昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

タイヤ交換

2006-11-29 21:15:48 | 日々の雑記
 冬タイヤへの履き替えは未だまだ先のことと考えていただけに、昨夜の気象予報の降雪マークに些か慌てさせられた。
 この時季スタンドなどは何処も混み合っているだろうから、直接ディーラーへ持ち込むことにして、いつもより早めに起きてスタッドレスタイヤをトランクと後部座席に分けて積んで駆けつけた。どうせ混んでいるだろうから、かなり時間が掛かるだろうとの予測が外れ、幸いにも一時間ほどで済むと云うことだったので、とり合えず時間潰しと近くの公園へ行きウォーキングを開始した。
 夏の間は何時も混みっぱなし公園も、パークゴルフが終了するこの期間ばかりは、駐車場もガラガラ状態で好きな場所に停めることが出来た。
 また私の好きな白樺林の中の散歩コースが、ゴルフコートに隣り合わせの上に、一部分が重なり合っているために、オチオチ気軽に歩かれないことも少なくなかったが、この時期になるとコート内には時折りカラスか放れ犬が紛れ込む程度だから、誰に気兼ねする事も無く思う存分に散歩が楽しめた。 

 一時間余りをブラブラ散歩で楽しんだ後、頃合を見てディーラーへ戻ると、既にタイヤ交換は済み更に洗車までしてくれていた。
 恐らく顔見知りの営業マンの好意なのだろう。若者に似ずなかなかの好青年で、今後新車の購入などは全く当てに成らない年寄りなのに、日頃からなにかに付けて家に寄って気を遣って呉れる。その彼の笑顔に見送られながら、ハンドルも軽く大満足して家路に着いた。   
フイトンチットが豊かな白樺のウォーキンギコース

同じくエリア内の白樺コース


唯々真似をしただけだもんね!

2006-11-25 18:02:42 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今時の話題として盛り上がっているものの一つに、地方自治体の知事が絡んだ汚職事件があります。
 
 さてこの度政府主催による全国知事会が開かれたとか・・・そこに首相が出席して一連の不祥事を厳しく批判したとありました。
 国政にしろ地方行政にしても、それぞれ国民のいわゆる血税を扱っている筈なのですが、今の彼らに果たしてその様な認識があるのでしょうか。甚だ疑問であります。
 政府厚生労働省の不正経理による無駄遣いと裏金づくりなどは、そっくりそのまま地方行政に当て嵌まり、知事及び職員絡みの不正諸々に及んでいることは否めません。
  
 首相が気色ばんで厳しく批判したとしても、各地方自治体が談合に裏金作りに奔走するのは、取りも直さずそれは国政を真似ただけの事で、まさに「身から出た錆」とも云えるものです。

 地方自治体関係者曰く
  ・・・「唯々貴方たちの真似をしただけだもんね・・・!」 
と嘯くだけでしょうね・・・キット!
 
 時節柄既に札幌をはじめ道内各地での降雪の報せがあって、早くも日本海側の留萌では30センチからの積雪が在ったそうですが、幸いにここ当地では未だに初雪も無く、時ならぬ強風を除けばやや穏やかな日々が続いております。
 今日も自転車道路を歩いて来ました。そこで見たものはカラスの大群、市内では今までに見たことも無いほどの大群が、まさに目白押しに電線を占拠しておりました。まさかカラスの議会かとも思いましたが、カラスには汚職・談合・派閥争い・公金横領・等などは無いでしょう。
 
カラスの大群・・・国会に倣ってカラスの議会?

何故か一つだけ取り残されたキャベツ


返り咲きのタンポポ

2006-11-20 18:36:16 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 昨日はQちゃんこと高橋尚子さんが走る東京女子マラソンを見ていたために、日課のウォーキングは出来なかった。
 しかし今日は昨日同様に気温は低めながら晴天、風が無いので絶好のウォーキング日和となった。老妻と何時もの時刻正午少し前に家を出る。因みに今朝の気温はマイナス3度だったが、家を出る時には10度近くにまで上がり、気懸りの風はわずか1メートルだった。

