衝撃受けつつウスウス感じていた近未来日本の『独り暮らし老人』予測。波風氏にとって何が最も恐ろしいかというと、ママヨさん無き老後生活。昔から波風氏早死に説を本人が繰り返し唱えてきた。前にも書いたから繰り返さないが、糖尿病はじめ幾つかの生活習慣病は慢性化し、10年おきに入院手術の病でその裏付けは充分あった。健康習慣を持続し大病無しのママヨさんと、ことごとくママヨさんの言うことを聞かない波風氏であった。
が、波風氏は突然目覚めた、歩き始め、無駄食いしない健康老人へ脱皮。ひとえにママヨさんのおかげなのだが、彼女の方が「前とちがって疲れやすい」となり、コロナ後遺症ですっかり自信なくした。ママヨ先逝きの前兆までは無いが、最悪未来が無いとは言い切れなくなった。そこらのことを、「波風氏の自立を育てる生活習慣」として時々ブログに書いているが。この新聞記事で「我が家だけでは無いよなあ」と強く思った。
石を投げれば独身老人に当たる確率44%は衝撃。過疎化進撃中の当地なら7割ぐらいの命中率かもなあ。結婚したくてもできないのも子どもの出生率が激減しているのも社会的理由が第一。4半世紀後の予測だから、波風夫妻100歳手前の話なのだが、今の政治なら介護保険も介護施設も先輩たち(団塊世代)でパンクするはずだし、死に際の枕元にいてくれる(そうしてね)子どもらのことを思うと安心して逝くこともできない。題名「老人だらけ」は老人ばっかりの意味で、老人がだらけてるということではありません(笑)
町内の中学生が3人で立ち話をしていた、児童公園で小学生が何人かで遊んでいる、赤ちゃん抱いたお母さんを見ることがあった、お客さんと「この頃の珍しいこと」の会話で。当市の今春の全小学校入学188人。昨年の出生数116人 お金のことを考えないで仕事し、仕事でも友人としても裏切った人間を決して感情的に罵倒せず与えられた仕事を黙々と努力する姿に驚く。こういう人間性はどう身につけられるのか、今回のことをどう肥やしにするのか興味尽きない。