学校の応援団
10月、11月は、大小さまざまな規模の教育研究集会が各地でひらかれている。というわけで、腹ペコ家もあちらこちらをまわっていた。その中で、とある学校のPTA活動の実践報告を聞いた。「先生たちが自分たちの子どもに勉強を教えてくれている。だから私たちは、先生が教育活動に専念できるように、手伝えることを手伝おう」、と、そんなような趣旨の父母の方のお話。それがまさに、戦後初期に各地でみられた学校と父母・地域の関係みたいで、私にとってはちょっと感動的だった。
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宗谷でも教研活動がはじまったばかりのころ、「先生たちが一所懸命教育研究しているんだから、私たちは手伝えることを手伝おう」として、多くの父母や地域の人が手伝ってくれたんだ、と聞いたことがある。今でもそういうPTA活動はあり得るんだなぁ、まさに学校の応援団だなぁ、と思った実践報告だった。