波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

波風文庫(読書備忘録)更新しました。

2015年12月30日 | ご連絡

 8月から放っておいた『波風文庫(読書備忘録)』更新しました。
 今年の夏から秋は、心落ち着けて読書する心も時間も難しかった。すべて、本ブログの〈カテゴリ- 読書〉から拾って表示した。年末の大掃除みたいで少し嬉しい。仕事用は「読書」でなく教材研究だから除外。ブログに載せなかったのはほぼ忘れている。イラストもギャラリーに整理しておきたい。そんな気分の12月は30日。左の動画、PCで絵を動かせることを知って興奮した10年前の作、何度も失敗してこれくらいだったが嬉しかったなあ。

 前はPC、今はスマホやタブレットが多いのだろう。このブログ見ている方のツールだ。更新すると視聴率跳ね上がる。立男も更新だけがPCだ。前に1日300頁視聴の日もあると書いたが、400頁の間違い今日は〈2016波風カレンダ-〉のプロモーション動画を作ってみようかな誰かに何かを伝えたいよりも、思ったことを文章に、感じたことをイラストにしないと、老人生活の深化ですべて霧散する不安により始めたブログ。「朝の頭体操」でもある。来年も凡師さんと腹ペコさんに両肩支えてもらい続けます。よろしくお願いします。

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永遠の「オカズ入れ」

2015年12月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 縦10センチ、横7.5センチ、深さ3センチ。1年使っただけのオカズ入れ。小さいハンバーグがやっと1個入るぐらいの大きさ。小判型の弁当箱もしばらく実家にあった。立男の幼稚園用。これにどんなオカズが入っていたか、記憶が全くない。半分ぐらいしか通わない「不登園」だったせいかな。年末の片付けで出てきた、実家から持ってきていた思い出、母の思い出。
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 思い出した。オカズ入れのパッキンのゴムの匂いが嫌だったんだ。昼が楽しくなかった。29歳の母が「何とかこの子を一人前に」の気持ちで、弁当を作ってくれたはず。これから先の気の遠くなるような、教育を受けさせるための「通わせる」時間を思いながら、子育ての決意をしながら。
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 フタの裏側のパッキンを鼻に持っていったら、未だ少し臭かった。小学生の時の水中メガネやゴムの短靴と同じ匂いがした。

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【その244】 幅

2015年12月27日 | 【保管】一寸凡師コラム
 幅 

 「仕事は忙しそうな人に頼め!」と、最近読んだ本に書いてあった。その本によれば、仕事というものは「その仕事をやり切れる人のところにしかやってこない」そうな。やり切れる仕事の『幅』が広い人ほど仕事が集まり、『幅』が狭い人ほど暇になるということらしい。今年の凡師を振り返ってみると、仕事が集まってきたかどうかはわからないが、チャンスを頂けた仕事は全て全力で取り組んだ(ように記憶している)。この積み重ねが、『仕事の幅』と『人としての幅』を広げてくれるような気がする。来年は『仕事の幅』や『人としての幅』が、凡師の『ウエスト』に近づけるように頑張りたい。


腹ペコさん、凡師さん、今年最後のコラム執筆ご苦労様でした。来年もヨロシクお願します本ブログも今月で丸5年。多い時は、お客さん100超え、300頁分が読まれることも。その理由も、どっち向いて感謝すれば良いか全くわかりませんが心からお礼申しあげます。

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第87号/甘え

2015年12月26日 | 【保管】腹ペコ日記

 甘え

「男女不平等というよりも女性に甘えてきた歴史みたいだ」と、近現代史や憲法の講義を通じて感じるようになった。家庭を任せ、不景気になったら安い労働力として働くことを求め、と、大変なことは全部女性に押しつけてきた社会だと言ってもいいような気がしてきた。

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相方さんは、「一億総マザコン社会なんだよ」と持論を述べる。「いろいろ報道される問題発言も、女性に甘えているとしか思えない」、と。

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「でも腹ペコ家も、今はお母さんが頼りです」と相方さんは続ける。腹ペコが仕事で不在の日、「母乳が出ればいいのにといつも思う」と言いながら、まめたを抱えてヘロヘロになっているからこその発言だ。それは甘えではなくて役割分担だな、と思う腹ペコだった。


腹ペコ家お三人のイラストは、腹ペコさん作。何だか味がある。ある意味リアル このブログも(公式裏ブログはもっと)「総マザコン一家」の有り様の記録です(笑)

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【孤独のグルメ】 見ている。

2015年12月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 「つばさのおくりもの」(小川糸著:ポプラ社)読む。「食堂かたつむり」とか「作家の口福」(朝日新聞コラム)の作者だったから。「こういうの書くんだ」と思った。食べることを書ける作家に外れなし、と思ってたが…。「リボン」という本編もあるよう…無理だな。立男の守備範囲と違う。感想は以上。

 「孤独のグルメ」終わる。たぶん新シリーズ始まる。好きな谷口ジロー画で愉しみ、加えてのTV版。深夜放送につき当然録画。主役松重登の食べっぷりや妄想、店の主人や店員の対応、客のたたずまいの演技が見もの。さりげなく「おいしい」や「いらっしゃいませ」表現する俳優という職業に感心。言葉表現の「食」と、演技で表現の「食」はどちらが難しいだろうなんて想像する。後半の作者解説編は、劇場の幕が下り余韻を愉しみながら出口に歩いて行く時の感じ。食堂を後にする満ちた感じと重なる。ひっそりと孤高に享受する人間的感動、卑しさから遠い文化を、スタッフ一同真剣に作りこんでいる。雑誌「住む。」みたいな食感あり。

 最初は周りの客を気にしつつ、だんだん妄想と味覚の虜になっていく境地を上手く演出している。知らない店に一人で入った時の気分だ。昭和色濃い庶民の店も嬉しい。前に新聞コラムで書いた「おいしい記憶」とつながる。最終回は〈すきやき〉。客同士が互いに見えるU字型のカウンターで「一人すき焼き」が凄い。
  正月のスペシャル版予告(来年1月1日11時15分~真冬の北海道 旭川出張編)があった。どこで何を食べるのだろう? 


 ずうっと迷っていたが「よつばと!」(全12刊)注文する。言い訳は「ママヨサン、これプレゼントです」 【孤独のグルメ】で初主役の 松重豊インタビュー。淡々と食べる演技の根っこには…。

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