波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

オレノ、スキナヒト

2016年03月29日 | 新聞感想

ういう、真実の言葉がまだあったんだな。人どうしが幸せになれる魔法、そのための「、」含め9文字の呪文。新聞(3/25朝日付「折々の言葉」)から。立男は「声が見えて」「胸がいっぱいに」なった。この日の新聞記事は一つも覚えていないけれど、この言葉だけ残っている。この日の朝、日本中の大勢の人たちが、この呪文で数分だけかもしれないが幸福だったはず。                  

年3月に思い出す言葉がある。 卒業式の後、立男より若い先生の「この日の感動があるから、(たとえ騙されることがあっても)明日から364日働ける」というやつだ。うれし泣きの顔が、「オレノ、スキナコドモタチ」、「オレノ、スキナシゴト」を誇り高く語っていた。こういう感性の人だった。そんな彼が、これからという時に亡くなり早10年。思い出は薄れても、言葉は新しい意味を帯びて生きている。「この○○があるから、明日からの364日生きることができる」… 短い仕事、長い人生、オレノ○○とは…。

 



「教育においてもつとも大切なことは、すべてを意識化してはならぬといふこと、またそんなことはできぬと諦めること 福田恒存」(3/29朝日「折々の言葉」)。当たり前だろうと思い、だからどうしたと思う今朝。この評論家、昔からどうもなあ…今日、安保法施行。「オレノ、スキナクニ」につて無駄な争いせずに討論できることが一番大事。

 

 

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【その257】揺れない

2016年03月28日 | 【保管】一寸凡師コラム
揺れない

所用で実家に帰省。毎度おなじみのフェリーだが、今回は今までで1番“揺れない”船旅となった。(揺れたのは、凡師のホッペぐらい)揺れない船は、快適そのもの。夜もぐっすりと休むことができた。秋田に到着後、さっそくメインの用事を。忙しい中だったが、やはり思い切って帰省してよかった。つくづく出会いとご縁に感謝。
明日はもう一件の用事。こちらも今からワクワクが止まらない。
 

 

港のイラストは、「【その19】『夏』行きのフェリー」(11.7.14)から。さしずめ今日の記事は、「『春』行きのフェリー」だね。

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第100回/食事

2016年03月25日 | 【保管】腹ペコ日記

食事

新年度からはじまる新しい仕事。波風先生からも「ペコさんの体力と食欲と相方さんの協力性があれば大丈夫でしょう」とコメントをいただいた。4月以降ももりもり食べることになるだろう。

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一方で不安なのは腹ペコ家の食事の確保。「共働き家庭では、夜ご飯はどうしているのだろう」と話していたことがいよいよ現実のものになろうとしている。コンビ共にフルタイム労働という経験もあるにはあるが、今回はまめたもメンバー入りしているので勝手が違う。しかもまめたは離乳食の真っ最中で、かつ、腹ペコは夜も仕事がある。

・・・

「本格的に離乳食作りデビューをするときがきたかな」と相方さん。腹ペコ家にとって、原動力になるおいしいご飯は、何よりも大切なことだ。無理のない範囲でどんな工夫が可能なのか、残りわずかな年度末、議論を続けることになりそうだ。

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「波風食堂、準備中です」更新しました。

2016年03月24日 | ご連絡

 公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」更新しました。
 裏ブログは、日々の出来事を日記風に書いていますが、カテゴリー「ママヨさんの流儀」を新設しました。今日の記事で3回目になります。時間があれば訪れてください。今日のお題は「ママヨさんの流儀【人間観】」。左の裏ブログデザインから入れます。

 


昨日の新聞に「(地元)商業地の公示地価の下落率が全国1位」の記事。厳しさと同時に活性化の意欲みたいなのもモヤモヤと… 「名探偵モンク」、ママヨさんの影響で見ている。「孤独のグルメ」と「サラメシ」、立男の影響でママヨさんも見ている。

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「上等な人間」

2016年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 前回掲載の佐藤愛子著「院長の恋」から。
 「金には人間を変える恐ろしい力がある。人は金持ちになっても変るし、貧乏になっても変る。良く変ることもあるが、悪く変ってしまうこともある。どんな金持ちになっても、たとえ貧乏のどん底に落ちても変わらないのが上等な人間 」。急所突く言葉で、寝転がってクスクス笑っていた口元が思わず閉まる。金と無縁の人間でもこういう箴言に違和感覚えないのは、この作家が「ああ面白かった(人生)、もうそろそろ(死んでも)いいな」を柔らに覚悟できているスーパーデラックス上級老人のオーラがあるからだ。

           

 「人間は弱い。いくら変わらないでいようと思っても、知らず知らず、変ってしまうことがある。」、「お金だけじゃない、『恋』というものも人を変えてしまうらしい」も考えさえられる。「恋」を、立場、名誉、欲、などの煩悩、家族の心配や病気・健康問題に置き換えたら、全人類に当てはまる(というわけでもないが、波風氏には…)。若い頃、「歳をとったら、苦労は少なくなり、わからないことがわかるようになる」と思っていたがそうでなかった。昔の苦労は何と可愛かったことだろう、わからないことは確実に増えるばかりだ

                      

 「欲望に弱い」ことは知りつつ無反省だから失敗の連続で、それでも「上等」を夢見る。せめて『中等』ぐらいにはなりたい初級老人波風氏の「後期中等教育」は3月から始まる。

※脚注(・「初級老人」は60~69歳、後期とは65~69歳)、・「中等」とは「上等」よりかなり格下の意味、基礎編の初等が肝心、・「教育」とは人生=生涯学習の意味、ママヨさん今春から復学)


画像は、30代中ごろの波風立男氏。今と同じく横になって本を読んでる。今と違いタバコ吸ってる。波風次郎君(当時10歳)が喫煙を非難し、煙草買いに行かされ抗議している詩とイラスト(小4学級文集「みんなのゆめ」より)。昨日、まだ禁煙できない次郎君にこの画像送ったが返事は来ない。

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