即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

ロンドンオリンピック雑感・その3

2012年08月22日 15時40分12秒 | スポーツ
閉会式終わってからすでに10日経ちますが、またもやしつこくオリンピックネタです。

過去関連記事:
ロンドンオリンピック雑感
その2
スポーツの冒涜

そういえばこの人もしつこくまだ書き続けていますね。
五輪雑感 ~卓球は史上初のメダル獲得と言うけれど~

ということで、この記事に触発されてまずは卓球ネタから。

 卓球の試合終了後の握手って、なんかドライすぎると思いませんか? 

相手の手の先をちょこっとつまむくらいの軽い握手ってなんか違和感を感じます。
適当、いい加減、気持ちが籠ってない、形式的。

互いの健闘を称える意味でも、ちゃんと相手の目を見てしっかりちゃんと握手すればいいのにとつねづね思ってるんだけど。
激闘の後であれば、両手で握手するとか、場合によったらハグしてもいいと思うし、スポーツの持つさわやかな印象をぶち壊してます。
せっかく愛ちゃんたちが銀メダル取って今後は打倒中国に向けてますます盛り上がっていくのだろうけど、ここだけがどうもひっかかってます。

過去の歴史とか文化とか、そのスポーツの持つ背景や特性など、いろいろ考え方はあるんでしょうけど、これだけは断固として違和感がある。
ラグビーの「NO SIDE!」の感覚じゃないけど、他のスポーツの持つ試合後の充実感、晴れやかさを感じないです。
なんだかコソコソ、ジメジメ。(失礼!)

もしそういう意見が通るのであれば、何でも保守的に、権威主義的に先輩たちから教えてもらったことを伝承しているだけでなく、誰かから、日本から進んで変えていけばいいと思うのだけどいかがなもんでしょうか?
そのこと自体に意味があったり、正当性、納得性があることならともかく、単なる習慣でそうしてるだけであればバーンと変えてしまって新たなスタンダード作りをしていきませんか?
その方がファンも増えるし裾野も広がっていきますよ。

卓球やってる方とか協会の方とか、聞いてますか?
おーい!

ちょっとレベルは違うかもしれないけど、サッカー日本代表が試合前の君が代を聞くとき、皆で肩を組んで聞くということを始めました。
伝統的には今までそんなことはしなかったと思うけど、単に誰かが言い出して始めたこと。
これが共感を生むことになるのであれば他の競技にも広まるかもしれないし、そんな風にもっといろいろ自由な発想があっていいと思うんですよね。

次、もうひとつオリンピックに関しての個人的意見。

メダリストだけでなく、いろんな選手がインタビューで必ず語ること。

『スタッフやチームや家族や応援していただいた方々のおかげです​。そういう人たちの気持ちが力になり、支えになって今の自分がい​ます。感謝の気持ちを伝えたいです。』

本当にそう思ってるのだろうけど、あまりに皆が、ステレオタイプでこの優等生的な決まり文句を言うのにもう辟易。
以前はこんなことなかったと思うけどどうなんだろうか?

自分を自分でほめてあげたいではないけど、多少自分勝手に思われてもいいから自分らしいこと言う人、圧倒的に減りましたよね?
逆に言えば​如才なさすぎで画一的でつまらない。
これはスポーツ界だけでなく、すべての世界で小粒化、謙虚化、大人化してるんでしょうね。

もっと周りに気を遣わんと、勝手なこと言ってよ!
本音で思ってること、そのまま言っちゃってよ!

あと、 『ファンの皆様にメッセージを。』の答え。

『応援よろしくお願いします!』

この予定調和的、誰でも同じこのやりとり、もうあきたし、時間の無駄なのでやめてもらえないかしら?
だめ?
伏してお願い申し上げ奉りますので、何卒もう許してちょうだい。
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