今日も朝から鬱陶しい雨が降っています。
台風13号の影響でしょうか?秋雨前線がべったりと貼り付いているようですね。
こんな日は、あの中欧旅行で見てきたボヘミアの夏の景色を思い出しながら、スメタナの「わが祖国」に聞き入っています。
上の写真はチェコの古都「チェスキー・クルムロフ」を流れる「ヴァルタヴァ(モルダウ)河」です。
プラハでは悠然と流れる大河でしたが、ここでのモルダウはボヘミアの村の中を流れる”故郷の川”という趣ですね。
連作交響詩《わが祖国》全6曲はチェコの作曲家ベルドルジヒ・スメタナ(1824~84)が1879年に完成させました。
チェコのすべてを知り尽くし、祖国を愛してやまなかったスメタナが、その思いのたけを音楽で表現した作品です。
この中の第二曲が、最も有名な「モルダウ」ですね
さて・・・
私たちは、「チェスキー・クルムロフ」を後にして、一路オーストリアのウィーンに向かいました。
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こちらがチェコとオーストリアの国境検問所です。
ここからはカメラは禁止!
一昔前は大変な思いをして通過したというこの国境も、今では運転手さんが書類を示しパスポートを見せるだけ、私たちはノーチェックでした。
30m位の緩衝地帯を通り、オーストリアに入国したとたん、明るい明るい風景が広がっていました。
添乗員さんが日本から持ってきてバスの中で流してくれていたミュージックテープの音楽が、モルダウからウィンナーワルツに変わりました
村の中の教会も学校も大きくて、立派で・・・
人々が住んでいる家々も、古い建物ばかりが目立ったチェコの農村風景とは違ったものでした。
オーストリアはヨーロッパのほぼ中央に横たわり、山々や丘、湖沼、川など豊かな自然に恵まれた国です。
水もアルプスの雪解け水が飲めるとか・・・
小麦やジャガイモ畑が続いていました。
4時間かけて、やっと到着したウィーンの街、車窓からの風景をしばし眺めてみたいと思います。
運転手さんがウィーンには不慣れなのか?
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり・・・
Uターンの繰り返しで、中々夕食のお店にたどり着けません。
お陰で、思わぬ風景も見ることができましたわ。
こちらはユダヤ系ロシア人のフンデルトヴァッサー設計の焼却炉。
鮮やかで奇抜な色使いと曲面の多用により、現代のガウディーと呼ばれた画家兼建築家の、ユニークなアパートも有名らしい・・・
ドナウです
市内を流れるのはドナウ運河ですが・・・それでも感激しますね。
芸術の都、音楽の都、ウィーンは夏の明るい色彩にあふれていました。
私も8月上旬、日本旅行のツアーで中欧を旅行しました。
出発前に、写真も文章もすばらしい貴ブログを見つけ、イメージを膨らませて旅に出る事ができました。
お陰さまで内容の濃い楽しい旅となりました。
私も、旅行記(写真を並べただけで旅行記と呼べる代物ではありませんが)をアップしておりますので、お暇な時に覗いてください。
naoママさんの、中欧紀行続編も楽しませていただきます。
いろいろな写真で、楽しませていただきました。
珍しい写真は、いいものですね。
このようなコメントをいただけると、とても嬉しいものです。
ありがとうございます。
この旅行紀行、長い中断を作ってしまって申し訳ございませんでした。
待っていてくださった方がいらっしゃると思うと、これからの励みになります。頑張りますね。
kiteさんも日本旅行のツァーでしたか?
さっそくブログを拝見させていただきました。
すごい写真の数にビックリしました。
あれだけ載せられたら、文章は要りませんね。
私は写真に自信がないので、説明文でカバーしているんですよ
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
チェコも今では欧州連合に加入していますが、旧西側陣営に比べると、経済的にはまだまだ追いつかない部分があるのでしょうね。
国境を越えたとたんの変化には、さすがにビックリしました。
CDジャケットで判断つかず、御免なさい。
この指揮者とチェコ・フィルハーモニー管弦楽団ほど、評判の上がり下がりの激しいものはないと思われます。
それにしても、naoママさんは晴れ女ですね。
どの写真も好天に恵まれているようで、キレイなものばかり、今後も楽しみです。
また復活してうれしいです。
なにしろ景色がもう抜群 それもいつもきれいな青空と一緒なのでなおさらです。
村の家の素朴な感じ 惹かれます。
オーストリアの町並みも宮殿もどこをとっても音楽が聞こえてきそうです。
いつもすてきなものがたりありがとうございます。
ボートでのんびりしてみたいです。
オーストリアは車窓の風景も綺麗ですが、町も清潔感がありますね。
1975年の2月と3月の録音盤でした。
スメタナなら、地元の”チェコフィルハーモニー”だろうと勝手に判断しました。
そんなに評価の乱高下が激しいのですか・・・?
知りませんでした。
新星堂に予約したら、丁度新しいのがこれから出ますと言う事で、深く調べもしないで申し込みました。
主人はモルダウだけが入っていて、クラッシクの有名な曲が収められているガロ的なCDを勧めてくれたけど、私は「わが祖国」完全盤にこだわりました。
家の中、車の中でも聞きまくっています。
第一曲の「ヴィシェフラト」(高い城)もメリハリが効いた曲で、良いですね~~~
中欧旅行記、止めたわけではないのですが・・・
夏の高山植物に感激したものですから、そちらが優先となってしまいました。
9月はあまり行事もないので、復活です。
私たち夫婦は、本当に晴れ人間なんですよ。
ご近所仲間も同じで、5回一緒に海外に行って(延べ40日)、傘をさしたのは、サンプトペテルブルグでの15分だけだったと思います。
この中欧旅行はが多すぎて、暑かった~、という印象です。
モルダウはドイツ語で、チェコ語で言うと「ヴァルタヴァ川」なんでうが、私たちにはモルダウの方が馴染みがありますね。
今でもこの川の写真を見ると、アノ音楽が流れてきてしまいます。
ウイーンとこの後に行くハンガリーはドナウ川なんですよ。
アジア圏と違って、西欧文化圏の国々は、どこもゴミなどはあまり見当たりませんね。文化の違いなんでしょうか・・・?