波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

胡蝶蘭の秘密

2013年11月27日 | 図工・調理

Photo_5  都合悪いこと隠す木っ端役人、古今東西果てもない。今話題の都知事様、大きな態度と小賢しい物言いが悪代官様にまこと適役で笑う。「政治とは税金の再配分」は故井上ひさし氏の名言だが、国民の税金5千万円分が徳田屋へ流れ、それが猪瀬代官へ見返り求めて転がる悪事。秘密ばれ必死な弁解は、権力の腐敗にもの申すを信条とする作家と思えず見苦しい。この国の政治の質想う。こんなのしかいないのかね。
 が、こんな悪事も決して露見せず、追求されず、やっぱりこんな役人しか選べないような国家的隠蔽制度が、あれよあれよという間に衆院通過。何が秘密か秘密だが漏らすと処罰、という極めつけの悪法通る平成25年初冬。最悪な役人トップに都民なめられ、国民なめられ…もはや、権力者言いなりの近隣諸国を哀れんでる余裕なんか無い。明るい老後人生を暗くしやがるんじゃねー、の真剣な怒り炸裂。

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   20年ぶりに胡蝶蘭の小さな一鉢買う。赤欲しかったけれど蕾多い白選ぶ。不安定な気候もあるが、閉塞感、不安感が音も無く浸食してくるような気分の中で。こんな色と形で生を授かっているには深遠な秘密があるはず。そう感じさせるが花の魅力なんだろう。あるだけで嬉しく、少しも騒がず佇んでいる美しさ。素敵な秘密の化身。

今日のブログ、珍しく文章先に書きイラスト後から。葉まで入れると花ボンヤリするので「一本松」みたいな中途半端な構図で。来月21日で本ブログも3年目、よく続いたもんだ 年賀状の言葉なんか考え始める11月末。〈 賀状書くけふもあしたも遭う人に(藤沢樹村) 〉

 

 

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【その138】 研修の日

2013年11月24日 | 【保管】一寸凡師コラム

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 日曜日は個人的な『研修』の日。少し離れたところで研修があるので、前日から現地入りし、得意の車中泊。車中泊の話をするとよく人から「疲れないの?」と聞かれるが、凡師はすでに車中泊100泊超の達人(物好き?)。ホテルに泊まるよりも、気軽で、自由な感じが心地良い。さて、今回の泊りがけの研修。快く送り出してくれた荒馬さんにも感謝したい。研修終了予定は18時。家に到着するのは深夜になるが、気をつけて帰りたい。荒馬さんの好物『黒蜜饅頭』とともに。 ※研修先からスマホで送信

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緒方さんの書

2013年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム
 

Photo_2 気配で食堂の壁に目をやると、緒方拳さんの書。15日に教育の話聞いてもらってから泊まった港の旅館。7年前になるが、島で3年働き港から送別される前日もここでにお世話になった。あの時も、壁に掛かっていたはずだが覚えがない。一生懸命なのに力み無く、ちっとも威張らず、絶妙なバランスの書体、というか形に出会い、今回あいさつできた島の人々のこと、自分のことを想ったりした。なんだかしみじみしていて、ほのぼのとした感情が湧いていた。

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    立男は嬉しかったのだ。「型通りでなく会う人皆さんが嬉しそうでしたね」、「先生も休むこと無く嬉しそうに話していましたね」と、会いたい人の所へ連れて行ってくれた校長先生が言っていた。立男は来て良かったと思った。この島を出て人並みに心落ち着かないこともあった。島が楽しかった分、心はその時代を思い出すのを封印していた。今回、そんな立男を引っ張り出してくれる方々いなければこの書にだって出会えなかった。家に帰って来て「緒方拳からの手紙」(小松邦夫監修:文化出版局)のページをめくり、いつもより丁寧に礼状を書いた。


この書の隣の壁に、硬筆(サインペン)の山田太一さんの色紙。飛び跳ねるような書き慣れたくせ字の書体。「飛ぶ夢を見ない」なんか読んでみようと思った大丈夫か?こんなんで…出る政策、出る政策が国民不在、子ども不在の「やべー内閣」「あぶない閣」。日課の早朝新聞切り抜き、この頃はやけに時間がかかって…。

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【その137】 エコ名刺2

2013年11月18日 | 【保管】一寸凡師コラム
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 先週紹介した『エコ名刺』が届いた。バナナの皮を再利用した名刺は、スベスベとした手触りで、光沢もある。眺めているだけでどこか幸せな気持ち
になる不思議な名刺。また、点字加工が施された名刺も数枚サービスしてくださった。点字は障がい者施設の方々に1枚1枚丁寧に押して頂いているそうな。点
字で書かれている内容は「アナタトノ コノ デアイニ カンシャ シマス アリガトー ゴザイマス」。なんだかジーンとくるものが・・・。
 今度名刺を作る時は、点字も入れてもらおう。
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【その136】 エコ名刺

2013年11月11日 | 【保管】一寸凡師コラム

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 札幌の研修会で出会った方々の中に、エコ名刺なるものを作っている会社の社長さんがいる。いくつか種類があるらしいが、小生がビビッときたのは「バナナの皮」を利用して作っているバナナ名刺。アフリカはザンビアで雇用体制を作り、バナナの皮を再利用しているそうな。今までエコな生活とはほとんど無縁だった凡師。心をあらためる1歩として、そして、社長さんの熱い思いや人柄に惹かれて、さっそく凡師も名刺作成。何度か校正をさせて頂き、デザイン決定! 仕事用の名刺はすでに持っているので、今回の研修のような仕事以外の方々との交流にも使えるよう、少し柔らかい雰囲気で。到着が待ち遠しい。

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