昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

除夜の鐘を聴きながら

2010-12-31 23:57:17 | 日々の雑記
つい先ほど娘の家族が帰って行きました。二人の孫娘たちはそれぞれ就職と進学(札幌市)したものですから、以前のように会うことは無くせいぜい年に二回ほどで、今日の大晦日とお盆くらいものです。
 久しぶり孫娘たちに会って一番嬉しかったのは、元気だったことはもとよりですが、今年の春保育所に就職した上の孫娘からのお年玉でした。
 今まで20年間こちらから上げる一方だったのが、本当に思いがけないことだっただけに、大感激涙が溢れて仕方がありませんでした。
 久しぶりに賑やかなひと時を過ごし後片付けを済ませてほっと一息ついて、あらためて孫たちの成長と己の年齢をしみじみと思い至っているところです。

 除夜の鐘と云ってもお寺街からはかなり離れた住宅街ですから、お寺の鐘が実際に聴こえて来る筈もありません。
 例年のNHK番組<行く年くる年>での京都知恩院などの鐘の音を聴きながら、一病ながら無事に過ごせた今年一年の感慨にひたっているところです。
 
 皆さま今年一年本当に有難うございました。先の短い年寄りですが、生き甲斐の一つとして、また本当に拙いブログですが続けて行きたいと思いますので、
どうぞ宜しくお願いいたします。
もう間もなく年が明けます。
ブロガー皆様この一年間本当に有難うございました。皆様どうぞ良いお年を・・・!

新型インフルエンザワクチン接種

2010-12-29 17:33:06 | 日々の雑記
 インフルエンザがそろそろ流行り出して来たとのニュースで、今年もやはりワクチンの接種が必要なのだろうかと、少しばかり憂鬱になりました。
 と言うのは、まず接種までにかなり待たされたことと、同じ頃に追加され薬の所為かは分かりませんでしたが、全身に湿疹が出てそれ以後ずうっと皮膚科通いが続いているからです。
 ただし一年近く経った今は、身体のところどころにその痕跡が少し見られる程度までになっております。
 
なお今年の場合は昨年と違って、新型と季節性のが一体化されているので、幼児は別にして成人であれば、ワクチンの接種は一回で済むというから、かなり手間が省けて助かるはずです。

 ちなみに今年のワクチンの成分は次のとおりです。
   <今年のワクチンは季節性インフルエンザ(A香港型、B型)ワクチンと、
    新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)ワクチンが一緒になった3価混合ワクチンです>
   
 私の場合は、季節性ワクチンの接種は昨年の11月でしたが、新型はワクチンの数量不足などのことから随分待たされました。
そして今年はもう無理だろうと半ば諦めかけた頃で、年が変わった1月下旬のことでした。
その接種場所は、季節性は近く行きつけの個人病院でしたから、予約も摂取も通院日にしたので、待ち時間は1時間程度で済みました、
ところが新型ワクチン摂取は総合病院でしたから、その予約をするだけでも朝早くに、遅くとも7時半頃までに行って並ばなければ、優に3時間は待たされることのなり、帰るのはお昼過ぎになるのは確実です。
そしてその接種日は予約時間が決められるので、そんなに朝早くに行くことは無いのですが、先に先生の診察を受けないとなりませんから、それにも小一時間ほど待たねばなりません。
ですから今度の混合ワクチンは、現在3週間ごとに通院している市の総合病院で、その通院日に受けることにしました。
その通院日は予約制で無いので朝早くに家を出なければなりませんが、どうせ朝早くに行くのですから、そしてまた帰りは多少遅くなるのは覚悟の上で、その通院日にしたのでした。
 
病院は家から離れた処ですから、交通が混み合う日中ですと40分は掛かりますが、朝7時頃ではその半分ほどで行けます。
ただ7時頃に家を出るとなると、朝食や身支度がありますから、遅くとも5時半には起きなければ間に合いません。
 その様に朝早く7時に行っても、診察と精算を済ませ、更に院外での投薬を受けて帰宅するとなると、だいたい10時半頃になります。
 
