今日の朝刊に今回の拉致家族、蓮池さん・地村さん両家のお子さん五人の帰還に関連し、横田さん方に未だに多くの非難が寄せられて「落ち込んでしまった」との記事が掲載されていた。同胞でありながら今更何でと唖然、とても切なく悲しい気持で読んだ。普通ならばあの場合、大きな期待を寄せていただけに、裏切られた思いは何にも増して強かった筈である。何故って他の家の子ども達が無事に帰って来たのに、不当にも拉致されたままの我が子の生死消息が何一つ判らぬままなのだから・・横田さん方夫婦ならずともグチの一つや二つそれに恨み言だって出るのが、人情と云うものだろうと思う。同じ日本人であるなら同情こそすれ、それをバッシングするとは全く許せない所業である。若しも自分が同じ立場で有ったら・・どんな気持に成るのだろうか?今現在自分がその立場に無いから、どうせ他人事なのだから・・と、自分さえ良ければ「後は知っちゃいない!」と云う了見なら、何と情けない鬼畜生にも劣ると言うものである。
日本人は何時から他人を思い遣る心を失い、自分さえ良ければ「後は知っちゃいない!」風潮が横行する情けない国になって仕舞ったのか・・と嘆かずには居られず、私自身も深く落ち込んで仕舞った一日であった。
日本人は何時から他人を思い遣る心を失い、自分さえ良ければ「後は知っちゃいない!」風潮が横行する情けない国になって仕舞ったのか・・と嘆かずには居られず、私自身も深く落ち込んで仕舞った一日であった。