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映画 デンゼル・ワシントン イーサン・ホーク「トレーニング・デイ」(01)

2005-07-03 22:02:54 | 映画
 悪徳警官の生々しい姿をリアルに描く。麻薬課に配属になった新人のジェイク(イーサン・ホーク)は野心家で出世を望み大きな家に住む夢を追っている。上司のアロンゾ(デンゼル・ワシントン)は、悪徳警官グループのリーダーで、すぐキレる気性の激しい性格ながら頭もキレる男である。そんな二人の一日を描く。

 アロンゾはジェイクを取り込むために罠を仕掛けていく。最後はアインシュタインの“危険なのは、悪人に対し何の行動も起こさない人間だ”という言葉に触発されたわけでもないだろが、ジェイクはアロンゾとの対決に向かう。

 演技力のある俳優だから緊迫した場面が連続する。黒人監督のアントワーン・フークアは言う。「本当のロスアンジェルスを知らない人が多い。輝く太陽の下、街中で人が殺される。華やかなビバリー・ヒルズは有名だが、ロスの実態とはかけ離れたイメージだ。この映画はロスの実態を描いている」ロスの中でも危険地域と言われ警官でも単独なんてもってのほか、グループで行動しなければならないパインウッドでもロケを行っている。

 日本の映画制作もやくざに挨拶するとか聞いたことがあるが、この映画も地元ギャングに話を通しているようだ。ギャングも映画に出ているらしい。ラテン系(ラティーノ)が住んでいて住民の2%ほどがギャングだそうだ。日本でこのような危険地域があるのだろうか。私は聞いたことがない。ひょっとして最近中国人を始め外国人の犯罪が増えているので、それらの人間が集まっている地域があるかもしれない。
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