 早く起きるのは辛いですが人も車も少ない朝早い運転は、
とても気持ちの良いものです。





やっとやって来た白鳥

2010-12-26 15:19:25 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 白鳥は昨年の11月早々に姿を見せていたのに、今冬は未だにぜんぜん現れません。
 白鳥には白鳥なりの事情もあるのでしょうが、これまでにも買物や病院などへ出掛けた帰りには、今日こそはキット来ているだろうとの期待をこめて足を延ばしていました。
 しかしそのことごとくが期待はずれでしたから、今年はもう現れないかも知れないと、なかば諦めてもいたのでした。              
 ところが今日老妻と病院の帰りのこと、昼までに少し時間があったので、或いはと言う期待をあって、家路から方向転換して河畔に向かったのです。
 
 普段は河畔公園の駐車場に入れてから、白鳥たちが来ていれば必ず群れている支流の河口辺りまで、ウォーキングをかねて歩くのですが、最近は時間的にあまり余裕が無いこともあって、見晴らしの良い住宅裏に停めて取りあえず窓から見渡したのです。
 河口の辺りにはカモメが群れていましたが、目当ての白鳥見当たりませんでしたから、やはり今日も駄目だったかと諦めて帰りかけたときでした。
 まったく反対側の川岸にうごめく白いものが目に入ったので、どうせカモメが岸辺に寄った流れシシャモでも漁っているのだろうと、あまり気にも留めずに車の乗り込んだのだが、ずうっと車の中で川面を眺めていた老妻が突然、
  あれは白鳥よ!  と声を掛けて来た。
 老妻が指差す方向には、確かに白いものが見えたが、それが直ぐに白鳥と分からなかったので、カメラの望遠で覗いて見たらそれは間違いなく白鳥だった。 
幼鳥が混じった8羽の白鳥たちだった。
 しかし今冬初の出合いと喜んだのも束の間で、翌日だいたい同じ時間帯に出掛けたときには、もう何処かえ飛んで行ってしまったのか、川面をくまなく探したが、まったく姿は見えなかった。

 漸くやって来たのにもう何処かへ行ってしまったのか・・・




22年釧路での皆既月蝕

2010-12-22 16:11:42 | Weblog
 今度の皆既月食は、気象予報から考えて完全に見られるのはおそらく北海道だけで、その中でも道東地域ベストだろう思われていたから、是非撮ってブログに載せようと思っていた。
 昨日までそう思っていたのだったが、特に忙しい日でも無かったのに忘れてしまっていた。
 ところが日が落ちてから何時もとは違う外の気配、特に子どもたちが上げる声に、そうだ今夜は月食だったと気付かされた。
 
 慌ててカメラを手にして外に出たのだが、残念ながら私の家の前からは、向かいの家が邪魔で見えなかった。
 初めの方は二階の娘の部屋から撮ったものであり、後のは家人に風邪を引くよ何度も云われながら、食事の合間に頃合を見計らって戸外に出て撮ったものです。

平成22年12月21日皆既月蝕~釧路

月蝕からの復活が始まる

減塩・減糖・減脂

2010-12-17 16:43:51 | 日々の雑記
 昨年から特に毎日の食生活の中で減塩と減糖・減脂肪に努めていますが、糖尿病や高血圧に高脂血症などのように、具体的な症状やはっきりとした病名があってのことではありません。
 昨年来三ヶ月毎に血液検査を受けておりますが、それぞれの数値に於いても基準値超えるものは何一つ無いのです。
 それなのに何故それらに拘るのは、それは昨年の夏大腸ガン手術を受ける前の検査で、偶然にも労作性狭心症が見付かり、直ちにステント挿入術を受けたことによるのです。
 その時先生からの注意は、ステントは人為的に血管を広げるためです。今後何よりも怖いのは高血圧と糖尿病に高脂血性による動脈硬化ですから、毎日の食事にはくれぐれも気を付けるようにと、強く注意されていました。
 しかしそれまでの血液検査では特に問題が無かったものですから、先生の言われたことの重大さを重く受け止めないで、普段どおりの生活を続けていたのでした。

