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波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

昔思い出す本、読みました。

2015年07月10日 | 読書

 時々買う道内探訪誌。定価600円はウーム…だが、故郷周辺かB級食堂の紹介なら即買い。そんなことで結構買って捨てられない。今回の「HO ほ 8月号」は、立男的に一級品。なにしろ昭和30年代の故郷探訪。子ども時代の記憶が次々浮かび、新しい発見、勘違い判明で、嬉しい読書体験に。普通なら着目しない「17丁目オール商店街」(このブログにも書いた)や「中島遊郭」、「合同酒精」取り上げ、そろそろ読もうかと考えていた小熊秀夫、そして木野工まで押さえている。ファミレスの原点「亀屋」があれば120点なんだがなあ…。初級~中級の地元老人に焦点をあてた編集方針に万歳三唱だ。アナログ系情報は我らの年代に照準をあてている。                      
 生まれ育った実家は、今は普通の住宅地だが、当時は「元河原」ってHOに。戸籍謄本の「原野」に疑問だったが、掲載の半世紀前地図で理由判明。実家近くの怪しい雰囲気漂っていた一帯、その理由だって解き明かしてくれる。自分の出自を、血のつながりを辿って淡路島まで判明した立男だが、出生地の秘密も調べてみよう。この前、故郷の図書館でもそんなことを思った。


岩手の中2男子自殺。何ともやりきれない。担任以上に、校長の「担任から聞いていない」、「いじめかどうか調べてみないとわからない」発言に唖然。こういう校長が、人間を育てている仕事の意味知らず、責任果たせない教師を育てる…救われない気持ちだ。

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