花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

春爛漫の「高尾山」・その1

2014年04月18日 | 山シリーズ
「春に三日の晴れ間なし」と言われていますが、このところ晴天が続き
ツツジやチューリップなどの春の花々もいっせいに咲きだしました。

街中のソメイヨシノは終わりましたが、周辺の山々では山桜が見られる季節です

親族の葬儀と法要が続く日々にすっかり気持ちが滅入ったので・・・
山仲間のYさんを誘って、2人のスケジュールが唯一合った4月16日
高尾山に行ってきました。

4月16日(水)・高尾山口から「高尾山」頂上(599m)~モミジ台へ
京王線の「高尾山口」駅を出ると、萌黄色の新緑が眩しいばかりに輝いていました


オレンジ色の花が咲いている新緑の「モミジ」と、白い「大島さくら」が、目の前で絡み合っていました。

見覚えのある、駅前の枝垂れ桜も満開今回は「稲荷山コース」を登ります。


この日は朝から気温が上がり、Tシャツ一枚でも十分な感じです。
身支度を整え、9時40分過ぎにケーブルカー「清滝駅」の向かって左手にある
「稲荷山コース」の登山道をスタートしました。

何度も登っている春の高尾山
前日ネットで調べて「稲荷山コースから高尾山頂上・モミジ台・一丁平・城山の山桜が見ごろ」と
記されていたのを見てルートはすぐに決まりました。


小さなお子様でも登れる「高尾山」ですが、このコースが一番山登りの雰囲気が味わえます。

2人とも半年ぶりのハイキングで、足に自信がなかったのですが・・・
ピンクのミツバツツジが出迎えてくれて「うわぁ~、素敵」と
出だしからテンションが上がりました


芽吹きだした新緑に混じる山桜の薄いピンクが素晴らしい・・・

前回二人で歩いたのは父が最初の入院をした11月、我が家近くの「武山~三浦富士」でしたねこちらです。
新年会も雪で中止となったから、およそ半年ぶりの再会に会話も弾みます。


のんびり登っていきました。
およそ40分で「展望台」に到着しましたが、春霞で眺望はイマイチです

このコース唯一のこの東屋もトイレも老朽化により建て直しとかで、使用禁止でした。

春の高尾山はスミレの宝庫ですでも詳しい名前が分かりません


他にも色鮮やかな「ヤマブキの花」があちこちに見られました。

新緑の中、気持ちの良い登山道が続きます。最後に心臓破りの階段が現れて・・・




山ガールや山ボーイたちに追い抜かれ、たまにシニアを追い越して・・・
11時20分、高尾山頂上に到着しました。


残念ながら富士山は見えません。


人の多い頂上のビジターセンター周辺は避けて、階段を下りモミジ台・一丁平方面に向かいます。
ここから「城山」までの桜が見事なのです


茶屋の前に立つ見事な「オオヤマサクラ」は今年も満開を迎えていました。

そろそろお腹もすきましたここでお蕎麦を食べていくことにします


勝手知ったる「高尾山」・・・
迷う心配もありませんので、のんびり食べ歩きとお喋りを楽しみましょう。


モミジ台のこのお茶屋さんの裏には見事な「三ツ葉ツツジ」の群落がありました。


桜吹雪と新緑と、そしてピンクの「三ツ葉ツツジ」の競演が絵になる風情で
しばし立ち去りがたかったです。


高尾山頂上から、一丁平を経て目的地の「城山」まで続く「サクラロード」です。


モミジ台周辺ではお花見を楽しむ人々で賑わっていました。


お花と同時に葉も芽吹く山桜は、ソメイヨシノに比べると地味ですが
楚々とした奥ゆかしい美しさが感じられますね。


どこまでも続く桜のトンネルの中を歩いていきました。


本当に久しぶりのハイキングでした。
友と語りながらのんびり新緑とサクラ、そしてミツバツツジを楽しみ、
心身ともに癒されましたが・・・

この翌日の17日は主人の弟のお見舞いで都心の病院まで出かけました。

私と同じ年齢の義弟は今週初めに、8時間にも及ぶ心臓の手術をしたのです。
結局彼は先日亡くなった姉の夫の葬儀には出られませんでした。

幸い手術は成功したようですが、まだICUに入っていて予断はできません。
相変わらず落ち着かない日々が続いている我が家です


コメント (28)
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