昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

紅葉探し・その一・柳町公園  

2009-10-27 18:14:24 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 朝食後ずうっと大リーグのプレーオフ戦を観ていたのですが、期待していた日本人選手の成績が先の試合同様無安打で終わりそうな気配だったので、早々に見切りをつけて外歩きに出掛けることにしました。
 せっかく外歩きに出るのなら、少しでも陽射しのあるうちに終えたいと思ったわけです。
 とは云うものの私の歩きは、もともと歩くことよりも花などを撮り歩くのが主な目的でしたから、何はともあれカメラだけは忘れる訳にはゆきません。
 ところが今年の夏は入院を繰り返している内に季節は、花の時期から紅葉移りかわってしまい、野の花はもとより住宅街の庭の花などもあらかた見られなくなっていました。
 ならば紅葉探しと思ったのですが、まだまだ病み上がりの身ですから、昨年のように阿寒町や鶴居などへの遠出は無理です。
 ですから、近くの河畔かせいぜい柳町公園辺りへ行くのが限度で、天気さえ良ければ毎日のように出掛けていたのです。
 しかし今年の気温のせいか、何処の紅葉も今一つのようで余りパットしません。そればかりかゴルフ場にも人が少なく寂しい限りでした。        
              
 歩いている途中で老妻からのメールで、テレビの途中で見切りを付けた日本人選手の活躍がきっかけで、同点さらに逆転までしたことを知りました。
 その時は肝心な活躍場面が見られなくて残念に思いましたが、家に帰ったら再度の逆転を食らって負けていました。

色付き始めた公園内の白樺の木立

広いパークゴルフ場の半分は何時もの賑わいも無く人影が見えず寂しいばかり・・・

残り半分の簡単なコースには5~6人ほどが・・・

ゴルフ場で一際燃え立つように紅葉が一本


振込み

2009-10-23 18:10:14 | 日々の雑記
 振込みと云っても、決して今話題のおれおれ詐欺や還付金詐欺のことでは無くて、先のブログに載せた医療費の支払いなのです。
 担当医師から退院を告げられたのは、処置の全てが終わった金曜日の夜のことでした。
 そして早速く土曜日の午前中早くに退院することにしたのですが、土曜と日曜の支払いは出来ないとのことで、後日振り込むことで帰って来たのです。
 これまでにA・T・Mでの引き出しこそした事があったものの、振込みは初めてのことで不安でしたが、とにかく行けば何とかなるだろうと先ずは近くの銀行に出掛けたのでした。
 それに昔のことですが、窓口での振り込みの経験もありましたから、A・T・Mでの手順が複雑ならばそうするつもりで、至って気楽な気持ちで家を出たのです。
ところが窓口係りに、
 
「A・T・Mの方がずうっと早くて、手数料も安いですから・・・どうぞ」と云われた。
 
 私が躊躇っていると、

「私が付いて行きますから・・・どうぞA・T・Mの方へどうぞ!」
 
 振込みの手順はそれなりに複雑だったが、まだ若いながら良く気の付く職員の手ほどきのお蔭で、実に簡単であっと言う間に済んでしまった。

 後は真っ直ぐ家に帰るだけだったが、予報の曇り日とは違って昼近くになるに連れて、むしろ雲間の青空がどんどん増えてゆくようだった。
 それにガラス越しの陽射しが暖かくて良い日和になって来たので、昼飯時までドライブでもと、銀行の周りの住宅街から普段はあまり来ることも無い郊外を走ってみる事にした。
 家々の花などは既にあらかた終り、その代わりに木々がそれぞれに色付いていた。いよいよ紅葉の始まりなのです。

初めて通った住宅街で・・・

    同     上

狭い家と家との間で見つけた・・・

名も知らぬ公園の通りで・・・<https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/79/08eba45ed6cb6b2bbbb28c3441483d63.jpg/font>


カテーテル検査 

2009-10-19 18:04:43 | 日々の雑記
 先日心臓のカテーテル検査を受けるために5日ほど入院して来ました。ことの起こりは、抗がん剤を飲み始めて間もなく突然の不整脈と異常を感じたかで、抗がん剤が原因なのか分かりませんでしたが、とにかく大事をとって抗がん剤は一時中断して病院に駆けつけたわけです。
 そうして先ずはカテーテルで心臓を検査しようと云うことで、直ちに入院することになったのです。
 これまでにもカテーテル検査や治療は体験済みでしたから、心臓の異常の具合が気がかりの他はあまり緊張することもありませんでした。
 同年輩の同室者と気楽に過ごしていたわけですが、検査の結果はやはり血管が詰まって細くなっているとのことで、直ぐに入れ替えることになったのです。
 医学的な詳しいことは分かりませんが、今度のは薬剤溶出型ステントといって新型だそうです。
 思いの他治療は全て順調に運び、また症状も治まり5日目の午前早くに帰宅出来ました。ただ大感謝です。
 
 下の写真は、病室の窓から携帯で撮ったものです。
 
色付き始めた春採湖・・・今年の天候不順のせいか今一だ!