 まさに小春日和の穏やかな陽射しの下での歩行は至って快調、膝痛を持つ老妻もブラブラ歩きながら、日頃の倍近く歩くことが出来て共に大満足して帰宅した。
 初冬とは云えやはりこんな穏やかな日は外歩きが一番、周りは枯れ色一色の冬景色だが、とかくストレスばかりの雑多な世事を逃れて、朝晩の氷点下の下で力強く生きる返り咲きのタンポポと、時とともに変り行く空と雲を眺めながらの一と時を、「まさに値千金」と実感した。

枯れ色ばかりの中で一際眼を惹く返り咲きのタンポポ

タンポポの綿毛

刻一刻と変り行く雲


徒然に・・・

2006-11-16 22:35:34 | 日々の雑記
 今年の11月と云う月は何故かおかしい、先ず七日に竜巻が発生して多くの死傷者と、更に家屋などにも大きな被害を受けた。しかし異常発達した低気圧はそれのみに留まらず、その後も強風は連日のように最大風速が20~10メートルで吹き続き、同じ道東地域住民に只ならぬ脅威を与えていた。
 そんな被災地にも季節柄とは云え、冬は律儀にも到来して今朝は6センチの積雪になったとか・・・被災地でのお婆さんの言葉「周りは雪で真っ白・・・頭の中も真っ白だ!」に胸を抉られた。
 そして昨夜は突然の津波騒ぎ・・・それまで見ていた番組はそっちのけで、NHKの津波情報に釘付け状態で過ごした。どうにか津波警戒か解かれて、不安を抱きながらもようやく寝入った夜半、今度は時ならぬ雷鳴と窓打つ霰の音に起こされた。その雷鳴の物凄さで目覚めた時には、竜巻の発生かとさえ思ったほどである。
 しかしその後は静かに雨の音が続くのみで、あの津波騒ぎと雷鳴が夢かと思われるほど穏やかな朝を迎えた。天候も予報どおりに徐々に回復して、やがてお昼近くには青さが空を覆うほどになり、とにかく心配だった強風も凪いで穏やかな一日となった。それに夕方には見事な夕焼け、久しぶりに見る夕焼けは新鮮で心を和ませて呉れた。
 
家の窓から見た今日の夕焼け雲


スカパーFOXクライム

2006-11-13 18:19:58 | 日々の雑記
 先日の北海道東部佐呂間町での竜巻以来、此処同じ東部の太平洋側でも最大風速が20メートルから10メールの強風が連日のように吹き荒れて居ます。 
 この間毎日の気温こそ15度前後と例年を上回るほどの暖かさですが、これほどの強風下での外歩きはとうてい無理で、いきおい部屋歩きとエアロバイクが主体となり、それに時折り階段登り(風呂場の椅子)を加えて気を紛らし、更に余った時間を持て余した挙句に、普段は夜にしか見ていないビデオ録りドラマなどで時間潰しをしている今日この頃です。
 降り続いていた雨は作夜半にようやく止んで、今朝は早くから青空が一杯に広がる快晴です。しかし先日来の強風は今日になっても少しも衰えを見せず、今なお16メートルを超す勢いで吹き荒れています。やはり今日も部屋歩きと、ビデオドラマで時間を潰すより他はありません。

 さて表題のFOXクライムのドラマですが、これは日頃からBSの海外ドラマ{FBI~失踪者を追い・ER~緊急救命室}と時代劇以外、内外のメロドラマなどは一切見ること無い私のために、娘がスカパーから録画したもので、科学捜査ドラマを主体に録画してくれた物なのです。
 現在主に見ているのは
 ・ナンバーズ~天才数学者の事件ファイル 
 ・NCIS~ネィビー犯罪捜査菅 
 ・BONNES(ボンズ=骨)~女性法人類学者の犯罪捜査
などで、特に好きなのはボンズ(骨)です。

 今日も室内での運動に飽きて午後早々に、何時もなら寝る前にせいぜい一本見るのが普通なのに、三本も立て続きに見てしまってから日課の昼寝の床に入った次第です。

 下の写真は好天の内に撮っていたものです。
先日春採湖へ行った時、晩秋の陽に映えるカラマツ

同じ日春採湖で黄葉したシラカバ

家の近所で見付けた名前不明の黄葉した樹木

何処から飛んで来て、隣家の間に根付いて紅くなったモミジ


竜巻

2006-11-09 18:18:13 | ニュース
 竜巻イコールアメリカといった具合で、アメリカの専売特許とばかりに思っていました。
 その竜巻の恐ろしさは、アメリカのテレビ特集番組の影像などで勿論良く知っていましたが、その竜巻が我が国のそれも身近な町で起ったのです。

