花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

春爛漫の「高尾山」・その2

2014年04月22日 | 山シリーズ
晴天が続いたと思ったら、今度は寒くて不安定な空模様が続きます。
午前中は晴れていたので洗濯物をたくさん干したら、
午後は一転雨になり、ちょっと油断して取り込むのが遅くなり濡れてしまった

嗚呼~

さて、高尾山ハイキングの続きをUPします。

4月16日(水)・一丁平をへて「小仏城山」へ
高尾山頂上直下のモミジ台のお茶屋さんでお蕎麦を食べ、山桜やミツバツツジが咲き乱れる中
Yさんと私はお隣の「城山」を目指しました。

マップタイムはモミジ台からおよそ1時間。


山肌は芽吹きだしたばかりの淡い新緑の中に桜のピンクと針葉樹の濃い緑が混じり、
城山まで続く桜ロードになっていて、二人で歓声をあげました

(ネット「初心者の登山入門」さんからお借りしました)

高尾山の山頂から陣馬山へと続く西のエリアは「奥高尾」と呼ばれ、
山頂から山頂へと登山を楽しめる「縦走路」となっています。

登山道も多くてアクセスも良いのが特長急登には巻き道もありました。


一丁平に向かう巻き道のミツバツツジが見事だったので、導かれるようにそちらに行きました。


山桜とミツバツツジの競演が素晴らしい
春には何度も歩いている所ですが、満開のミツバツツジの群生をこんなに見たのは初めてです。


このコースの特徴は、色とりどりの四季を楽しめること・・・
4月の中旬にはもみじ台から一丁平にかけ千本桜と呼ばれるほどの桜並木を楽しめますし、
秋にはもみじ台の紅葉が見事です。

三つ葉ツツジの濃いピンクが目立ちます足元には可愛いエイザンスミレが


1時半頃、一丁平にようやく到着、モミジ台から30分程度で行ける距離を
花々を楽しみながら倍の時間をかけて来た事になります


ここで我々も一休み。

この冬の大雪の影響でしょうか?
枝が折れた木や、横に倒れかかった桜が目立ちました


一丁平にはたくさんのベンチとテーブル、トイレもあるので休憩するには最適で
特に春は桜に囲まれ、お花見にも丁度良い場所ですね

展望台からは富士山や丹沢の開放的な眺めを楽しむ事ができますが、
この日は生憎の春霞で何も見えませんでした。


ノートとペンを抱えながら歩く若い団体とすれ違い、声をかけたら「林野庁の新人さんたち」の研修会とか・・・
様々な方面の力が集結して、貴重な森が守られているのでしょうね。
期待していますよ~


2時15分に「小仏城山」(670m)に着きました。一丁平からはおよそ30分の行程です。
標識の後ろに見えている山が「高尾山」


城山頂上のお茶屋さんのベンチやテーブルが倍に増えていて驚きました。


城山の頂上にはお花畑があります。
人工的と言えばそれまでですが、桜をバックに水仙や雪柳、桃が綺麗に咲いて桃源郷のような所です。

桜の下で定番のナメコ汁を持参したおにぎりと一緒にいただきました。


お腹はあまり空いていませんでしたが、ここのナメコ汁は外せません


3年前のGWに来た時は鮮やかな花モモに見送られ、こちらを下って「相模湖」に出ましたが
駅までのコンクリート道路が長くて腰を痛めましたこちらです。

今回は小仏峠から下り「小仏バス停」に出ることにしました。

途中60代の女性が、70代後半の女性を抱えるようにして歩いていました。
「大丈夫ですか?膝用のサポーターなら持っていますよ」と声をかけたら

「大丈夫です。どこも痛い所はないのですが足に力が入らなくて」と・・・
「脱水症が怖いので、水分を十分に摂ってくださいね」と伝えました。

「私たちは下のベンチで休みますから、どうぞ先に行って下さい」と強く遠慮され、仕方なく追い越しましたが、
気になってお二人が小仏峠のベンチに無事到着するのを確認してから下りました。

他にも数名登山者が休んでいましたし・・・
午後3時を大分過ぎていて、私たちも急ぐことにします

登山道のあちこちで見られた「ヤマブキ」こちらはミヤマキケマンでしょうか?


峠から北に向かう小仏のバス停までは2.8㎞、急坂で桜ももう見当たりません。
その代り足元の山野草が楽しめました。

二輪草がたくさん咲いていましたこちらはヨゴレネコノメソウのようです


3時50分、ようやく「小仏バス停」に到着しました。
バスは10分前に出たばかりで、50分待つことになります(土日は1時間に2本出ていますが、平日は1本

「タクシー呼びたいね」と呟いたら、前にいた2人の山ガールが
「ご一緒させてください」と振り向きました。

「電話番号は地図に載っているかしら?」と、Yさんが地図を広げたら
山ガールはスマホですぐに検索、そのままあっという間にTELして予約
「ハヤッ

10分後にタクシーが来て、JR高尾駅まで2170円、一人500円ちょっとで楽できました
私はまだ持っていないけど、スマホはとっても便利そう・・・

会社の仲間10人で高尾山から陣馬山まで歩く予定が、二人のうちの一人が足がつり出したので
もう一人が付き添って、エスケープルートとして小仏に下ったとか・・・

初心者向きの山でも、我が身に何が起こるかわかりません。侮ってはいけませんね。

地図や雨具、暖房着は必需品
いざという時用のサポーターやテーピング用のテープもザックに入れておくとベター。
登山靴の靴底がはがれた時にも役立ちました。

高尾で温泉に入っていくという山ガールに「足がつった時に飲むとすぐ効く漢方薬が売っているわよ」
と教えてあげましたが、この日は私も持参していませんでした。

やはり「足慣らしの高尾山」と軽く考えていましたわ
でもたくさん、たくさん歩きましたよ。

このハイキングの模様を簡単にデジブックにまとめました(画像は33枚)
ダブっている写真も多々ありますが、興味とお時間のある方は大型の画面でご覧下さい。


デジブック 『春爛漫の「高尾山」』


一眼レフカメラの調子が悪くて目下修理に出しています。

古いカメラと軽い標準レンズを持参しましたが、
55mmでは迫力ある画像が撮れませんでした



コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする