波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

第34回『ほんのおつきあい』交流記録

2023年10月08日 | 読書

8月27日(日)14:00~参加者5人。

MS 『名画の中で働く人々』(中野京子著:集英社) 、絵に描かれる『仕事』から西洋史の誘いを受ける感じ。皆を笑わせていなければならない辛い仕事のピエロ、主役になれない警官、衣装で時代が分かるココシャネル、清潔第一のナイチンゲールが面白かった。こういう絵の見方があったのか★4

HF 『世界で最後の花』(ジェームズ・サーバー著・村上春樹訳:ポプラ社)、塾で教えている生徒の夏休み読書感想文の本。なぜ人間は戦争を繰り返すのか?平和な未来は作ることが出来るのか?新しい戦前の今に真剣な問いかけ。読みやすく考えさせられる★5。『LIFE AT WAR』(昭和50年発刊:タイムライフブックス)、戦争を言葉より伝えてくれる写真、家にあった著名な写真集を生徒の参考に使った。

KK 『落日』(湊かなえ著:ハルキ文庫)、伏線張り巡らし一気に回収するミステリィー小説。一方的に与えられるイメージが事実を覆い隠すか、この作家には珍しくきれいに終わり衝撃に欠けるので★4

ママヨ  『ウクライナ戦争論』(安斎藤育郎著:安斎科学・平和事務所)、波風氏が知人からいただいたほぼ本のパンフレットを借りて読む。著者の論が正しいのか、メディアが正しいのかは未だ分からない。この戦争の原因は何か?反ロシア・ウクライナ擁護の世論は正しいのか?。権力を持っている者が情報を操作しているのではないかという疑問を持っていたいと思う。この本のような情報が入って来ないので価値あり★4

波風 遠藤周作著『深い河』★5、マンガのpannpannya作『おむすび山の転がる町』★3、既に本ブログで掲載済みのため省略。


【私の楽しいとき】・・・・・・・感想交流を終えてからの近況交流

●子どもが帰省する連絡が来て待っている時、寝る時が来て「寝て良いんだなあ」と思う時、食器を洗いあと少しで終われるとき(MS)
●何が楽しいのだろうと思うとわからない、ダイエットやっていて体重増えて・・・、TV(テレ東)『正解でない日本史』を楽しく見ている(KK)
●猫が近くに来てくれて添い寝してくれる時、塾で教えている子どもが明るく接してくれる時、産地の美味しい野菜を安く買えた時(HF)
●家事を全部終えて録画してある韓国ドラマを見る時、草取りをしていて見たことの無い植物が生えている時(ママヨ)
●機嫌よく一日を過ごしている、工作や散歩や家事や読書やブログなど忙しくしているが充実感がある時かなあ。パチンコ勝ったらさらに嬉しい(波風)


月末の読書感想交流、簡単な内容と感想を話しするだけだが、自分の読書体験を深める機会。こういう緊張感他には無いなあ  読書を他人に語るのは自分でも意識しない自分を露出すること。意外に勇気のいる集まり。全員がそうだから交流は上気し楽しく疲れる(笑)カッコつけたい、弱点見せたくない、本を読まない人はこういうの苦手かもなあ。

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