とりあえずアウトプットすることが大事と思った事もあり、まとまってないけど書くことにします。
(ずいぶん前の)川島さんのグローバル化(的なシコウ)を。に関連した記事。
(いや、あんまり関係ないかな?)
ボーダーレス化、グローバル化、情報化、していく中で、
ここ何年もいつも考えているのは、日本とは?
日本の良さとは?ということ。
そして、折りしも、棋聖就位式で、羽生はこんなことを言っていた。
『能や歌舞伎などと同じ、長い歴史のある日本文化のひとつとしての将棋。
そこには共通する何かがあるのではないか。
今、それを見直そう、再発見しようという流れを感じている。
自分は棋士なので、将棋を指す事を通じてそういうものを表現したいと思って
いる。』
そんなこともあり、
日本は、諸外国のどういう良さを取り入れ、どういうことは受け入れないか、
逆にどのような日本的な文化や情報やノウハウを世界に発信したり、固執したり、誇示したりするのか。
まず、身近なところから。
いかにも日本的な光景の1シーン。
いつもの飲み屋に、会社帰りのサラリーマンたちがぞろぞろ。
『あら、いらっしゃいませ。暑かったですねえ、どうぞどうぞ。』
飲み屋の女将が出迎える。奥の座敷に案内する。
おしぼりが出る。
『とりあえず、ビール。適当に持ってきて。』
冷えたビールをグラスに注いで、酒宴が始まる。
こういうのって、ほんと、ほほえましい光景です。
いかにも日本的な正しいサラリーマン、おとーさんたちの世界。
しかし、「グローバル最適化」と「効率化」「セリングポイント」という視点に立つようになる。
当然のように、オーダー端末になり、外人の店員になってくる。
『適当に。』でわかる環境。風土。バックグラウンド。
同一文化。同一言語。同一民族。同一気質。
グローバル化すれば、『適当に。』と言ってもわからない。通用しない。
5人だから、3本くらいでいいとか、10人だから、5本くらいかな、と所謂気を利かして判断するということができなくなる。
『3本でいいですか?』
『いいよいいよ、3本でも4本でも持ってきて。』
『はい、3本ですか?4本ですか?』
『どっちでもいいから早く持ってきてよ。』
まあ、こんなことは大した問題ではないかもしれないけど、どんどん悪い意味でのアメリカ型契約社会、訴訟社会が進んでいくと、なあなあではすまない。
『4本お持ちしますけど、いいですね?』
といちいち確認しないといけない。
確認しておかないと、払ってもらえないかもしれない。
えらいトラブルになる。損害賠償とか、名誉毀損とかになる。
曖昧なこと、言わずもがなのこと。
ツーカーなこと、雰囲気から伝わること。
言わなくても通じること、目と目で通じ合う♪(工藤静香)こと。
全部をきちんと言うことのダサさ。
うっとうしさ。無粋。野暮。
粋。
美意識。
わび・さび。
何が一番心地よいか、と聞かれたら、
『ビール適当に持ってきて。』って言いたい。
曖昧、甘え、なあなあ。
いかにも日本的な旧来の陋習。
3本とも4本とも言いたくない。
『いや、すぐ飲んじゃうから5本にしようよ。』とかいう奴がいたら、面倒でしょ、そういうの。
リラックスしたいために飲んでるんだから。
責任回避。トラブルからの逃避。
そんな小さなこと、店に任せたい。誰かに振りたい。
もちろん5本持ってきたとしても、ちゃんと、飲むし、払うよ。
僕としては、こういう(地域)社会を望むわけだけど、
日本は、日本人は、どういう社会を理想とするのか。希望するのか。
幸せって、なんだろうか。
どんどん近代化、ボーダレス化、国際化の社会になっていけば、
イコールマニュアル化、システム化、標準化、効率化、水平展開、
という流れになり、
こういう理想は、それに逆らって、鎖国状況を作りたいとする一種の反乱のようにも思える。
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たとえ、今はドメスティック(国内)な広告商売であろうとも、
グローバル化の<シコウ>が欠かせないと痛感しました。
<嗜好、思考、指向、志向、試行、施行>!
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川島さーん、まとまんなくなってきたよ。どーしよう?
(ずいぶん前の)川島さんのグローバル化(的なシコウ)を。に関連した記事。
(いや、あんまり関係ないかな?)
ボーダーレス化、グローバル化、情報化、していく中で、
ここ何年もいつも考えているのは、日本とは?
