
そんな定義をすると、「孤独の・・・」同輩が店内のあちこちを徘徊じゃなく、巡っていて、彼らの脳内的つぶやきも聞こえる。魚や豆腐の売り場辺りに中年は佇む。「あのサバをどうするつもりだ?塩か、味噌か?自分でやるのか?」、「今日は湯豆腐かい、いいな」なんて想像する。反面、総菜や弁当の並ぶ辺りは何だか寂しい。そんな散歩だから、「そろそろ無くなるはず」と予算的に許容範囲の辛子やワサビや歯ブラシをやたらに買ってしまう。ママヨさんに叱られながら、波風立男氏は孤独≒自立の道を歩むのであある。さて今日は、鯛焼を絶対に忘れないようにしよう。
