波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

【その253】じ・も・と

2016年02月29日 | 【保管】一寸凡師コラム
じ・も・と

 凡師家でちょっとしたトレンドの「ジモトート」。地元(じもと)とトートバッグを合わせて「ジモトート」。道内の各市町村がデザインされてお り、現在18市町村のバッグが販売されている。このジモトート、なかなか秀逸なデザイン。凡師が住んでいるところのバッグも販売されているということで、 この地に縁のある友人達にプレゼント。このバッグにおまけとしてついてくる缶バッジがまたいい。バッジにはひらがなで“じ・も・と”・・・「じぶんに も どる ところ」と書かれている。なるほど~。
 好評発売中のこのバッグ。凡師が大学時代を過ごした岩見沢のバッグも発売している。久しぶりに大学時代の旧友たちに会いたくなった。場所は焼き鳥屋「三船」。ジモトートに思い出をたくさん詰め込んで。
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凡師コラムを移動しました。

2016年02月28日 | ご連絡

 春のブログ改編のため、『一寸凡師の隙間コラム 【その252】ジョルテ』を、公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」の方に載せていました。実験も終了しましたので2月22日UPとしてこちら側に戻しました。明日は「【その253】じ・も・と】をこちら側に掲載予定です。

「一寸凡師の隙間コラム」と「腹ペコ日記」は、波風立男氏が知人にお願いして書いてもらっているコラムです。何度も書いていますが、「1人で3役は大変ですね」という声が未だにあるため注意を促しています(笑)

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「モーロクのすすめ」を読む。

2016年02月28日 | 読書

   去年11月発刊「モーロクのすすめ 10の指南」(坪内稔典著:岩波書店 )、「買おうか、買うまいか」と迷っていたら市立図書館の新刊書コーナーに。カバと甘納豆の俳句でどういう意味だと思い、何だか気になって正岡子規論読んで何てわかりやすいんだ !と思い、この本で作者が身近になった。
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 とぼけていて簡潔、見事なリズムで飽きない。優れた老人はこんなに自分で自分を笑えるもんなんだと感心し。『モーロク』が愛しくなり、俺にも早く来ないかなあ、なんて思ったりする(笑)大家の老人随筆は今一つ…、人間の証明さんも、青春の門さんも、失楽園さんも…どこかに『俺は』があって辛い。少し外れる黒井千次さんでは知性が過ぎ、故鶴見俊輔さんは素朴な日常に遠く、故山口瞳さんは意外にそれほどでもない。故天野祐吉さんの『隠居』道を正統に受け継ぐのは、坪内さんではないのかな。読み終えてから「買おうか、買うまいか」を読む前より迷ってる。
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 立男より2歳若い俳優の言葉。「過去に学んで養う『歴史観』、今起きていることを見極める『社会観』、命をも懸けられる『価値観』、この3つを大切にし、暇さえあれば本を読む」と新聞書評(1/17朝日、「原発メルトダウンへの道」NHK ETV特集取材班著)を書いていた石田純一さんの言葉。『人生観』とは、体験という調理を通じた、この3つの微妙な調合具合で決まる味のことを言うのかもなあ。


老後の日課の一つはご飯の後の「本読み」(「読書」っていう程のもんじゃないな)。2つの椅子を並べ寝そべって読む立男、姿勢よくメルヘン読むママヨさん。再放送のTVアニメ「団地ともお」を録画して見ている。「モーロクのすすめ」と重なる。クスクス笑う公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」と「波風文庫更新しました。

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第96回/飛行機

2016年02月26日 | 【保管】腹ペコ日記

 腹ペコ家初の家族3人での飛行機。まめたはCAさんや他の乗客に笑顔をふりまき、よく眠る。どうなることかといろいろと対策を考えていたものの、むしろ飛行機苦手の両親をその笑顔で励ますという親孝行っぷり。こんなにいい子で大丈夫なのだろうかと不安になるくらいだった。
             
  
一方、雪もなく気温は稚内と比べて10度以上高い実家の気候。でも室内は稚内のほうがあたたかく、まめたは鼻水じゅるじゅるに。対策を講じるべきはこっちだったかと、あとから反省しきりだ。
                     
 おじいちゃんおばあちゃんに甘え、はじめて会ういとこに揉まれ、新しいことづくめの数日間。新しいしぐさも増え、ここにきて急成長を見せている。帰りの飛行機ではどんな様子を見せてくれるのか、今から楽しみだ。



【波風立男 から→ 腹ペコさんへ】旅先からの「腹ペコ日記」。ありがとうございます。まめた君の愛嬌の良さは日増しに進化してますね。相方さんの遺伝子が相当に働いているのですね。今回の研修機会で相手の心をわし掴みするスキルにも磨きをかけたことでしょう(笑)ご両親がリフレッシュできる機会になれば良いですね。

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ガラスの後悔

2016年02月25日 | 日記・エッセイ・コラム

    最初は、「えっ、まさか」と思う。目を凝らすとやっぱり事態は深刻だ。理由は思いつかない。自分の力で何とかできる問題ではない。躊躇している間に傷はどんどん広がるだろう。
 車のフロントガラスのヒビだ。ガラス窓とボンネットの境目に貼り付いた氷をブラシの先で突いたのが原因だと車屋さん。同じようなお客さんが何人か来ているらしい。冬のこの種の事故は下の方を叩くからヒビが下の方で横に広がり、夏のは小石などの衝突が原因で上に伸びるそうだ。車の雪や氷を叩いたら、仕返し、いや逆切れされるのだ。
                                   
 情けないが、去年の今頃、同じガラス交換をした。去年はヒビが上下だった。雪降る前の傷が原因で、「その時に手をうてば持ちましたよ」と後で言われた。仁丹ぐらいの傷を毎日見ながら運転していた暢気さを後悔した。今回は自分の短気というか、この種の物ごとを慎重にすすめない気性に腹が立った。ママヨさんは、「(いつものことで驚きませんが、という顔で)誰かを傷つけたのではないから良かったですね」と小さな声で言った。「俺の心と財布が傷ついたんだよ」と言いたがったが我慢した。
             
 わかったことがある。困ったことが起きて、グズグズしていたらもっとひどくなり、現実を直視することに決めたら一気にモヤモヤ感は無くなり、さっぱりした気分になることだ。あっ、去年も同じ反省をしていた。これだと来年も…だなあ。来週初めに修理が終わる。再来週、電車に乗って買い物する一人旅は止めにした。自粛という奴だ。


画像は仕事で作ったもの。本文とは全く関係がありません。作者が同じだけ。写真とイラストの合成は久しぶり、面白い 今朝の新聞に、読みたいが読むのが怖いような本「終わった人」(内館牧子著:講談社)の広告。『しがみつくより 散り際千金』なんてコピー、主人公と同じ63歳の心にしみるね。

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