波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

第139回/はじめてづくし

2016年12月31日 | 【保管】腹ペコ日記
はじめてづくし
まめたにとってはじめての年末帰省。天候の影響で、飛行機と新幹線、電車を乗り継いでいくことに。まめたはつり革に興味津々で、相方さんがちょっとした筋トレばりに抱っこし続けていた。

こうして始まった、はじめてづくしの年末。エスカレーター、回転寿司、そしてはじめてのお餅つき。もちろんお餅つきは見ているだけでまだ食べられないけれど、お父さんの餅をつく姿を熱心に見つめていた。

そして新年を迎えたら、はじめての初詣に行くことになる。たくさんのはじめてに、目をキラキラさせて駆け回る姿を、家族で見守れることがとても嬉しい。

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画家「池田学」を観る。

2016年12月30日 | 日記・エッセイ・コラム

日見た「ペン1本 まだ見ぬ頂へ ~画家・池田学~」( BS1)。ペンとインクで細密画描く池田学氏(49)が、米国の美術館に招かれ、制作過程を追うドキュメンリー画像。東日本大震災の瓦礫、そして再生を大画面に表現する内容に見入る。美術館の一室で制作され、それ自体が閲覧者に『展覧』されていることに驚く。

朝の食事中、TVから、「芸術の価値とは、他者との感覚的な交流にある」というトルストイの言葉。ペンとインクの画家が3年がかりで描いた『誕生』が浮かぶ。異国で、言葉ではなく、老若男女の「感覚的な交流」を思い出す。    ※「ペン1本 まだ見ぬ頂へ ~画家・池田学~」の再放送は、1/8(日)23:00~BS!で。


画像(クリックするとインタビュー記事に)は、東日本大震災前に描かれ話題になった『予兆』。なるほど公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」更新しました  大きな鱈一匹もらい、タラチリ、白子雑炊、バター焼きで堪能。残りで、味噌汁とフライ予定。この時期一番の海の幸かも。

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【その296】年末の大掃除

2016年12月27日 | 【保管】一寸凡師コラム
年末の大掃除
 年末、ささやかながら“大掃除”。使わないモノを思い切って処分。今回はあくまでも“ささやかな大掃除”なので、処分も掃除もそこそこに。処分したものが置かれていたスペースに、別のモノがすぐに置かれていくのを見て、「空けなければ入ってこない」を実感。要らないモノを処分しないほうが、新たにモノは増えないのでは・・・。
 年末の帰省に合わせて、今年も寄り道を。旅行先ではついつい美味しいものを食べてしまうので、体調管理が重要に。今回の秘策は、大掃除にならい“あまり空腹にならないように”作戦。空腹になるとどうしても食べてしまう。その為、空腹になりすぎないように、行く先々で美味しいものを少しづつ。もちろん3食は、空腹にならないようにガッチリと。後悔のないように食べ切りたい。
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電通自殺 母の手記

2016年12月25日 | 新聞感想

出し(12/25朝日1面)にある『電通過労』は間違っている。「電通人権侵害」だろう。長時間労働の根源が問題なのだ。職場の『いじめ』が断罪されるべきなのだ。人権侵害を「過労」にすり替えられては堪らない。被害者にも一片の責任があるというのか。

い出す。2年前に読んだ永井龍男著「この人 吉田秀雄」(文春文庫)。高校時代の教科書にあった「くるみ割り」の作者のこと。その後、短編小説をの時々読んでいた。少し前、「鬼十則」を褒め称え、非人間的な経営哲学をヒューマンドラマ」風に仕立てる不可思議な小説(元々が電通創立70周年記念)に唖然とした。

の手記は、電通の誰も告発せず、社会に訴え、自分を責める。朝から、子どもの命を救えなかった親の心をずうっと考えていた。年賀状書き終わる、今年最後の日曜日。

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第138回/優先順位

2016年12月24日 | 【保管】腹ペコ日記

優先順位 

「子どもの声を聴かなければ」「子どもの姿を見つめなければ」と思い過ぎて、子どもの作品ばかり見ていた時期があった。子どもの作品を通じて、見ているだけでは気づけなかった「その子の姿」に触れることは、重要なことだと思う。でも、そっちに時間をかけすぎて、肝心の「目の前にいる子ども」との触れ合いをおろそかにしていたことに、後々気がついた。

                  

今ならば、「優先順位を間違えた」と笑い話にできるのだけれど、その当時は一生懸命だったのだ。一生懸命「子どもの姿」を見ているつもりでいた。子どもの実態から出発する方法は、きっと多様に存在していて、そのときその状況によって、最適解は異なる。ひとつの方法に固執すると、かえって子どもが見えなくなるな、と思った。

                             

「子どもの実態から出発する」という言葉に反対する人はきっといない。でも、この言葉を実現することって、なんて難しいんだろう。この難しさを学校づくりの枠組みの中でどう実現するか。それが腹ペコの研究課題である。

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