ツツジやチューリップなどの春の花々もいっせいに咲きだしました。
街中のソメイヨシノは終わりましたが、周辺の山々では山桜が見られる季節です
親族の葬儀と法要が続く日々にすっかり気持ちが滅入ったので・・・
山仲間のYさんを誘って、2人のスケジュールが唯一合った4月16日
高尾山に行ってきました。
4月16日(水)・高尾山口から「高尾山」頂上(599m)~モミジ台へ
京王線の「高尾山口」駅を出ると、萌黄色の新緑が眩しいばかりに輝いていました
オレンジ色の花が咲いている新緑の「モミジ」と、白い「大島さくら」が、目の前で絡み合っていました。
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この日は朝から気温が上がり、Tシャツ一枚でも十分な感じです。
身支度を整え、9時40分過ぎにケーブルカー「清滝駅」の向かって左手にある
「稲荷山コース」の登山道をスタートしました。
何度も登っている春の高尾山
前日ネットで調べて「稲荷山コースから高尾山頂上・モミジ台・一丁平・城山の山桜が見ごろ」と
記されていたのを見てルートはすぐに決まりました。
小さなお子様でも登れる「高尾山」ですが、このコースが一番山登りの雰囲気が味わえます。
2人とも半年ぶりのハイキングで、足に自信がなかったのですが・・・
ピンクのミツバツツジが出迎えてくれて「うわぁ~、素敵」と
出だしからテンションが上がりました
芽吹きだした新緑に混じる山桜の薄いピンクが素晴らしい・・・
前回二人で歩いたのは父が最初の入院をした11月、我が家近くの「武山~三浦富士」でしたねこちらです。
新年会も雪で中止となったから、およそ半年ぶりの再会に会話も弾みます。
のんびり登っていきました。
およそ40分で「展望台」に到着しましたが、春霞で眺望はイマイチです
このコース唯一のこの東屋もトイレも老朽化により建て直しとかで、使用禁止でした。
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他にも色鮮やかな「ヤマブキの花」があちこちに見られました。
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山ガールや山ボーイたちに追い抜かれ、たまにシニアを追い越して・・・
11時20分、高尾山頂上に到着しました。
残念ながら富士山は見えません。
人の多い頂上のビジターセンター周辺は避けて、階段を下りモミジ台・一丁平方面に向かいます。
ここから「城山」までの桜が見事なのです
茶屋の前に立つ見事な「オオヤマサクラ」は今年も満開を迎えていました。
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勝手知ったる「高尾山」・・・
迷う心配もありませんので、のんびり食べ歩きとお喋りを楽しみましょう。
モミジ台のこのお茶屋さんの裏には見事な「三ツ葉ツツジ」の群落がありました。
桜吹雪と新緑と、そしてピンクの「三ツ葉ツツジ」の競演が絵になる風情で
しばし立ち去りがたかったです。
高尾山頂上から、一丁平を経て目的地の「城山」まで続く「サクラロード」です。
モミジ台周辺ではお花見を楽しむ人々で賑わっていました。
お花と同時に葉も芽吹く山桜は、ソメイヨシノに比べると地味ですが
楚々とした奥ゆかしい美しさが感じられますね。
どこまでも続く桜のトンネルの中を歩いていきました。
本当に久しぶりのハイキングでした。
友と語りながらのんびり新緑とサクラ、そしてミツバツツジを楽しみ、
心身ともに癒されましたが・・・
この翌日の17日は主人の弟のお見舞いで都心の病院まで出かけました。
私と同じ年齢の義弟は今週初めに、8時間にも及ぶ心臓の手術をしたのです。
結局彼は先日亡くなった姉の夫の葬儀には出られませんでした。
幸い手術は成功したようですが、まだICUに入っていて予断はできません。
相変わらず落ち着かない日々が続いている我が家です