即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

切れない縁・その2

2010年06月20日 18時55分08秒 | スポーツ
サッカーも将棋も、書く事、書きたい事溜まってしまいすぎて、全部形にするのはもうどうにもならなくなったので、エイっ!とばかりに一気に相撲ネタで勝負。

先日切れない縁という記事を書きました。

まだ琴光喜が自白する前のことだったけど、次から次と恐ろしい現実が露になりました。

琴光喜いよいよ“土俵際” 部屋持ち親方らも賭博関与(夕刊フジ) - goo ニュース

琴光喜の負け金は3000万円超/大相撲(サンケイスポーツ) - goo ニュース

口止め料交渉 大嶽・時津風親方が同席 恐喝被害、数カ月前から把握(産経新聞) - goo ニュース

野球賭博「6億賭けた客も」…元胴元が明かす(読売新聞) - goo ニュース

どんどん広がって、どこまでいくのやら。
野球賭博なんてもので、日常的にすごい金が動いているって、信じられないです。
親方も、力士も、一度に何百万とか、何千万とか、皆、金持ってるんですね。


もう呆れることもない。
我々普通の一般的感覚からは遠すぎて理解できない。

これでは休場とか、名古屋場所中止とか、そんなこと言ってる場合じゃないですね。

NHKも放送中止を検討してるとかだけど、これはもう解体ですね。

スポンサーは全部降りましょう。
無理やり興行をやったとしても、当分、見に行くのはやめましょう。

こんなことと関係ない若い力士や関係者はかわいそうではあるけど、完全に腐りきっています。

ここのところすっかりお気に入りの小田嶋 隆さんあれは相撲の「美」を守るためではなかったのか?というコラムを書かれています。
一部引用させてもらいます。
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 相撲を健全化するためには、公益法人の認可を取り消すのが一番手っ取り早い。
 ついでにNHKが年六場所の取り組みをすべて放送している現在のレギュレーションも見直すと良いかもしれない。

 というのも、腐敗の根は、大相撲が特権と利権の巣であるところにあるからだ。
 でなくても、大相撲興行は公益法人にあるまじき巨額な利益をもたらしている。こういうものを組関係者が放っておくはずはない。のみならず、力士の肉体は威圧を業とする者にとってこれ以上ない看板になる。とすれば、テレビの電波を通じて全国に顔の売れた力士を任侠の人間が利用しない道理はないのである。

 もちろん、一般の興行団体に組織変更してきちんと税金を払って、なおかつテレビ中継から外されたりしたら、大相撲は、かなり手ひどく衰退するはずだ。悪くすると消えてしまうかもしれない。でも、本当に生まれ変わりたいのなら、そこまでしないとダメだ。

 伝統にこだわるなら、いっそ江戸時代の形態に戻す手もある。
 年に一場所のみの興行。場所は神社の境内。一年を10日で暮らす良い男。それで食える規模にスケールダウンするのだ。きっと横綱も全員国産になるぞ。
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そうですね。

ウィキで見れば、

《相撲は日本固有の宗教である神道に基づいた神事であり、日本国内各地で「祭り」として「奉納相撲」が地域住民により、現在も行われている。健康と力に恵まれた男性が神前にてその力を捧げ、神々に敬意と感謝を示す行為である。そのため礼儀作法が非常に重視されている。》

本来、神事であり、奉納なわけなのに、賭博に現を抜かしている現実。
全部ばらしてゼロから組み立てなおしですよ。

当然、協会は、元力士は2,3人にして、あとは外部の経営のプロにまかせる。無理ですよ、ずっと相撲の世界ばかりにいた人だけでは。
企業経営という視点で構築していけば、コンプライアンスも人材教育もマーケティングも、全部リンクして、うまくできるはず。
名古屋場所はもちろん数場所あるいは数年は中止してきちんとした体制ができてから再スタート。
すべて協会の会計その他をオープンにする。
すべて部屋まかせ、親方まかせの組織運営を改める。

まだまだいっぱいあるだろうけど、徹底的に膿を出し切って、このように再出発できるのかどうか。
もっともっとこの事件が拡大していったら、もはやそれも無理かもしれない。

そしたらもう国技でもなんでもない。
昔からあった相撲とは一線を画して、エンターテイメント格闘技としてやり直す。
外人だろうが、品格なども関係なく、皇族も首相もNHKも国技館も関係ない。

いろんな普通の格闘技の中のひとつとして、やっている分には、これだけ大騒ぎすることもない。
特権と利権がすごすぎているからこその腐敗。

アフリカの力士(選手?)とかも出てきて、応援団はブブゼラを目一杯鳴らす。

おー、興奮するかも。
それもまたいいかもしれないよ。
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