(前号から続く)
ウンザリする6月の政治。冷たい雨が続き、畑で震えている苗に気持ちが重なる。逃げるわけにいかず、天に喧嘩もできず、晴れの日が来るまで耐え忍ぶ姿。それに比べましな我々庶民。60歳代の現政権不支持率が全年代中で一番高いそうだが、同輩の中級老人の反骨精神に安堵しつつ、近未来が不安。国会の投票札(法案に対する賛否)の積み重ね具合を見て、庶民の責任を思う。
そんな時の小さな新聞コラム「『記憶にない』ことこそ記憶」(6/22朝日:福岡伸一の動的平衡)。こんなふうに政治に関わる学者がいて、雲間からの明るい光みたく思う。道頓堀「くいだおれ太郎」を彷彿させるお方、なかなかやる。教育も科学も芸能も、あらゆるものが、政権に『忖度』している今。政権を巧みな風刺で笑い飛ばしたり、様々な視点からの批判するのを少しも取り上げず、争点ぼかしに誘導するマスコミにうんざりする中、にやりとする感じ。
憲法改悪の国民投票スケジュールを発表する首相。現憲法遵守が義務の国家公務員で、そのトップにある方が意見で無く違憲を平然と語る異常。さて、問題は庶民の受け止めだが、庶民による政治と国の根本的なあり方を問う機会を用意してくれたと思うことにしよう。老人どうし、老人と若者、ここで未来計画を語りあわなくては禍根を残す。ママヨさんの言う「雨はいつかは止みます」は、このことかもしれないと思う波風氏。親友の言葉を深読みする6月最終週の始まりであった。(おしまい)
タコとモヤシのナムルが3日続く。旨くて飽きない、ということだが、大きなタコ足を解凍したせいでもある。4月5月6月で、ニンニク消費量が昨年度分に匹敵。週に1度は中華 裏ブログ「本を売りに」で更新済み。4日書かないと「久しぶり」の感『波風食堂』のシンク作成再開。脚取り付け準備終わり、晴れたら塗装。着々とやってます。