   同    上

春採湖の朝焼け・・・午前5時頃

  同     上


高齢者運転講習会

2009-10-12 18:16:37 | 日々の雑記
 先日生涯2度目の高齢者運転講習会(七十才以上)を受けて来た。早いものでもう3年が経っていたのです。
以前はゴールド免許だったから5年毎でしたが、高齢者となると同じゴールドでも3年毎に短縮されてしまいます。
 場所は前回同様自動車学校で行われましたが、今回は2度目でしたから講習内容はもちろんのこと、これはあくまでも講習会であって合否を決めるテストでも無いことは分かっていたから、実地運転と各種検査の約3時間は、あまり緊張することも無く気楽に受けることが出来ました。
  
 先ず初めが3人一組による実地の運転で、私がイの一番で始まったのですが、
コースは前回よりかなり難しくなっていて、S字カーブにスラーローム運転などが加えられていました。
 一応自分では良く出来たと思っていましたが、終了後の試験官の総合批評はかなり厳しいものがあったので、その後暫くは落ち込んでしまいました。

 実地の後は教室内での講習は、次の4項目でした。

 A~ドライブシュミレー・ターB~動態視力・C~夜間視力・D~視野検査             
 
 前回苦労した夜間視力検査は、今回は何の問題も無く順調だったし、今年から加わった視野検査も異常は無しで全体的に問題はありませんでした。
 
 ただ今年から実施されることになって居た認知症検査は、来年から実施されるとのことでしたから、一体どんな検査なのかその内容がまったく分からなかっただけに、本当にホットしたものです。
 とにかくこの認知症検査が一番心配でしたから、かなり前からパソコンでの{脳の活性化}に取り組んだり、また{記憶脳ドリル}を買ったりでまでして準備していたのでした。
 
 何はともあれ講習会は無事に済んだのですが、総合的評価は5段階中3番目の(普通)でした。ただ前回は4番目の(やや優れている)でしたから、その差はやはり年老いた証なのでしょう。

 国が高齢者の運転にこだわるのは、年々増加してゆく高齢者の事故対策なのでしょうが、何とかして免許の早期返還を図っているのは見え見えです。
 大都会並みに公共の交通手段に恵まれているのならまだしも、個人企業の数少ないバス便では、日々の食品買出しや病院通いにはまったく用をなしません。
 実のところは、車の年間維持費だって馬鹿にならないのですから、出来れば免許の返上を考えないわけでも無いのですが、外出の全てをタクシー頼るのは年金暮らしでは無理と言うものです。
 自主返還の特典としてバスやタクシー免許返還割引制度があると云うことですが、そのバスを利用するにも家からバス停までの歩行や、バスの乗り込む際の段差などを思うと、車の無い生活などはまず無理でしょう。
 こうして色々と考えてみたところ今の我が家にとっては、まだまだ車は欠かせない必需品なのですから、慎重運転を心掛けて今しばらくは乗り続けたいとおもうのです。
 
 またそれらに加えて車には、男にとってただ単に損得だけでは計り知れない摩訶不思議な力があるようで、技術的な限界を感じても中々手放す気になれないのでしょう。
 例えば事故を起こしたりとかの余程のことが無い限り、ただ単に高齢だからと自分から返還する気が起こらないのが、正直なところだと思います。 
 現に私の遠戚でもう80歳を過ぎている人のことですが、持病が悪化していよいよ車の運転は無理だと言うことで、本人も納得して車を処分したそうです。
 ところが、家族たちがホット安心したのも束の間で、持病が良くなった途端に勝手に新しい車を予約して来たそうです。
 その時には家族全員で押し留めて諦めさせたそうですが、その様なことからもやはり車には男を虜にする不思議な力が在るのは事実でしょう。  

 現在私も殆ど毎日のように乗り回していますから、若し車が無かったらどんな日々になるのか想像も付きません。考えるだけでゾットします。 

文章に関係ありませんが・・・先日の18号台風が雌阿寒岳の初冠雪を伴う

仁々志別川から見た初冠雪の雌阿寒岳

浜茄子の実が真っ赤に熟れていました・・・河畔遊歩道で


雲におもう

2009-10-09 16:21:50 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 月に一回の割で10数年来通っている地域の病院へ行った日のこと、思いのほかに診察が早く済んだ上に、いつもは薬の受け取りを後回しする薬局でもその時に限って待っている人が少なかったので、また後で出直すのは面倒だったから、少し待ってでも貰って行くことにした。
 病院と薬局を合わせても予定していた時間の半分ほどで済んだので、その分今日予定していなかった外歩きでもと、少し大回りをして河畔へ出掛けた。