普通ステントの挿入後一年間ほどは、検査の必要は無いとの事だったのに、今度の私の場合は僅か三が月ほどで異状を感じたのです。
再度入院してカテーテル検査をしたところ、その異状はステントの動脈硬化によるものでした。
直ぐにステントを入れ替えることなり、先生の計らいで栄養管理士の指導を受けて退院したのです。
そしてこの時から、朝食後1錠の飲み薬が追加されました。これはLDLの数値を下げる薬なのですが、その時に数値は基準値が140のところが110でしたから、何の問題は無い筈なのに、ステントを入れた場合は、100以下で無ければ動脈硬化を起こす恐れがあるという事からでした。
 ほかに高血圧と高血糖も危険因子と言われました。この時から私の減塩・減糖・減脂との戦いが始まったのです。

それまで肉類よりも<DHAとEPA>が多い青魚類の方が血液には絶対に良いと思っていたのですが、管理栄養士さんの話では、確かに青魚は良いのだがやはり他の魚に比べると脂肪分が多いので、食べ過ぎると害になりますから、鮭など他の魚を食べるようにとのことでした。
更に必ず野菜も一緒に食べるようにと、念をおされました。そんな訳で私の食事での肉類は、主に鶏肉の胸肉かささ身に限られ、それまで時おり食卓に出ていた牛豚は、たまたまにしても脂身の無いヒレ肉ばかりとなったのです。
また野菜類はホーレン草とか小松菜が主体で、これは三度の食事には大体欠かしていません。
塩分は、普段から減塩醤油なのですが、生醤油は使ったことは無く刺身のばあいなどは、純玄米黒酢で薄めて食べています。
また糖分は、羊羹や大福に饅頭などには若い頃からの大好物でしたが、この一年間ばかりは食べていません。お菓子などで手にするのは、せいぜい南部ごま煎餅くらいのものです。
 ただし同じ甘い物でもリンゴやバナナにキウイなどは、朝食時のヨーグルトに入れて食べております。              
 
 ちなみに最近の血液検査での数値は次のとおりです。

   ※ 血圧一週間平均値~朝―122~61夜―118~59   
   ※ コレステロール~基準値120~220・検査値114   
   ※ HDL~基準値~40~100・検査値44   
   ※ LDL~基準値~140・検査値50~希望値100以下
   
   ※ 血糖値~基準値~75~110・検査値107
   
   ※ hbA1c~基準値~4,3~5,8・検査値5.4              

 
 文章とはまったく関係ありませんが、先日の外出の折に撮って来た雪の阿寒連山です。

帰宅途中住宅街で~雌阿寒岳

住宅街の外れ・・・いつものポイントで~雪の雌阿寒岳!

同上~雄阿寒岳


もう冬だと云うのに・・・

2010-12-11 14:13:37 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 久しぶりに新釧路川の河畔公園を歩いてきました。三ヶ月毎に通院して眼科の帰りだったのでしたが、その日は朝の7時に家を出て病院に出掛けたのです。
 前日から雨マークが出ていたので、おそらく朝から雨になるだろうから、並ぶ患者も少ないだろうと思って出掛けたのです。
 しかし病院に着くと玄関前には、何時に出掛けて来た人たちか分かりませんが、もう既に並んで待っている人が居て、私は8番目でした。
 時間どおりに8時半開院、9時から検眼といつもどおりに視野検査が行われ、その後の院長先生の診察を終えたのは10時少し過ぎでした。
 こんなに早く終わったのは、朝出掛けるのがいつもより少し早かったせいなのでしょう。てっきりお昼近くまで掛かるだろうと思っていたのが、2時間近くも早くに終わってしまったので、多少遠回りなのだが、久しぶりに河畔公園にでも寄って行こうと向かった。
 それにはもうこの時季だから、白鳥はきっと来ているかも知れないという期待がひそかにあったのでした。
 
