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可愛いキャリー・マリガン、好演のレオナルド・ディカプリオの映画「華麗なるギャツビー」

2013-10-24 15:45:16 | 映画

                
 パーキンス療養所の精神科医の一室。アルコール依存症、不眠・不安症のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は部屋の中を歩き回りながら、医師の質問に答えていた。

 その答えの中にギャツビーについて「彼ほど途方もない希望を抱く男は後にも先にも知らない。感受性の鋭さも並外れていて、まるで遥か先の地震を感知する精密機器のようだった」そして医師からその物語を書くことを勧められる。

 1920年代、アメリカは空前の好景気に沸いていた。株価はうなぎのぼり、禁酒法があっても密造酒で民衆は酔っ払った。密造酒の元締めアル・カポネなどギャングの横行。民衆の生活は車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫などの普及が著しい。

 そんな1922年、ニック・キャラウェイは、ウォール街で証券業務につき、ニューヨーク郊外のウェストエッグのお邸に囲まれた小さなコテージに一人で住んでいた。

 ニックのいとこディジー(キャリー・マリガン)は、湾の対岸にある昔ながらの高級住宅地イーストエッグに億万長者の跡取りトム・ブッキャナン(ジョエル・エドガートン)と結婚して住んでいた。

 ニックのお隣はお城のような大邸宅。週末になるとニューヨークから億万長者、遊び人、出版人、金髪の美女、舞台演出家、映画女優などのセレブたちが招待状もないのに押しかけてくる。狂乱の1920年代の縮図が現出されている。

 ある日、ニックはお隣のギャツビーのサイン入り招待状を受け取る。この一通の招待状が、ニックに思わぬ人生を歩ませることになる。

 謎の多いジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)と親しくなるにつれ、その謎が徐々に明らかになっていく。

 映画のストーリーを追うのもいいが、1920年代の素敵なファッションも観ていて楽しい。ディジーをめぐるギャツビーとトムの三角関係の果てに、思わぬ幕切れが無常を誘う。

 レオナルド・ディカプリオが好演している。それにキャリー・マリガンは、すごく可愛い。長身の新人女優エリザベス・デビッキが妖艶な姿で楽しませてくれる。
             
             
             
             
             
             
             
監督
バズ・ラーマン1962年9月オーストラリア、シドニー生まれ。

キャスト
レオナルド・ディカプリオ1974年11月カリフォルニア州ハリウッド生まれ。
トビー・マグワイア1975年6月カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。
キャリー・マリガン1985年5月イギリス生まれ。
ジョエル・エドガートン1974年6月オーストラリア、メルボルン生まれ。
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