 折からの大型台風18号が近付いているとかで天気は下り坂とのことだったが、北側の空にこそ雲がやや多かったものの、南の空にはまだ雲は少なく日差しは暖かくて先ず先ずの日和と言えた。
 歩き疲れてベンチに一休みして雲に目をとめた。やはり台風の影響からか、遥か山の彼方からまるで湧き水のように湧きあがって来る雲は様々な形に変化しながらも、忙しなく流れて留まることは無い。
 そこで想い出したのが、この一句である。
   
    ◎逝く夏や 遥かなる雲 湧き止まず 
 
 今は亡き女優・夏目雅子(昭和60年9月僅か27歳で夭逝(白血病)。
 彼女は良く知られた女優だから、多くの作品に出演しているのだが、私は西遊記の三蔵法師や鬼龍院花子の生涯などの役を演じた若い美人女優と、俳句の取り合わせの意外性からか一番印象深い。
 彼女の三蔵法師役はまさに神々しいほどだったし、鬼龍院花子の{なめたらいかんぜよ}台詞は、今なお忘れられない。 

 また、雲で想い出すのは、山村暮鳥の詩の一節              
               
 ◎ おおい雲よ ゆうゆうと ばかにのんきさうぢゃないか どこまで行くんだ
   ずうっといわき平の方まで行くんか・・・


遥か彼方から湧き出るよう雲が・・・

さまざまに形を変えてゆく・・・




老妻の買物が済むまで・・・

2009-10-05 18:04:19 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 老妻のお供でジャスコ昭和店へ出掛けた。日頃の食品類の場合は一緒に店に入って、カート押しながら色々と相談に乗るのが私の役目なのだが、今日は老妻だけの買物で女性洋服売り場だったので、車で待つことにした。
 風がやや強かったが、せっかくの好天なのに車の中で本を読むだけでは如何にも勿体ないので、それに老妻の買物は衣料品だけにそうそう簡単に済まないだろうと、店の直ぐ前の公園に出掛けた。
 住宅街と商店街の境を分けている公園だけにそんなに広くは無かったが、その小ささの割には駐車場やトイレなどが完備していた。
 またそれに遊具なども色々と整備されていた。ただ公園の中央の水場だけは、10月という季節からか水はすべて抜かれていて周りには人影はなかった。
 
 老妻からの連絡を待ちながら、のんびりとぶらぶら歩きを始めた。得体の知れない年寄りが遊具に近づいては、家族連れの親たちが心配するだろうと、外縁コースのみを選んで進んだ。
 遊具類から離れた場所のベンチに一休みしている老夫婦と軽く挨拶を交わした後ちょうど一周したところで、タイミング良く携帯が鳴った。老妻からだった。

小さな公園だが遊具がいっぱいで子どもたちが群れていた

周りの生垣で見つけたマユミの実

公園内の植え込みで見つけた真っ赤な実(ユスラウメかウメモドキ?)・・・何の実?


家の近くで  

2009-10-01 20:59:16 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 私の日頃のウォーキング(外歩き)は、朝食ゆっくり休んで11時頃から始めて昼食までとするのが普通です。これは持病に因るもで、食事後すぐには身体を動かせないです。
 ですから昼食後の午後いっぱいは、これも日課となっている昼寝をあわせてパソコン、テレビなどでのんびりと過ごしているのです。
 毎日がそのとおりに行くとは限りませんが、今日は久々のウォーキング日和なので、予定していた所用を早めに片付けてから、帰りに河畔公園に寄ろうと思っていました。
 ところが直ぐに済むと思っていた所用が思わぬ手違いから時間がかかってしまい、ウォーキングどころか昼食さえ遅れる羽目になってしまったのです。
 せっかくの良い天気なのに歩けないのは残念だったので、どうせ遅れた昼食は後回しにして歩くことにしたのです。
 私の場合、ウォーキングと言ったって気晴らしが主体のぶらぶら歩きですから何処だって良いわけなのですが、わざわざ河畔公園や自転車道路道路へ出掛けるのには理由があるのです。
 もし住宅街を覚束無い足取りでぶらぶら歩きをしていたならば、おそらく徘徊老人と間違われるでしょう。それが厭で公園などへ遠出をしているのです。
 日が短くなったと云っても天気さえ良ければ歩く時間は充分ですから、思い切って家の近くを歩くことにして出掛けたのです。
 もちろん徘徊老人に見間違いられ無いように、白髪頭を野球帽で隠しウォーキングシューズで出掛けたのです。
 もちろんカメラも忘れませんでした。いつもは車で走って眺める家の近所でしたが、歩いて行くと色々なことが目に付くものです。
 下の写真は、プライバシー差障りの無い道端で撮ったものです。

誰が植えたのか道端で咲く可愛いアサガオ

家の塀を乗り越えて天高く伸びて咲くバラの花