即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

もうマスの時代じゃない

2011年10月04日 00時34分01秒 | スポーツ
今日は久々に相撲の話。

批判的なことばかりだけど、過去、こんなに書いてますね。

われいまだ木鶏たりえず
根本的な体質
横綱の品格
責任のとり方
規格外
兵法戦術
世間との認識のズレ
組織の感性
切れない縁
切れない縁・その2
投了勧告
投了勧告・その2
《相撲》の本質的なあり方
米長理論は世界標準に

こんなに書いてるってことは、実は好きなんじゃない?って思ってしまう。
でも、昔は興奮して見ていたけど、もうあまり興奮しない。
プロレスもそう。昔は3度のメシよりも将棋よりも好きだった。
東スポ、毎日買ってたもん。

ってなことで、先日、高校時代の友達に誘われて夫婦4人で相撲観戦に行きました。

いろいろあったのでガラガラなのかと思ったけど、さすがに週末だったので満員御礼。
琴奨菊の大関昇進がかかってるとかそういうこともあったのかもしれない。
これは着いたばかりの頃、3時半過ぎくらい。

そしてどんどんお客さんが入って満員に。


相撲に行くのは20年ぶりくらいかな。もう覚えてない。
まずお茶屋に行ってお弁当などをもらい、お酒や飲み物を頼んでマス席に。
靴を脱ぎ、狭苦しいスペースに無理やり4人で座る。
それだけでも窮屈。
もとより腰痛持ちだし、座敷に長時間というのは苦手中の苦手。

荷物を置くところもなく、普通に4人座るだけできついというのに、
焼き鳥、枝豆、弁当、ビール瓶、紙コップ、焼酎ボトル、氷と水のセット、おしぼりに箸。
これってどこにどう置けばいいの?
いやもう大変。
紙コップしか置けないスペースに置いたビールの入った紙コップ。
これはこぼさない方がおかしいくらい。
こんなとこでこぼしちゃったりしたらどうすんだろ?
服も座布団もぬれちゃったっていう悲劇が各地で起こってるんじゃないだろうか。

となりは巨漢の外人が4人。
これはもうギブアップだ。
優雅に相撲を観てる場合じゃない。

贔屓の力士に対する真剣な応援の掛け声など、場の雰囲気は楽しめたけど、何をやっても息苦しい感じは最後までずっと。

そして、帰りにもらうお土産がまた豪華というかすご過ぎ。

これは最初にもらって席で食べる分。結局1人前も全部食べ切れなかったので、1人前分はお持ち帰り。

そしてこれがほんとのお土産。

重いし、遠くの人なんか持って帰るの辛いよ、これは。
一緒に行った友人も、前回は親を連れてきたらしいけど、持って帰れないから宅急便にしたとのこと。
ありがた迷惑。
すっかりご馳走になりたくさんのお土産までもらったというのに、腰も痛くなったし、荷物は重いし、伝統文化はちと辛かった。

もうマスの時代じゃないんでしょうね。

八百長その他いろいろあったし、体質の問題が問われているけど、若い人や外人のことも考えたら、この観戦環境はいかがなものか。

マス席で胡坐で、焼き鳥でお酒。
気軽にゆっくり楽しめるような環境を作ってあげないと、将来は辛いんじゃないのでしょうか?

伝統文化に胡坐をかかないってことですね。
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