス余り聞きませんが無くなったのですか。
西洋館めぐりして各お国のクリスマス飾りを見られて
良かったですね。
私が中華街の次に行きたかった場所でしたが、とにかく足が痛かったのですnaoさんにお気遣い頂いた通りで省略して良かったのです。

神戸にも異人館があり、華やかに同じような飾りつけがされています。

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Unknown (tona)
2019-12-25 09:38:58
nao♪さん、いつものことですが、写真がとてもきれいです!さすが勉強されてアングルなど色々あるのですが、鮮明に撮れていて素敵です。
見とれました。
ここは20年以上前に3ヶ所行ったことがあるのですが、イタリアしか記憶にありません。
クリスマスの頃に行くのがベストなのですね。
楽しいお仲間との忘年会でパーっと発散、いいですね。
私も今日年賀状を出しに出かけます。

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お忙しそう!! (写楽爺)
2019-12-25 10:33:31
こんにちは、ご無沙汰しています。
アッと言う間に令和元年も終わりですね、この時期になってもアチコチとお忙しい様で頼もしくさえ感じます。

11月に弘前で大学に通う孫からメールが有り、11月は私の誕生日なので何か送りたいけど何が良いかと聞いてきました。
11月はその孫の誕生月でもあってのですが忘れてしまっていて、謝る事になりました。
ATMでもせがまれる方が良いですよ。

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