昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

シジュウカラ

2010-01-28 20:44:39 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 まことに恥ずかしいことに、シジュウカラのことを昨年はじめ頃までは、しじゅうがら(始終雀)と覚えていました。
 その呼び方が正しくないことを知ったのは、小鳥にとても詳しい方のブログを読ませて頂いた時でした。
 ですから、名前が似ている{こがら=小雀}や{ひがら=日雀}などと同じ種類の鳥なのだろうと、勝手にそのように思い込んでしまったのでした。

 余り関係の無いまったくの余談ですが、シジュウカラについてひと言・・・とある漫才に出て来る話です。

  A~「この前公園で小鳥の巣を見付けたんだが、何時行っても空っぽなんだよ!
    今日もさっき行って見てきたんだけど、やはり空っぽだった。あれはきっと
    シジュウカラの巣に違いないよ!」
 
  B~「どうしてシジュウカラの巣だと分かるわけ・・・?たとえば鳥の羽が落ちていたから    とか・・・?近くにシジュウカラが止まっていたとか・・・?」
 
  A~「何時行っても巣は空っぽなんだよ・・・だからあれはシジュウカラの巣なんだよ!
    ただそれだけのこと・・・。」   とんだお粗末さまでした・・・終り。

まずこの高いところから辺りを見回して・・・

次はこの辺からも安全を・・・

おや?こんなところにリンゴが・・・

おお!リンゴの匂いが堪らない・・・


今年の初ヒヨドリ

2010-01-23 18:10:06 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 例年ならば、裏庭にもうとっくに姿を見せて居るはずのシジュウカラやヒヨドリなどの小鳥たちは、なぜか今年はまったく姿を見せてくれません。
 小鳥に詳しい方に訊ねたところ、大雪などで餌が探せなくなると南の方面に移動するとのことでしたから、未だに姿を見せないのは、きっと今年の大雪のせいだったのでしょう。

 ところが、雪も一段落したある日のこと、屋根からの落雪の心配が無くなったので、長靴に履き替えてから裏庭へまわり餌箱にリンゴを置いた。
 もとより餌を置いたからと云って、それを目当てにヒヨドリが直ぐに現れるとは思いませんでしたが、やはり期待感いっぱいで裏庭が気になって仕方がありません。
 庭の方からのちょっとした物音にも反応し、その度ごとにカーテンを捲って庭を覗き見るものですから、仕舞には「よい人でも・・・来るのかい?」と老妻に冷かされる始末でした。
それから3日ほど経った昨日の朝のことでした。
 レースのカーテンを少しめくって餌箱を見ると、昨日までまったく変化の無かったリンゴに鳥の啄ばんだ痕がはっきりと見てとれたのです。
 ヒヨドリに違いありません。おそらく朝の早い内に来たのでしょうが、今朝家人が起きた時に立てた物音に気付いて飛び去ったに違いありません。
 今度の大雪で何処かへ行ったのだろうと思いながらも、それとは別に否そんなことは無い・・・キット近くの公園などで過ごして居るだろうとの思いは、やはり当たっていたのです。
 それからというものは、ヒヨドリが何時来ても良いようにカメラを手許に置いて待つことにしたのです。
 その甲斐あって、ようやく今年の初ヒヨドリが撮れました。慌てていたので、多少ピンボケとなりましたが、初鳥として私なりに大満足でした。

ようやくやって来た初ヒヨドリ

リンゴにかぶり付くヒヨドリ

リンゴも気になるが、周りの様子が・・・


やっと出あえた・・・

2010-01-17 17:08:21 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 昨日は久し振りにやっと白鳥に出合えた。例年の降雪を約三倍にもなった今年の大雪は大きな障害となっているのですが、それは人間界だけに留まらないようで、新釧路川河畔の白鳥たちにも影響を与えているようです。
 野生への餌付けの是非はともかくとして、昨年あたりまでは河畔に群れる白鳥たちへの餌付けには、近くの住民はもとより遠くから子どもを連れて来る人たちをよく見掛けたものですが、今年は大雪で河畔に簡単には近寄れないためか、そうした人たちは殆ど見掛けません。
 この今年の思い掛けない大雪は、こと人間ばかりでなくこの河畔に群れる白鳥たちにとっても迷惑極まりない代物なのです。

 雪道への億劫さから、買物などの外出はなるべく控えていたのですが、いよいよ近くのコンビニだけでは間に合わなくなったので、いつものスーパーまで足を延ばした日のことです。
 いつものように先に老妻を店舗前で降ろしてから、駐車場の空きを探しているうちに近くの河畔の白鳥を思い出しました。
 どうせ買物は30分ほど掛かるだろうからその間にと、一気に方向転換して河畔に向かった。
心配していた堤防道路の雪はあらかた片付けられていたので、思っていたより容易く乗り入れることが出来ました。
 そして実にタイミング良く白鳥の餌付けの場面に出合えたのです。まだ幼いお子さんも一緒の親子でしたが、傍から見て心配になるほど川岸ギリギリまで下りて餌を投げ与えていました。
 白鳥たちは、その親子たちには少しの危険も感じ無かったのでしょう、岸辺の氷の上に上がって近寄り、その親子に餌をねだっていたのです。
 その親と子と白鳥たちの微笑ましいやり取りに、目的の写真のことなどは暫し忘れて見惚れていたほどですが、買物中の老妻のことも気になって来ましたから、慌ててカメラを取り出して撮ったのが下の写真です。
 ただ残念なことに逆光気味でしたので・・・、しかし私の腕ではこれが限度です。

