波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

珈琲の余韻

2017年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム
え子が波風宅を訪ねてくれた。今、珈琲自家焙煎の店をやっている夫妻。妻の方は、12歳の中1の1年間だけ、夫の方は同じ学年の生徒だったが教えたことも話しをしたこともない。30年以上前の先生と生徒。「ずうっと会いたくて、やっと会えた」と言ってくれた彼ら。波風氏とママヨさんは「こんな素敵な人間に出逢えた」という幸せに感謝。札幌に帰る彼らを見送った時、ママヨさんが「先生という仕事は良いものですね」と言った。寒い夜道、街灯の黄色い光がずうっと向こうまで連なって光っていた。
 
 
の日、ママヨさんの入れる珈琲が変わった。いただいた新鮮な豆のせいもあるが、目の前で正しい入れ方を教えてもらったからだ。コクと香りが違う。札幌から電話が来て、「私たちが珈琲入れていた時、先生が敬語で話しをしていて変な気がした。先生と生徒があの時に入れ替わったみたいな」と言われた。そのことは全然覚えていない。「先生」という仕事は、時々こんな絶妙で得がたい人間関係を味わせてくれる。彼らが入れてくれた美味しい珈琲、その一番の特徴は、飲み終わった後も、味と香りの余韻がずうっと続いていることだ。
 

今日の画像は検索で拾った参考品。だが意外に良いな ここ数日、波風工房(「波風食堂」閉店時)で、レトロ味の教室用木製椅子を作成中。塗装したら完成。座れるが小品なのでオブジェであり、『簡単で、安価で、懐かしい椅子』の作り方の試作品。なぜこれを作る羽目になったかを公式裏ブログに近日中UP予定本ブログ次回は、お待ちどうさま(笑)『こめの学習帳:15頁目』。こめ君は、突然の病気療養、隠遁や逃亡の生活、からの奇跡の復活ではありません(笑)お楽しみに。
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『波風食堂』、1期工事報告

2017年10月29日 | 日記・エッセイ・コラム

年の「波風食堂」造作は、この辺で一旦終了。寒くて、外で電動工具を使うのが怖くなってきた。シンクと大テーブルの左画像が食堂室内。上下水道、ガス、電気配備済み。コンロは業務用(温度調節無し)で注意必要だが、デザインがシンプルで素敵。

い暖簾の画像は、掲示用壁面(要するに「引き戸」)の奥にある木工道具収納室。ロフト上り下りは暖簾奥の梯子で。全体的に茶と白、そこに落ち着いた赤青黄を少し配置して、『若々しさの未だ残っている隠居老人』(笑)のイメージを出したかった。椅子・テーブルは薄墨をかけてクリヤ塗料、壁面は、シナ合板と漆喰、間仕切りは茶色で。色味の三色はマットなミルクペイントで(玄関前のガラス3面、シンク下の戸棚扉【元はテレビ台】)。この空間に置いてみる変な市販品はすぐに場違いな感じがして、波風立男氏は今更ながら自分の空間的な嗜好を再確認するのであった。

い冬、ここで小物を作る。昨日、木製の生徒用椅子を木取りし、今日は組み立て。前まで学生のレポート集めに使っていたランドセルをこの椅子の背に掛けてみたい(笑)。本宅の方の、増えてきた額やキッチンの鍋釜の整理棚も何とかしなければ。来年の2期工事は、やり残した玄関口階段、軒先だ。「波風食堂(ごっこ) オープン」は来年6月頃かな。半年あれば、メインメニューのうどんも何とかなるだろう。本当に良かった、周囲に吹聴してきた食堂ごっこ環境が何とかできて。
3期は玄関前の庭づくり。現在、ママヨさんと立男君が各々車を持っているがそんな必要はだんだん無くなってきた。空く駐車スペースに木を植え、ウッドデッキ(これが木工作業の始まりだった)を作り、キッチンの温燻から外の冷燻にレベルアップしてみたい。中級老人(65~74
歳)とは、こんなことに挑戦できる身体(動作・判断・気力)の最終段階だと思う。