 白鳥がもし来ていれば必ず群れている筈なのだが、白鳥たちの姿は仁々志別川の河口付近にも、また左岸の土手側にも見えなかった。
 昨年は確か11月の中旬ごろには、もう既に30羽ほども来ていて楽しませてくれて居たはずだったのに、今年はいったいどうしたのだろうか。
 がっかりしながらも、予報に反して思いがけなく青空さえ現れ、また気温さえもが12月とは思えぬ暖かさだった。
 それにもう12月なのだから、雪があっても当然なのに未だ初雪さえなかったから、ウオーキングや犬連れの人たちが結構多かったのです。
 そうした人たちに混じって小一時間ほども歩いてそろそろ車に戻ろうかと、土手を登り始めた時に目にしたのが、色鮮やかに咲いていた写真のタンポポでした。そしてその横にはワタゲさえもがあったのです。
 今年は雪の来るのがいくら遅いからと云っても、12月はもう一週間過ぎてまさに冬の真っ最中です。なんとも不思議な光景でしばらく見入っていました。
 他には殆ど枯れ色ばかりで、色付いている物は見当たりませんでした。

もう12月冬だと云うのに・・・こんなに鮮やかなタンポポがそれに虻さえもが!

綿毛さえもが・・・

白鳥はもう来ているだろうと期待して行ったのですが、珍しくマガモたちが!

岸辺の草陰に身を隠していたマガモの雄!


最近の一日

2010-12-06 10:24:07 | 日々の雑記
 一日の長さなんて今まであまり気にして来なかったのだが、花の季節が済みまた紅葉の季節が終わってからというものは、とにかく一日の長さが気になってなりません。
 これまでにも一日が長いとか、或いは夜が長くて困っているなどの話を聞くこともありましたが、どうせ一日は二十四時間に決まっていることで、人によって30時間もまた40時間も在るわけでないのだからと、あまり真剣に考えたことはありませんでした。
 ちなみにこれまでは晴れて雨さえ降らなければ毎日のように、午前中に一回午後に一回と行った具合に、デジカメを手にして出掛けていたのでしたが、季節が移ろってからは、気温の低下とかこの地方特有の急から、今までのように気軽に外歩きが出来なくなってしまいました。
 仕方なく家の中で体操をしたり歩いたりして過ごすのですが、狭い家ですからその歩きにも直ぐに飽きが来て長続きはいたしません。
 また体操と云っても第一ラジオ体操の一部に、自己流の肩凝り体操を加えた簡単なものですから、直ぐに終わってしまいます。
 その後の一日の長いことったらありゃしません。買物にでも出掛ければ気も紛れるのですが、それだって毎日というわけにはゆきません、せいぜい二日か三日に一度がくらいのものです。
 せめて一月ほど前の気温でもあれば、多少の風や曇り日でも行き付けの河畔公園や自転車道路などに出掛ける気にもなるのでしょうが、たとえ未だ雪の無いだけで、気温は真冬並みの毎日ですから、そうは気軽に外に出られません。
 そんなわけで一日の時間の長いこと、本を読んでも直ぐに飽きてしまいますが、最近ではその飽きよりも歳の所為で眼が疲れやすくなって来て大変です。
 またテレビしてもじっくりと観るべきものが少なく、また国会中継なども国民不在の揚げ足取りばかりかと思えば、自国の国民より他民族への思い遣りと老人疎外に明け暮れる始末で、嫌気が先立ち見る気も失せてしまいます。
 なにはともあれとにかく最近の一日の長さには、ほとほと閉口しております。
せめて白鳥でも来てくれれば、少しくらいの風や気温の低さなどは気にしないで出掛けるのですが、何故か今年は未だに姿を見せてくれません。
 かくして今日も家の中でただゴロゴロ、ついついつまみ食いに走ってしまうのです。

 下の写真は蝶なのかあるいは蛾なのか分かりません。また題名とはなんら関係は無いのですが、今年の秋家の裏庭で撮ったものです。せっかく飛んできたのにボツにすには偲びず載せたしだいです。