波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

【その208】 ドローン

2015年03月30日 | 【保管】一寸凡師コラム

     ドローン

 『ドローン』と聞いて『ウホッ』と思った人は要注意。すでに凡師と波長が合い始めている。
『ドローン』とは無人飛行機のことで、プロペラがたくさんついたヘリコプターのようなもの。カメラが搭載されている『ドローン』は空撮も可能。普段何気なく見ている風景を空撮したらどうなるのか。その疑問を解決すべく、安価な『ドローン』のオモチャ(ビデオカメラ搭載のラジコン)を購入し、空撮に挑戦することに。(もちろん荒馬さん公認)

室内で何度も練習し、コツをつかんだ。荒馬さんの「上手い、上手い」という声に気分を良くし、いよいよ外で撮影本番。ドキドキをワクワクに変え、撮影ボタンを押して、いざテイクオフ。ゆっくりと上昇する『ドローン』。順調に家の屋根付近まで上がり「これは期待できるぞ!」と思った瞬間、勢いよく横風が「ビューン」。凡師の夢を乗せた『ドローン』は、凡師の焦りを忠実に再現しながら側溝の中に「ドロン」。

水没した『ドローン』と意気消沈する凡師。
いつかまた挑戦したい。 


 2人の座付きコラムニストに記念特別版を書いてもらい、今回で日常版に戻った。「何かが足りないなあ」と思っていたら立男が書かなくてはならない特別版を忘れていた。ぼちぼちやるか…人には厳しく、自分には甘く。

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第47号/コウノドリ

2015年03月28日 | 【保管】腹ペコ日記

        コウノドリ 

 『繕い裁つ人』『喰う寝るふたり住むふたり』と、読み続けていた漫画が完結していき、新しく読み続けたいと思えるものを探していた。そんな中で手に取ったのが、『コウノドリ』。産婦人科医が主人公の、妊娠・出産にまつわるストーリーだ。
                              ・・・ 

もしかしたら、現在「腹ぽこ」の人が読むものではないのかもしれない。流産や切迫早産をはじめ、様々な困難さが描かれているからだ。人によっては、読んだら不安でいっぱいになってしまうかもしれない。 

・・・ 

ではわたしはというと、不思議と不安になることはなかった。「そういうこともあるんだ」ということを、ちゃんと知っておきたかったという感じだったのだろうか。何よりも、妊娠も出産も当たり前のことではない、やっぱりとても大変で特別なことなんだと思った。まだこの先、何があるかわからない。まずは「二人暮らし」の今の身体を大事にしようと思ったのである。

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苺とレモン

2015年03月28日 | 図工・調理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無印の小鉢に入れた苺。少しくすんだ乳白色の地肌に映える生きている赤色。ヘタの緑が絶妙だ。自然はなんて不思議なんだろう。自分のは食べ終わり、ママヨさんの鉢に1個残ったのを何気なく見ていて「ふーん」と思った。間違いなく「描いて下さい」って言っている。21日春分の日の朝。

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 26日は63歳の誕生日。台所にあった広島製レモン描く。袋に入ったやや小ぶりの黄色。この色と形も絶妙だ。砂糖漬けにするらしい。立男がちょっとつまんで食べてしまった、ということは起きないので配膳台に無防備に置かれてる。レーズン入りチョコや源氏パイはいつも「へーっ」というところに隠されているのに。
   立男は、風景でもそうなのだが、静物でも「人の手」の入ったものが描きたくなる。自然に感動するというより、自然に見え隠れする人間が面白いのだ。鉢や皿、ビニール袋だけだって面白い。

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特別版3/腹ペコさんを語ってみる

2015年03月23日 | 【保管】一寸凡師コラム

 印象深いコラムは「14号/手づくり」(2014年08月08日)。

 腹ペコさんと相方さんは『森』のような深いお二人。静かさの中に蓄えられている多くのエネルギーを、周りの自然と調和しながらジワーッと。時に鋭く、時に温かく、包み込むような安心感と共に…。ペコさんの文章ももっともっと読んでみたいですね。
 実は凡師も挑戦中の消しゴムハンコ。荒馬さんは経験者ですが、凡師は初。自称「物づくり人間」なので、そこそこの物を作りたいとは思うのですが…。荒馬さんの作品をチラッと見ては、心の中で舌打ちをする日々。人生は修行ですね。
 消しゴムハンコに限らず、手づくりのものって本当にいいですよね。ペコさん家もこれから少しずつ増えていくかもしれませんね。
 どこかペコさんに「物づくり」人間の香りを感じるのは凡師だけでしょうか。そして、相方さんにも…(笑)


「凡師さんからのコラム、今回は珍しく遅いなあ」と思っていたら、特別版につき2週間前に届けられていた。今回で、200回記念特別版は終了。次号から通常モードでお送りします。

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春のスキー場

2015年03月22日 | 図工・調理

 もう少し経ったら、スキー場のことなどきっと忘れてしまう。向かって右側にスノーボード用のジャンプ台があることも子どもたちしか話題にしないだろう。自分だって、スキー場の稜線に沿って刈り揃えたような雑木の影が、一切無駄のないリフトの鉄柱や照明灯の影が、刻々と変わる空と雲を背景に驚くほど美しいことを忘れてしまう。陸橋に立って、スキー場と反対側に見えるあの小さな鉄橋だって、普段はちっとも思い出さないように。


2014波風ギャラリー」更新しました。このブログで使ったものなんかを並べてます。

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