実に微笑ましかった餌やりの親子

久し振りに出合えた白鳥たち

           同   上


孫の成人式と鏡開き

2010-01-12 17:59:47 | 日々の雑記
   < 成人式 >
 一昨日の10日の昼から、振袖姿に盛装した孫娘が成人式の帰りだと、わざわざ立ち寄ってくれた。
 日頃専門学生としての普段着姿に見慣れた目には、突然現れた孫娘の振袖姿の華やかさには驚かされた。
 馬子にも衣装とは云うけれど、普段からあまり着飾らない娘だっただけにその変わりように、まず目を瞠った。
 子どもの成長の早さには、本当にびっくりさせられた。生まれた当時は産院から真っ直ぐ我が家に来ていたし、また幼稚園から小学三年頃までは毎日のように我が家で過ごして居たのだったが、その後は次第に来る回数も減ってしまい、今では年に大晦日の一回だけになってしまった。
 盛装した孫娘を目の前にして、今さらながら己の年齢を感じたしだいです。

 孫娘の盛装した後ろ姿・・・


     < 鏡開き >
 
 昨日の昼食は、例年の仕来たりどおりにお供えを使ったお汁粉だった。これは親の代から仕来たりで、その時どきで雑煮の晩飯のこともあった。
 お汁粉は好物の一つなので、鏡開きに限らず何時でも大歓迎の食べ物だったし、おふくろが作ってくれた真夏の冷やした白玉だんごのお汁粉はお八つとしては最高だった。
 またお汁粉の餡子には、さらさらしたのやそれとは全く反対の汁気の少ないのがあるのですが、私はこってりとした方が好きですね。
 月末には月一回の血液検査があるので、その結果も心配なのですが、好物には勝てない食いしん坊な私でした。

 お供え餅・・・


七   草 

2010-01-07 18:22:08 | 日々の雑記
 お正月早々に道東方面に停滞した低気圧がもたらした暴風雪は、近年に無いほどの大雪をもたらした。
 とんだ{招かざる客}に居座れたせいで、今年の釧路の積雪は、例年の3倍から5倍ほどにもなり、降雪は多いことで知られている道央などより多いとのことでた。
 朝刊によれば早くも市の除雪予算が底をついたとのことですから、今後の除雪のことが心配でなりません。

 それはさておき低気圧の停滞はまだまだ続くとのことでしたが、七草の今朝はまだ風の強さは残っているもの、二日間の暴風雪はまるで嘘のように晴れ上がり青空が輝いていました。
 気温の低いのはともかくとして、雪の少ない釧路ふさわしいらしい七草の朝を迎えたのです。
 そしてその清々しさに合わせるようにして聴こえて来たのが、老妻が野菜を刻む俎板のリズムカルな音でした。
 七草の{まな板叩き}は、遠い昔の子ども時代を懐かしく想い起こさせてくれ、ました。

 また七草は、お正月行事の一つのけじめとして、年末に飾り付けた注連飾りなどを取り外す日とかで、我が家でも夕方には全て取り外しを終えました。
 これでお正月気分とはおさらばして、これからの日々生活は健康第一に戻すことにいたします。

たったの一晩で例年の3倍ほどの降雪でした

歩道もこのとおりの雪の山・道路は見えません

七草の今朝は輝くばかりの青空がいっぱい・・・


明けまして 

2010-01-03 17:58:18 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
           遅ればせながら・・・
 
 皆様!明けましておめでとうございます。
 
 昨年は生涯初めての入院などで、ブログ更新を何度も休みましたが、今年は健康には充分に注意して、休むことの無いよう努めます。
 何とぞ倍旧のご支援とご鞭撻をお願いいたします。
 
 正月も三日、元旦から昨日まではまさに寝正月そのもので、テレビ三昧で過ごしておりました。
 さて正月三が日の今日は、恒例の初詣に出掛けてきました。例年のことながら氏神様の鳥取神社へは、昨日今日と放映中の箱根駅伝が終わる前にと、昼食時間近くになってから家を出ました。
 箱根駅伝のフアンはけっこう多いらしくて、駅伝が終わってからでは参拝者が一気に増えて駐車は勿論ですが、老人にはアイス盤状態の参道はとても大変なのです。
 それで最後まで見て居たかったのですが、優勝校がほぼ決まったようなので、途中で出掛けたしだいです。

鳥取神社(祭神は大国主神)の境内に出来上がったお御籤の簾 

百年記念館(開村100年目昭和59年に建てられた)