波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

第78号/お父さんへの道

2015年10月31日 | 【保管】腹ペコ日記

お父さんへの道 

 相方さんが怒っている。「男性の育児参加っていうけれど、子育て支援の仕組みのほとんどが、母親前提になっていて、男は関われないじゃないか」、と。
                ・・・          
 施設設備の問題でいけば、おむつ交換台や授乳室だ。まめたと相方さんが二人で出かけようと思っても、男性用トイレにそれらが整備されていることはなかなかない。オムツのたびに車に戻れというのか、ミルクをつくるときまめたをどこに寝かせておいたらいいのか、はたまた、父親は赤ちゃんと二人で出掛けるなということなのか。関わりたいと思っていても、これではあきらめる人もいるんじゃないだろうか。
                ・・・  
 こんな風に、働く女性以上に育児をする男性はマイノリティなんだなと思わされることが少なくない。前例をつくるしかないと相方さんは意気込む。お父さんへの道は険しくも楽しいものであるようだ。

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「いじめ最多」だって?

2015年10月28日 | 新聞感想

 新聞(※右の道新10/27夕刊一面)の上下の記事から、「いじめ」「沖縄県」「辺野古埋め立て」「国交相」の文字で、沖縄が政府にいじめられている衝撃的な記事かと思った。その規模「小」さく見積もって「最多12万件」と鋭敏な頭脳の瞬間的な洞察(笑)
        
 すぐ間違いに気づくが、こういう思考回路が一端出来てしまうと、下の記事は「国 沖縄県へ 最多のいじめ」の見出しがふさわしく思えてくる。新聞が他の情報発信装置に比べて突出、いや独自の特色は、関係の無い話題を視野いっぱいに並べてくれるところだ。人間の意識というか情報保存というか処理というか…こういうカオスみたいのが豊かで楽しく、脳は記事の違いを注意しつつ思いがけない発想をもたらしてくれる感じがする。ネットがつまらないのは信用性だけでなくこうした機能がないことだ。
 それにしても、沖縄を巡る政治と金を使った信じられない暴力、堪らない。 

 転た寝が過ぎ寝られずブログ書く今朝の2時。8時就寝リズムだから年数回の珍事。何気なく本ブログ新設の「リアルタイムアクセス解析」開いたらこの時間帯に起きて見てる方が。ホーッ。さて、そろそろ寝るかな。       

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「老年」とは (中)

2015年10月28日 | 新聞感想

【夢彩る】俳人・金子兜太さん(96歳)

【「老年とは」(上)から続く】
 ユーチューブの「KGB84」検索に続き、金子さんもすぐヒット。便利な時代だ。朝日の俳壇・歌壇を時々楽しむ立男だが、選者金子兜太さんのが圧倒的に面白い。あのNHKだって金子さんぐらいになると俳句教室選者から排除できない。「出る杭だって(大き過ぎたら)打たれない」のだ。金子さんはこの夏、安保法断固反対の狼煙を上げ続けた。重苦しい社会、時代閉塞の時代に、老年が真剣勝負で。瀬戸内寂聴さんと金子さんが「老年」界の立男推奨アイドルだ。こういう方こそ立派な「不良老年」だ。「不良中年=型にはまらない中級老人」候補者が次々と脱落する今、上級老人に頼らざるを得ない。
 金子さん揮毫「アベ政治を許さない」も為政者とその同調者には衝撃だったのだろう、これを印刷したクリアファイルを道徳教育推進の教育行政が只今『密告』奨励中。いやはや。
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 今回の3部作「『老年』とは」は、先週土曜の道新夕刊コラム「今日の話題」が元ネタ。「人の年齢は、外見からはなかなかわからない~」に始まり、人口構成を「年少」「生産年齢」「老年」と3区分していた。さて、国の設定した「老年」はいつからだと思う?【「老年とは」(下)に続く】   ※参考記事→「自由人『私の骨格』(金子兜太)」


公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」も更新しました。お題は「見上げてごらん」だよ読書の楽しみがガクンと減ったのは「富士日記」(武田百合子著)を初夏に読み終えてから。その後の読書では何かが埋まらない。仕方ないので同著者のを2冊発注した。恐るべし武田泰淳婦人。

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「老年」とは (上)

2015年10月27日 | 新聞感想

 金子兜太さんみたいな怪物男性に驚いていたら女性版も。新聞見て動画検索したらあったよ。

 

 昨日の道新夕刊【芸能欄】掲載の「天国に一番近いアイドル」、「平均年齢84歳 KGB84」という『スーパーな女性アイドルグループ』だ。最高齡97歳。入団資格は小浜島(沖縄本島から400キロ)在住の80歳以上の女性、年功序列の島では70歳代は「研究生」の資格(笑)。今回、テイチクからメジャデビューし本動画はその一曲「Come on and Dance 小浜」のダンスナンバー。テンポのずれも懸命さも見事にキュート。老年とは…いったい 【次号に続く】

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【その235】 枝つきレーズン

2015年10月26日 | 【保管】一寸凡師コラム
    枝つきレーズン
 
  同僚と地元のバーへ。何とも言えない雰囲気に酔いしれた。最後に少しだけ荒馬さんと合流し、素敵な時間を過ごすことができた。そのバーで初めて目にした「枝つきレーズン」。最近好んでレーズンを食べている凡師にとって、まさに興味津々。よっぽど凡師の目がまん丸としていたせいか、帰りにマスターが「枝つきレーズン」を一房くれた。味わい深いレーズンを一粒ずつ頬張りながら、今日も夜が更けていく。

 荒馬さんと年末の衝動買い、いや、計画買いの打ち合わせ。今年度は楽器を買う事に決定。新たな楽器に挑戦し、いつの日か「枝つきレーズン」のように、味わい深い音を奏でたい。
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