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芸能人やスポーツ選手は「早死に」の傾向、豪研究者が発表(ロイターの記事)

2013-04-22 13:48:38 | 読書

 芸能界やスポーツ界で活躍した人は早死にする傾向にある──。オーストラリアの研究者が18日、医学誌「国際医学ジャーナル」でこんな研究結果を発表した。
 
 シドニーのセント・ビンセント病院のがんセンター長を務めるリチャード・エプスタイン氏らは、2009─11年の間に米紙ニューヨーク・タイムズに掲載された約1000件の訃報を調べ、職業と寿命などの関係を調べた。
 
 それによると、俳優とスポーツ選手の平均死亡年齢は77.2歳で、クリエーティブ職の78.5歳、専門・学術職の81.7歳、軍事・政治関連職の83歳に比べて短いことが分かったという。
 
 研究者らはこの結果から、俳優やスポーツ選手らが自分の目標を達成するため、または成功した結果、他の職業よりも多くのリスクを取っている可能性があると分析した。
同研究は「成果主義の職業における名声や功績は、より短い余命という代償によって得られるのかもしれない」としている。

 うん、そうか。じゃあ私なんかは長生きできるなあ。またラジオの聴き書きになるが、大リーグのスター選手の多くは引退後の生活に問題があって自己破産に落ち込む人が多いという。
 
 要するに金銭管理が出来ていないと言うことのようだ。それも黒人選手に多いという。考えてみれば、大リーグの組織は、ピラミッド型でその頂点がメジャー・リーグとなる。10代から這い上がってきてメジャーに登りつめ、年俸も破格の大きさ、生活は勢い派手になる。
 女にもてるし親戚や友達や友達の友達まで気前よく奢ったりしていて、いよいよ引退。引退後の生活も現役時代と変わらず収入がないのに支出がやたら増える。当然、貯金は底をつく。道は自己破産しかない。そして過去の栄光を懐かしみ酒に逃げ場を求め、どうしょうもない飲んだくれと相成る。これでは寿命も縮まるのは必定。

 大リーグ機構も放置できず、若いときからの金銭教育も考えはじめたようだ。人生いいときばかりじゃないし、むしろいいときはほんの一瞬に過ぎないと肝に命じたほうがよさそうだ。

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