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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

北アルプス「雪倉岳」のタカネバラ

2005年08月18日 | 花シリーズ
旧盆が過ぎると、急に秋の気配が感じられるようになりますね。
ちょっと淋しい
ハー君たちと「軽井沢夏旅行」もしたし、Yさんと「乗鞍岳」も行った---
でもでも「真夏のメイン・トレッキングをしていな~い」

相変わらず、週に3日は「キッチンnaoママ」の賄いおばさんをしています。
その為には、山のような買い物があるし---トホホホの日々ですわ。

先日、主人はいつもの助手とご近所のお宅のお庭の剪定をしたのですが、
そこのご夫妻が「山登り」が趣味
前回、このブログにUPした「赤石~荒川三山」はこのFご夫妻が行って大感激し、
是非にと勧められて、我々も行った経緯があります。

「今年は白馬から雪倉~朝日と歩いたらしい。綺麗な写真をたくさん見せてもら
った。俺も絶対に行くぞ~~」と言いながら主人は食事に戻ってきました。
「私、そのコース行ってるわ」「そっか、知らなかった」「ちゃんと言ったのに、
女房が行く所は全然興味ないのね」とアルバムを見せたら「じゃあ今度連れて
行ってくれ」---だって
助手の後輩さんも「山好き人間」、しばし山談義に花が咲きました。

この「白馬~雪倉~朝日」は3年前の夏、いつもの山仲間と縦走し、お花畑の
素晴らしさに感激し体力の衰えを実感させられた私にとっては
忘れられない「山旅」なんです。
 一日目は、栂池から
 白馬大池経由で白馬
 頂上へ---
 8時間かけて,やっとこさ
 「白馬山荘」に到着した時
 は、3人ともヘロヘロ状態。
 翌日の白馬から雪倉を越
 えて朝日小屋まで行く
 コースも自信がないまま、
 出発したのです。
 
お天気にも恵まれて、次次に現れるお花畑も素晴らしく我々の足取りも、次第に軽くなってきました。

この写真は、白馬岳を下って三国境から雪倉~朝日に向かうコースに入り、3時間、
「雪倉避難小屋」で休憩してから、いよいよ雪倉岳の登りで写したものです。
「旭岳」が綺麗に見えています。この左手には「白馬岳」も望めました。

30分頑張ると、2611m
の雪倉岳の頂上です。
頂上の手前に、真っ赤な
「タカネバラ」が咲いて
いました。
山でこの花を見たのは初
めてで、心臓パクパクの
苦しい中、頑張って写真
に撮りました。

このコースは本当にお花の種類が多くて、チンクルマやイチゲ、キンバイは
モチロンの事、紫や白のシャジンもたくさん咲いていました。

雪倉岳の頂上からは、これから向かう「朝日岳」の丸い山並みが正面に
見えていましたが、まだまだ遠い道のりだわ

でも下りも又素晴らしいお花畑が続いて、疲れを忘れさせてくれました。
シモツケ草にマツムシ草、そして何と言ってもビックリしたのは、シロウマ
アサツキの群落、白馬岳ではあまり見られなくなったお花です。

女3人、元気な歓声を上げていたのもこの辺までで、水平道分岐からの
登りは、足も重くて心臓も飛び出しそう辛くて声も出ませんでした。

2時間かけてやっと「朝日岳」の頂上---思わず3人でバンザ~イです。
白馬山荘を出発してから、9時間を費やしていました。
コメント (4)
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