波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

【その66】 親孝行

2012年06月28日 | 【保管】一寸凡師コラム

凡師所有の携帯電話は2台。一つは秋田に住む家族との連絡用&仕事用の携帯。もう一Photo_2 つは荒馬さんとの連絡用&仕事(プレゼン)&スケジュール管理用のiphone。諸事情があり、なかなか一本化ができない。月々の携帯にかかるお金を考えれば一本化したほうがいいのだろうが・・・。 

Photo_2  秋田に住む両親は、「誰でもラクに使える」シリーズの携帯電話を使っている。機能は必要にして十分。携帯に特別な事を求めなければ十分と言える。売り上げもいいらしいし・・・。その「誰でもラクに使える」シリーズから、スマートフォンが出るらしい。過去、秋田に住む両親から「スマホ」のネタは聞いたことは無いが、凡師ファミリー「夏の帰省」に併せて機種変更もあるのだろうか。
 
 凡師は過去に「実家と同じ電化製品」を購入し、使い方や疑問に答えてきたことがある。ネットで使い方を調べてもいいのだが、手元に実物があると何かと都合がいい。この電化製品が凡師が欲しかったものだった場合は願ったり叶ったり。凡師はこれを「都合のいい親孝行」と呼んでいる。「使い方がわからないと困るので、秋田の実家とおんなじ○○○○○を買おうと思うんだよね」と言えば、荒馬さんのガードが一気に下がるのだ。そのため、両親が何を買うか迷っている時には、「凡師の欲しい物」を選ばせるようにしている。
 普段離れて暮らしている凡師の両親のことを荒馬さんはよく気に掛けてくれており、今年送った「母の日・父の日のプレゼント」は荒馬さんチョイス。凡師も荒馬さんに負けないよう「親孝行」をしなければならない。
 ということで、今年の夏、秋田の両親が「誰でも使えるラク・・・」シリーズのスマホに機種変更することになった場合、凡師も同シリーズのスマホに機種変更したい。
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【その65】 刻まれるもの

2012年06月28日 | 【保管】一寸凡師コラム

Photo  6月9日は荒馬さんの誕生日だった。

「家族の記念日は私の記念日でもある。」~これは一部マニアックなファンに人気の「ミスター凡師の名言集」の中でも上位に食い込む名言。いわば名言中の名言なのだ。
 
 記念日と言えば贈り物、贈り物と言えば記念日。荒馬さんの冷ややかな目を気にせず、堂々と買い物していい、もとい「贈り物を贈っていい」日なのだ。(自分にも)
 Photo
 今年のプレゼントは時計。(決して、自分が欲しかった物が時計だったからではない。時計を贈りたかったのだ。)緊縮財政の凡師が普段時計なんか買った日には、刻まれるのは「時(とき)」ではなく「凡師」。記念日は身の安全も保障してくれる。もちろん「家族の記念日」なので、長男には本、次男にはアンパンマンの食玩。昨年のクリスマスで鍛えたラッピング技術を駆使し、今回も自分で包装した。デニーロの映画で『方法は3つある。「正しいやりかた」と「間違ったやりかた」、そして「俺のやりかた」だ』という台詞があるが、凡師のラッピングはまさに「オレ流」。セロテープだらけのラッピングは、一目で素人の仕事とわかる。それでも喜んでくれる荒馬さんや子ども達。しかもプレゼントは自分の分もある。(もちろんラッピング済み)

いや~、家族で祝う記念日って素晴らしい。

次の記念日までにラッピング技術を磨きたい。

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初夏の包み

2012年06月27日 | 日記・エッセイ・コラム

【桜桃】バラ科の落葉高木。西洋実桜の実。色は淡紅・赤黄・真紅。艶があり美しい。美味でPhoto_4 初夏の果物。(角川俳句歳時記〈夏〉)

 旭川からの贈り物。ルビー色の夏が詰まった小包。結婚記念に植樹され毎年みごとに実ると聞く。農薬一切使わず、奇跡のサクランボと言われるそうだ。昨日届き、礼状書く。美術を習った先生にイラストは遅れ気味の宿題を提出するような感じで面はゆい。が、電話口に呼び出すのは何だか失礼な気がしてハガキに。葉もついた小枝のが一つ入れてあり「描いてごらん」と言うかのように美しい。朝食後に色鉛筆で。日付は昨日に。

  幸せのぎゅうぎゅう詰めやさくらんぼ   嶋田麻紀

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言葉の力

2012年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

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Photo
希望
                           杉山平一


夕ぐれはしずかに/おそってくるのに/不幸や悲しみの/事件は

列車や電車の/トンネルのように/とつぜん不意に/自分たちを/闇のなかに放り込んでしまうが/我慢していればよいのだ/一点/小さな銀貨のような光が/みるみるぐんぐん/拡がって迎えにくる筈だ

負けるな

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わからない


お父さんさんは/お母さんに怒鳴りました/こんなことわからんのか

お母さんはお兄さんを叱りました/どうしてわからないの

お兄さんは妹につっかかりました/お前はバカだなあ

妹は犬の頭をなでて/よしよしといいました

犬の名前はジョンといいます

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Photo_23 反射


毛布はあたゝかい/そんなことはない/あたゝかいのは/あなたです

ダイヤモンドは/光るのではない/光を反射するだけだ

あたゝかいのは/あなたのいのち/あなたのこゝろ

冷たい石も/冷たい人も/あなたが/あたゝかくするのだ


 「がんばろう」や「きずな」をこの頃聞かない。あれは天災でなく人災だと知り、これから何万年も不安が続くことに怯え、自分と比べようのない不幸な人のことを忘れてはならないと思い始めた3.11から1年と少し。何一つ大事なことが解決していないのに、誰も責任を問われず、何の根拠もない「安全」が手を変え品を変え声高に宣伝され、重いはずの言葉がどんどん軽くなって瞬く間に消費されていく。だが、「希望」がこんなふうにこっそりと表現されていた。きちんとした思いを持つ言葉を見つけて心が少し落ち着いたりする。負けるな…か。
   詩人、杉山平一氏、享年97歳、先月31日ご逝去。今朝の朝日新聞で見つけて。

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「かもめ食堂」で…

2012年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_2   昨日、映画「かもめ食堂」をTVで。友人にブログの作り方を教えてあげると予習で始めた「波風食堂 準備中です」。それとこっちと両方はきついので「止めます」と書いたら、「止めないで」のコメントが。一人だったが嬉しかった。見てくれている人がいるんだ。そして、この映画だ…最初1ヶ月、まったくお客さんが来なくても笑顔で開店していた「かもめ食堂」…フィンランドで日本の家庭の味だもんな、難しいわな。そして、なんだかんだで満席に。お客さんがいてもいなくても笑顔の人間関係が楽しい。映画「バーバー吉野」も何だか可笑しな話だった。映像がとても美しかったな。立男、もう少しやってみるか…と心境の変化。画像は「波風謹製」詰め合わせ3点セット。詳しくはあっちのブログでどうぞ。※左上画像をクリックするとパラパラ漫画風に動きます。

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