波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

腹ペコ日記 特別版

2018年03月30日 | 【保管】腹ペコ日記

作品

相方さんは、手作りすることへのハードルが低い。相方さんの両親や祖父母は何かを自分で作れるという特技を持っており、その環境が「手作り」へのハードルを下げたのだろうと思う。

たいして腹ペコはどうか。不器用かつ大雑把でめんどくさがりな性格であるため、何かを作るのは基本的に大人に丸投げしてきた。ただ、それももう少し振り返ると、がんばった作品が「ぐちゃぐちゃ」だと言われたことが大きかったような気がする。

そんな思いから、まめたの作品が完成するたび飾るようにしている。「どんなものも作れる」という相方さんの感覚と、「自分の作品が大切にされる」という経験が、今後、彼の製作意欲にどのように影響するのか、楽しみにしている。


4年間、お願いして書いていただいた「腹ペコ日記」(2014年5月~2017年3月 全150回)。今回もお願いしたわけだが、その内容と文体から、ずうっと続いていたような錯覚が。この間の腹ペコさんの様子はブログわがやのはる-まめたろう日記』で。

コメント

「ある」ことの不思議

2018年03月27日 | 新聞感想

学の国語学の授業で書いたレポートを思い出した。「ない」は状態を表す形容詞で、「ある」はそうした中での特別な実態、だから「ない」と「ある」は対義語では無い、のようなことを書いた。半世紀前なのに覚えているのは、珍しく良い評価をもらったからだ。そんなことを思い出した今朝の朝日「折々の言葉」。

年夏に亡くなったお坊さんから、このコラムにある『有り難し』の意味を教えてもらった。「ご馳走」の意味とつなげて説明してくれた。焼き蟹をご馳走になりながら。30年前の昔だが、亡くなるまでずうっと親切にしていただいた。訃報を知った時、「有り難し」の意味を驚きと悲しみの中で実感した。

 


裏ブログを「『会う』という本気」で更新 アマリリスの花、5つが1つになり重い腰上げ、5方向に咲いていたのを想像して描く 。

コメント

餃子の皮

2018年03月24日 | 図工・調理



子の皮そのものを味わったことなんて無かった。いつも袋入り20枚の市販品だったし、店で食べる「皮」の記憶も無い。この間の『手作りうどん』に味をしめ、『餃子の皮』を作る。うどんと同じく、塩と水と粉(中力粉と強力粉の違いあり)が成分。最初だから製麺機で。次回からは、手足とノシ棒で大丈夫だろう。

論。美味いよ(笑)。もっちり感と小麦粉の風味を堪能。しっかり噛まなければ味わえないのは先の「うどん」に同じ。ペラペラ市販皮はもう買わないな。いや、買えないな。冷凍うどんや乾麺も最近口にしていない。それにしても、粉が、「皮」が決め手だったとは。今回は大きめな皮(粉300グラム+冷水95CC+塩3グラムで25枚の皮)だから6個で大満足。それで炭水化物75グラムだからご飯は無用だが、茶碗半分いただき、「もう入らない」至福へ。この頃困っているのは体重の増加。ママヨパンもあり、粉もの摂取が急に増えている。昨日の夜も、大揚げ乗せたキツネうどんだったしなあ。


「スーパーラーメンの作り方」というレシピ。よく見ると「スーパーラーメンの作り方」(笑)。材料全てスーパーで揃えられるの意味だが、スープに時間がやたらかかる。まさに、老人が特権的に味わえる一品。やってみるかな… 「いただいた手紙整理。送られた貴重な実践記録や近況を読み、当方も「生きてますよ」をハガキで返信。こんなので日が暮れる。

コメント

続 波風食堂ごっこの計画

2018年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

(3/19「波風食堂ごっこの計画」から続く)
通相手から「今年は、波風(食堂)でコーヒーを淹れる事を目標にしております」と手紙。嬉しかった。この筋の専門家にオープニングで花を添えて貰おう。
「喫茶ありの食堂」を妄想する(笑)。「展覧会やらせて貰える?」って聞きにきた人もいて「ギャラリーありのうどん屋で珈琲もいかが?」のイメージ湧く(笑)。テーマありのおしゃべり会をやりたい、書評の交流もしたい、暑い日、青い波に白い千鳥が飛び赤い字の「氷水」の旗を掲げたい、と波風店長。

簾をくぐった人は全員「お客さんごっこ」参加者。何か食べたい人、家にいたくない人、何か話ししたい人、来てみたかった人、コンセプトのよくわからない食堂が目標だ(笑)。決まっているのは、「うどんだけは食べさせてくれる」という一点だけ。

大収容人数は8人ぐらい。営業期間は5月~10月の半年間。開店日はブログで告知し(週に3日程度かなあ)、準備の都合により食事可能日は完全予約制(まあ、月に数回ですね)。無認可につき食事による腹痛等は全て自己責任で。代金はしっかりいただき、厳密な原価計算による収益は全てカンパ(子育て・福祉等)に充てたい。たまに、手作り品を並べもし売れたらその分はすべて充てたい。そろそろ4月だが、歩きながら考えることにする。ママヨさんとのごっこ遊びの延長だから、疲れなければすべて良しだ。


画像は、昨日夕食の「うどん+掻き揚げセット」。粉500グラム(5~6人前)はスーパーで買った日清製粉中力粉(特売で1キロ267円だったから1人分は30円程)。香川の特注品(1キロ350円)と比べそれほど差は無いなあ。掻き揚げ(三つ葉+海老、玉葱+舞茸、人参+ゴボウ)と出汁はママヨ作で、うどんと本返しは波風作公式裏ブログを「♂♀という象徴(笑)」で更新。

コメント

穴にネズミを逃がす言葉

2018年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム
をはさみ半日、「森友問題」の国会中継見る。ふと、焦点の国有地売却の偽造決裁文書は『書き換え』なのか『改竄』(かいざん)なのかが気になりだす。政府と政権党、官僚は前者で、野党は後者を使う。ここは決して間違わない。新聞のテレビ欄(Eテレ除く地上波6局)開くと、NHKだけが前者で民放はすべて「改ざん」の見出し。
 
竄の「竄」が、鼠(ネズミ)の文字を含むので、コソコソ逃げ回ったり、盗み食いなどの悪質な意味を予想。昼寝やめ漢和辞典「字源」(※画像参照)開く。予想的中し、広辞苑も開いてみる。中級老人の隠居生活ではこんなこともできるのだ(笑)。足で踏んでウドン作るだけじゃない。
■かいざん【改竄】(「竄」は改めかえる意)字句などを改めなおすこと。多く不当に改める場合に用いられる。〔小切手の-〕
■かきかえ【書き替え・書き換え】➀書き改めること。②効力を失った証書に代えて同じ効力を持つ証書を作成すること。〔免許証の-〕
■かきかえる【書き替える・書き換える】書きあらためる。書風をかえて書く。
 
の国の根幹が怪しくなってきた今、政治も報道も誰にどんな責任を果たすつもりなのか。両者とも「言葉」が命の業界。事実を正確に伝えるのか、それとも姑息に誤魔化すのか。言葉の意味では既に決着済み。公的処分が未だからなのか、政権への忖度なのか、某公共放送のニュースは今もって疑問。遅くない時期に、「書き換え」を「改ざん」にこっそりと書き換える頃、世の中は少しまともになっているかもしれない。テレビは意外に肝心なことを映す時がある。
コメント