波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

花を描く(桔梗/紫)

2016年08月30日 | 図工・調理

 ほぼ毎日、何か描いている。花の季節がもう終わってしまうこともあるが、「描きたい」気持ちを止めたくないのだ。1年のうちでたまに、こういう時がある。

 

 桔梗が面白い。長くしなやかに曲がる茎、しっかりした形で柔らかな葉。弱く控えめなのに存在感のある花。描くのはとても難しい。たくさん開いた朝顔が今朝の雨に震えていた。もう秋。 

 

 絵の額装を頼んだ時、絵と額のバランスや色合いの妙をまた知る。専門家というのは凄いものだ。
 去年額装してもらったポスターは1年経ってもしゃんとしているが、自分でやったのは数ヶ月でグズグズだ。最初は同じようだが時間が経つと、いい加減さが出るのだ。

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【その279】 DAY

2016年08月29日 | 【保管】一寸凡師コラム
 DIY

 急に思い立ったDIY。今回は木材を使った“プランター作り”。今やプランターはどこでも安く手に入るが、そこは自称“ものづくり職人”。 時々、スイッチが入ってしまうのだ・・・。材料は、安価なSPF材(1×4材)を使い、大きさの違う2種類を。作品のテーマは“ボクにも出来たよ プラン ター”。シンプルな箱形で、簡単な加工のみで作れる一品。さっそくホームセンターで材料を揃えた。あとは“作るのみ”。頭の中では、既に出来上がってい る。そのせいか、心なしか満足感が。 頭の中で考え始めた時から“DIY”は始まっているのだ。
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更新のご連絡

2016年08月29日 | ご連絡

 『笑う日』という題で。記事中の「250キロ日帰り往復」は、朝6時半に家を出て、到着地で用事4時間(額装依頼、ズボン購入、クレパス購入)、夕方6時に帰宅。「眠たくなったら交代」で、立男:ママヨ=3:1の運転。初級老人の割りにスピード出し過ぎだな。今朝、首が痛い。

                    

 行き帰り、久しぶりに空をゆっくり見る。雲の形、空の色はもう秋。稲穂が垂れ、豆の枝葉も高く伸びていた。丘の緑も直に色が変わるだろう。川が濁り水量が多いのは大雨のせいかもしれない。

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第121回/役割と成長

2016年08月28日 | 【保管】腹ペコ日記

Photo 役割と成長

   この地に来て3年目の夏が終わろうとしている。今の仕事に就いて三年目の相方さんを見ていてつくづく思うことは、「立場が人を育てる」ということだ。

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   最初から自分が望んだような力量の発揮の仕方をすることはきっと無理で、そのときいる場所で、そのとき与えられた役割を果たそうと努力する中で、少しずつ自分らしさみたいなことが発揮できるようになっていくんじゃないか。そんな風に思う。腹ペコ自身、「本当に自分にできるのか」と思うようなことが役割として与えられる中で、手探りで取り組みながら、少しずつ自分らしさを発揮していけたような気がする。

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   「そもそも社会に、自分のやりたいことが仕事として用意されているわけがない」。これもまたマンガの受け売りだけれど、「こんなの自分の仕事じゃない」と不貞腐れていた当時の腹ペコの目を覚まさせてくれた言葉だ。与えられた役割を果たしつつ、いつか、やりたいことを実現できるような力量をつけたいと思う。

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ついでに秋刀魚描く

2016年08月27日 | 図工・調理

  花を墨で描いていたら秋刀魚が届いた。昨年も同じ月の同じ日に同じ人からもらい、食べる前に描いている。前のはほとんどをPCで作ったから原画らしい原画が無い。今回は少し真剣に描いた。今年一番蒸し暑い夕方だから、絵の出来不できはどうでもよいわけで、「とにかく生きが下がらないうちに描き終える」が至上命令。早く、早く、の真剣さなのだ。

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 塩焼きが次の日の朝に並んでた。パリパリの皮が薄い銀紙のように光る焼き魚。生より面白い。描くか食うかの葛藤が瞬間的にはあったが、既に手は油の乗った身に箸を入れていた。目玉が大きくて真っ黒な奴は間違いなく美味だ。「サンマは(大きな)目黒に限る」。 


秋に絵を並べて見てもらう。今年で連続3回目。波風氏の長男が亡くなり10年目ということもあり、彼の絵を並べる。初めてそういう気になった。波風立男氏もこれまで描いた原画を初めて並べる。食欲と表現欲の間で揺れたこの秋刀魚の絵、どうするかなあ

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