波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

今朝、裏ブログ書きました。

2015年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 侘びしい夕食を夕方早くにとり「今日は何て長い夜なんだろう」と思っていたら、転た寝の誘いも早めに。当然、欲望に負け7時から10時半まで、椅子2脚並べてアクロバット的姿勢の仮眠。起きたら、雨音がするので「物置の窓開いたままだな」と寝ぼけたままで外に。雨降ってないじゃないか…と戻ったら、古い扇風機の出す音を寝ぼけて聞いたせい。うーむ、と唸りつつ寝床に。かすかに、ブログ更新するって書いたよな、と思いつつ寝室の階段登る。

 更新しました。公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」、1週間ぶりでした。

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今日、裏ブログ書きます。

2015年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、教え子2人(38歳)来て話する。あの時の中学生がお母さんになり、その嬉しさ難しさなど聞く。今朝、教え子の僧侶来て読経してもらう。未熟者の自分は今も修行中、の姿勢聞く。波風食堂開店準備のため、燃料屋さんに石油タンク1メートル移動してもらう。無駄ない仕事に見とれる。そんな影響もあり、無料塾のポスターをクレヨンで真面目に描く。
  6月梅仕事で作ったシロップを、おいしいでしょう?おいしいでしょう!の質問付きで炭酸割り飲んでいただき、従来からの「執念の梅ゼリー」に加え、波風家謹製「押しつけの梅ソーダー」と命名。

 さて今日の午後は、庭の草むしりしよう。夕方に公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」を更新しよう。

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「思い出袋」(鶴見俊輔著)読む

2015年07月28日 | 読書

 「俺は読みたいのだ、眠りたくないのだ」と、転た寝の誘惑を必死に押さえ込みながら、知の欲求に導かれ、食う寝る働く以外読み続けた1日半。こんな面白い本は久しぶり。半覚半眠により記憶乏しいが、圧倒的な知性、感性、達意の文、そして人間らしさに魅了された。
   この「思い出袋」(鶴見俊輔著:岩波新書)の著者、先週93歳で亡くなられた市井の哲学者。本書が80歳から綴った「一月一話」と知り色々な意味で驚く。70年代の「ベ平連」でその名を知り、「九条の会」で再び見つけ一貫した姿勢に、「いつかは読もう」と思っていたら先週の訃報。あわてて読んだ最初の一冊。

                      

 寝ぼけながらこんなところに付箋貼った立男。「小学校から中学校へと、自分の先生が唯一の正しい答えを持つと信じて、先生の心の中に唯一の正しい答えを念写する方法に習熟する人は、優等生として絶えざる転向の常習犯になり、自分がそうあることを不思議と思わない」「…転向を不思議としないことが、明治以来の日本の知識人の性格の一部となる。教師も、明治以前の寺子屋の気風を受け継ぐ時代から離れて、大学教育学部養成の教師たちになると、知識人共通の性格から自由でない」。唸った。教師になってから、ずうっと続いている得体の知れない違和感。その正体はこれかもしれない。「らしさ」と「もどき」演じる恥ずかしさの根源がここらにあるのかもしれない。
   知性は遠くにあって仰ぎ見るのでなく、恥じらいの根源かもしれない。鶴見さんの語る「カッパの三平」(水木しげる作)、家の本棚から探して読んでみよう。今年の夏、鶴見さんを読もう。

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【その222】 蛍

2015年07月26日 | 【保管】一寸凡師コラム
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帰省中の秋田で網戸に止まっている蛍を発見。線香の先端部にフーッと息を吹きかけたかのようにボワーンと光る蛍。そんな幻想的な黄緑色の光に、しばし凡師ファミリーの時間が止まる。凡師が蛍を見たのは小学生の時以来。花火をしていた時に、いつまでも消えない火の粉が一つ。それが蛍だと気付くまで、しばらくかかったのを覚えている。

今日も朝から『朝仕事&朝勉強』。窓の外では蝉がミーンとひと鳴き。蝉も朝仕事に付き合ってくれているのだろうか?

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第64号/努力の土台

2015年07月25日 | 【保管】腹ペコ日記

  努力の土台

  腹ペコと相方さんの2人は、マンガに育てられたといっても過言ではない。そのため、まめたはマンガの英才教育を受けることが決定している。読んでほしいマンガは山ほどあるなぁと思いながら、本棚から羽海野チカ『スピカ』を手に取った。

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  短編集『スピカ』は、どのお話も絵本みたいな世界観。それでいて中身がぎゅっと詰まっているので、絶対読ませたいと思っている一冊だ。表題作である「スピカ」は、「努力」についての優しいお話。がんばっても、できないことはある。でも、がんばりの届け方は一通りじゃない。野球が好きなら、選手になれなくたって、チームメイトを支える裏方になれる。そんなことと同時に、がんばるためには応援してくれる仲間が必要だという、すごく当たり前で、とても大事なことが描かれている。

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 相方さんいわく「努力の人」であるところの腹ペコには、振り返ってみれば必ず応援してくれる人がいたように思う。まず私たちは、まめたの「努力の土台」になれるように努力したい。


 右上の「スピカ」表紙画像をクリックすると見本見られるよ。腹ペコさんは、柳沼行作「ふたつのスピカ」は読んでいるかな?波風家はこれが大好きで、全巻揃え、アニメも実写版も家族で見ていた。

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