日本の良さとは?ということ。
そして、折りしも、棋聖就位式で、羽生はこんなことを言っていた。
『能や歌舞伎などと同じ、長い歴史のある日本文化のひとつとしての将棋。
そこには共通する何かがあるのではないか。
今、それを見直そう、再発見しようという流れを感じている。
自分は棋士なので、将棋を指す事を通じてそういうものを表現したいと思って
いる。』
そんなこともあり、
日本は、諸外国のどういう良さを取り入れ、どういうことは受け入れないか、
逆にどのような日本的な文化や情報やノウハウを世界に発信したり、固執したり、誇示したりするのか。
まず、身近なところから。
いかにも日本的な光景の1シーン。
いつもの飲み屋に、会社帰りのサラリーマンたちがぞろぞろ。
『あら、いらっしゃいませ。暑かったですねえ、どうぞどうぞ。』
飲み屋の女将が出迎える。奥の座敷に案内する。
おしぼりが出る。
『とりあえず、ビール。適当に持ってきて。』
冷えたビールをグラスに注いで、酒宴が始まる。
こういうのって、ほんと、ほほえましい光景です。
いかにも日本的な正しいサラリーマン、おとーさんたちの世界。
しかし、「グローバル最適化」と「効率化」「セリングポイント」という視点に立つようになる。
当然のように、オーダー端末になり、外人の店員になってくる。
『適当に。』でわかる環境。風土。バックグラウンド。
同一文化。同一言語。同一民族。同一気質。
グローバル化すれば、『適当に。』と言ってもわからない。通用しない。
5人だから、3本くらいでいいとか、10人だから、5本くらいかな、と所謂気を利かして判断するということができなくなる。
『3本でいいですか?』
『いいよいいよ、3本でも4本でも持ってきて。』
『はい、3本ですか?4本ですか?』
『どっちでもいいから早く持ってきてよ。』
まあ、こんなことは大した問題ではないかもしれないけど、どんどん悪い意味でのアメリカ型契約社会、訴訟社会が進んでいくと、なあなあではすまない。
『4本お持ちしますけど、いいですね?』
といちいち確認しないといけない。
確認しておかないと、払ってもらえないかもしれない。
えらいトラブルになる。損害賠償とか、名誉毀損とかになる。
曖昧なこと、言わずもがなのこと。
ツーカーなこと、雰囲気から伝わること。
言わなくても通じること、目と目で通じ合う♪(工藤静香)こと。
全部をきちんと言うことのダサさ。
うっとうしさ。無粋。野暮。
粋。
美意識。
わび・さび。
何が一番心地よいか、と聞かれたら、
『ビール適当に持ってきて。』って言いたい。
曖昧、甘え、なあなあ。
いかにも日本的な旧来の陋習。
3本とも4本とも言いたくない。
『いや、すぐ飲んじゃうから5本にしようよ。』とかいう奴がいたら、面倒でしょ、そういうの。
リラックスしたいために飲んでるんだから。
責任回避。トラブルからの逃避。
そんな小さなこと、店に任せたい。誰かに振りたい。
もちろん5本持ってきたとしても、ちゃんと、飲むし、払うよ。
僕としては、こういう(地域)社会を望むわけだけど、
日本は、日本人は、どういう社会を理想とするのか。希望するのか。
幸せって、なんだろうか。
どんどん近代化、ボーダレス化、国際化の社会になっていけば、
イコールマニュアル化、システム化、標準化、効率化、水平展開、
という流れになり、
こういう理想は、それに逆らって、鎖国状況を作りたいとする一種の反乱のようにも思える。
-------------------------------------------
たとえ、今はドメスティック(国内)な広告商売であろうとも、
グローバル化の<シコウ>が欠かせないと痛感しました。
<嗜好、思考、指向、志向、試行、施行>!
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川島さーん、まとまんなくなってきたよ。どーしよう?
ではなく(汗)。
またまた、いっきに掘り下げる「nanaponさん」の探求心。
これ、凄いテーマですよー。
うーむ、私は「日本人はもっとグローバル言語:
英語を中心とした意思疎通と思考法」を
学ぶべきだと思っています。
でも、その上で「ほーら、これいいだろう。
あなたの所にはこういうものないでしょう:
日本(人)の思想や文化物」を示したい。
示す力や、聞いてもらえる力を付けたい。
「グローバル化」と言いながら、あまりに日本が
「かやの外」なのが気になるのです。
(きりがないので)
この続きは、ビールでも飲みながら!!
>よしっ、あとは引き受けた!
あー、よかった。さーすがああ。
>ではなく(汗)。
あらっ?
>私は「日本人はもっとグローバル言語:英語を中心とした意思疎通と思考法」を学ぶべきだと思っています。
でも、その上で「ほーら、これいいだろう。
あなたの所にはこういうものないでしょう:
日本(人)の思想や文化物」を示したい。
示す力や、聞いてもらえる力を付けたい。
はい、よくわかります。
そういうことなら、今話題のこの本ですかね?
まだ読めてないんだけど。
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%8C%E4%BA%A1%E3%81%B3%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8D%E2%80%95%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7-%E6%B0%B4%E6%9D%91-%E7%BE%8E%E8%8B%97/dp/4480814965/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1231489495&sr=1-1
>「グローバル化」と言いながら、あまりに日本が
「かやの外」なのが気になるのです。
歴史背景から見ても、どうしても唯我独尊、視野狭窄、内弁慶、ということなんでしょうね。
外交下手も含め、日本の進む道は険しいですね。
では今年もよろしくお願いします。