波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

「座邊師友」

2011年10月02日 | 読書

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Photo_11 俳優、尾形拳の「手紙」。書と画。何とも自由、無駄なく、繊細。上から見下ろす邪心なく、無心を形にしたような。愛嬌横溢。

 魯山人、熊谷守一、良寛が好きで、中川一政が師とあり、この本を手にした理由を納得。「尾形拳からの手紙」(監修 小池邦夫:文化出版局)だ。「座邊師友」の言葉、巻末の奥様の文、忘れがたい。

  この頃、気になる「書」。良し悪しわからないが、好き嫌いははっきりわかる。文や画よりもだ。気持がストレートに伝わってくるような気がして。

朝顔も終わり。まだ数多いつぼみも秋冷で開けない。かわいそうだとママヨさん。大きめのを切り花に。ガラスの器に挿されて可憐。息をフッとかけてやると赤と青が震えながら開いてくれた。

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