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公式裏ブログ 更新しました。

2017年10月26日 | ご連絡

お題「掃除と整理整頓」。仕事と生活は本来分けることができず『暮らし』の各部分。子どもにとって、遊びも勉強も生活と同じ意味。給料もらう仕事離れ、全24時間が「暮らし」であることを実感中 「無駄話のできる定年退職者は貴重」は、佐野洋子さんの言葉だがこのブログも活用し、無駄話に禿げ見たい。イヤ、励みたい 。「掃除」の次は何にするかな  幸田文著「季節の手帳」(新潮社)、高踏的で鼻につく。父露伴に学んだ訓の「しつけ帖」はヨカッタのにな。人間的自立は何と難しいものか。「ワタシは最高にツイている」(小林聡美著:幻冬舎文庫)は中年女性の無駄話そのもの、ショボい話しに笑う。やっぱり、なかなかの女優。

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新『ランチの会』(旧『中華三昧の日』)報告

2017年10月25日 | 図工・調理

回目になる今月の『ランチの会』は波風家が当番。中華ばかりではどうもなあ、ということで今回はピザ。そういうことで、この集まりも新しい名前に。「売っている物は作れる」がモットーのママヨさんの手作り。肉系が多いのはお客さんが若いから。波風家両人は調理に忙しいせいもありほどほどの満腹感で切り上げ。立男君は、ピザソース、生ハムサラダ作ったことと、バナナ・アーモンドスライスとブルーベリーのピザを「このオヤツみたいなのを作って下さい」とお願いしたこと。満足のいく完食。そうだ、デザートは立男君が久しぶりに作った玉子プリン。

の次の日、お客さん招き、立男君が「ピリ辛 味噌ラーメーン」作成。麻婆豆腐からの発展系なのだが、家庭でもこれぐらいの味が出せるんだねえ、と言ってもらえる一品。担々麺とともに立男君の得意料理。手作りチャーシュー、熱湯で茹時間6分30秒の味付け卵、味噌スープ(挽肉と昆布・鰹の混合スープがベース)を前日に用意しておき、野菜炒め(モヤシ、玉葱、ピーマン、シナチク)を乗せて「はい、どうぞ」。
これまでの人生で、ニンニク、生姜、甜麺醤(てんめんじゃん)、豆板醤(とうばんじゃん)をこの1年間ぐらい食べたことはない。これ「中華三昧の昼食会」のおかげで、減量していてもゲンナリしないのはこういう食生活の影響だろうか。


 晴れが4日間続く。クタクタになるまで外仕事をしたい冷たい空気  残りのピザソースでピザパン。パン屋さんはこうやって作るんだ。いい加減なサラミのピザトーストがいかにも本格的な感じ。庭のバジルも終わりだね。

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「明日をもっと良い日に」する音色

2017年10月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 

下、最近読んだ新聞の受け売りだが、自らを「チェロ芸人」と称する柏木広樹さんの Album『Cellos LIFE』より「大地の祈り」。チェロの音色は「人間の声に近く心に響くんです。音楽って、楽しい曲を聴いてウキウキするとか、衣食住には必要無いけれど、生活を彩ることができる。その彩りをがんばるのが好きな連中がミュージシャンをやっている」、「僕の音楽は芸術ではなく生活の中にある音楽だよ、と言いたい」の言葉に共感。

うっと前から波風立男君はこの楽器の音色が好きだ。ユーチューブで拾ったこの動画。ああっ、これ聞いたことがあるなあ、なんて懐かしく明るく嬉しくなった。少し疲れ気味の先週、そしてウンザリな総選挙結果の今朝。明日が今日より、ましな日はきっと来るよね。

 


「掃除」と「整理・整頓」の辺りを確認しておくつもりでPC起動。音が欲しくてユーチューブ開き、新聞で目にしたチェロ奏者の動画検索。いいじゃないか(笑)。『掃除と整理・整頓』は今度だね。先週土曜開催『中華の日№9』(今回から『ランチの日』に変更)、『波風食堂の全貌(第一期工事完了)』報告も未だだったな。

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