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料理 「白ワインソース」がフレンチからイタリアンに

2010-07-05 12:44:39 | 料理
 私は時々フランス料理が食べたくなる。フランス料理店に行けばすぐ食べられるが、できるだけ自分で作りたいと思っている。
 ところがこのフランス料理、見たことも聞いたこともない材料がぞろぞろと出てくる。しかもインターネットで買うしかないものまである。私のよく見るフランス料理の本は、もう20年も前に発行されたもので「皿数で楽しむ家庭フランス料理」というタイトルに「専門家の味をあなたの食卓に」と言う副題がついた、あるシェフが書いた本だ。
 したがって家庭向きといいながらこの「白ワインソース」も出来上がりが600ccなのに、魚のあらで作っただし汁「フュメドポワソン」が1.8㍑、生クリーム1㍑もいる。これでは手に負えないので、もう少し簡単な方法を探した。顆粒状の「フュメドポワソン」を販売している会社のホームページに行き着いた。
 そこには「ヴァンブランソース」で魚介料理の基本のソースとあった。内容も白ワイン200cc、フュメドポワソン400cc、エシャロット2個、シャンピニオン3個、生クリーム200cc、バター40gで、フランス料理の本と殆ど違わない。
 これに小エビを散らしてパスタと絡めて試してみることにした。問題はこのフュメドポワソンを手に入れなければならない。幸い事前に近くのイオンショッピングセンターの中のカルディというお店で売っているのを確認してあった。ハインツの缶詰290g714円、これは10倍ぐらいにも薄められる。マスコットフーズの顆粒スティック6g5本入り252円、1本に水300mlを目安に使う。
 今回は試しに作るのでハインツの缶詰は温存、マスコットフーズのスティック2本を使った。エシャロットを刻んだものとシャンピニオンをスライスしたものをワインで煮詰め、フュメドポワソンを入れて煮詰め、生クリームを入れて煮詰める。最後は塩とコショウに加えバターとレモンで仕上げる。パスタを絡めれば、なんとカロリーの高い食べ物か。まあ、毎日じゃないから、いいか。と糖尿病を抱える私は自分に言い聞かせた。
 お味はこってりとして悪くないが、パスタに合うかどうか意見が分かれるところ。フランス料理がイタリアンに変わってしまった。やはり白身魚のソースが無難なように思われる。
          
          左 マスコットフーズの顆粒状のフュメドポワソン 右 ハインツの缶詰
          
          出来上がったこってりとしたパスタ
コメント
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