 周知のように、先日7日午後早々に起きた佐呂間町での竜巻は、まさに晴天の霹靂と云うべきもので、放映された映像を見てその凄まじさには、ただただ呆然とするのみでした。自然の驚異をまざまざと見せ付けられ、恐怖に慄くのみで言葉さえ失っていました。
 今回の竜巻による災害は同じ北海道の東部地区での出来事だけに、とうてい他人事は思えず気の毒でなりません。
 
 ところがその佐呂間町の復興の足掛かりが、近隣市町村の関係者や自衛隊員の手に寄ってようやく本格化した矢先に、今度は北海道南西部の奥尻島での竜巻まがいの突風騒ぎ、恐らくこれも小型並みの竜巻に相違無いのでしょうが・・・。
 ただこちらは死傷者が一人も出無かったとかで、やれやれ本当に不幸中の幸いと胸を撫で下ろした次第です。

 何故この時季に、それも何故北海道なのかと・・・もう今回だけで勘弁して欲しいと願わずに居られません。これも地球の温暖化の所為なのでしょうか。

      先日春採湖で撮って来た写真
相変らず元気な姿を見せていた、マガモと緋鯉に真鯉

ミズナラの紅葉した葉を保護色として憩う赤トンボ(アキアカネ)

春採湖で初めて見たハシブトガラ

釧路太平洋炭砿の閉山後(平成14年1月31日)に、釧路コールマイン
{1・アジアからの研修生受け入れ2・営業採炭3・公害防止技術等の開発)の
石炭運搬専用鉄道。



見えない雨

2006-11-06 18:43:40 | 日々の雑記
 所用があってこの二日ほどウォーキングに出掛けられなかったので、明日は是非とも歩こうと決めていた。しかしこの地域の明日の気象予報では、一日中が雨とのことで各時間帯が傘マークで埋められていた。
 明日が雨なら仕方が無いだろうと、夜更かしして朝は何時もより遅めに起きて見ると、昨夜の予報に反して窓一杯に青空が広がり、雨の気配を感じさせる雲など一かけらも見えなかった。ただ昨夜来からの雨の名残りは、確かに裏庭の木々や枯れ葉などに見られた。その後の天候にも変わりは無く、青空が輝いていた。
これなら大丈夫だろうと身支度を整えたものの、やはり気懸りでパソコンで調べたがやはり傘マークで占められていた。その傘マークがどうにも心配でならなかったから、思い切って地区の気象台に電話をかけた。
 
 「今日一杯雨との予報ですが、見たところ青空も出ていて何処にも雨の心配は無さそうですが、雨はやはり降るのでしょうか・・・?」

 「今直ぐに降ることは無いが、離れた場所に雨雲が見えますから、それに根室方面では実際に降っています」

 「しかし市内での予報によると既にこの時間帯では降っていることになっていますが、実際には降っていませんが・・・?」

「いやいや・・・気象台には、目に見えない雨が降っていますよ」

 その返答で、まさに「何をか云わんや・・・」呆れ返って、直ぐに電話を切ってしまった。
 
 その日のウォーキングは、例え予報どおりに雨が降って来ても大丈夫のように、近くのドーム運動公園の一周500メートルほどで、アンツーカー舗装を施しているコースを歩いて来た。ここなら駐車場の直ぐ側なので、例え雨が降って来たとしても直ちに車に逃げ込めるから・・・。

 今日日中の雨はその後も結局一度も降る事は無く、夕方近くになって霧雨模様状態になっただけである。
 或いはこれが、気象台で云う「見えない雨」の正体なのかも知れない。

花から種子へ

2006-11-04 18:10:37 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 時季外れの好天恵まれた前日、今年の見納めと思って春採湖を訪れた。同じ市内に在ってたかだか30分も走れば着くのだら、気儘にいつでも好きな時に何度でも来られる筈なのだが、生来出不精の上に加齢が仇して、日課のウォーキングさえもが家の周りの近場にばかりだった。

 恐らく今日の春採湖は今年の最後になるだろうと、先ず気懸りだった鯉たちや水鳥たちと対面し、どうせ散歩まがいブラブラ歩き、晩秋といおうか否・・・初冬と言うべきだろうなどと、老妻と他愛も無い会話を交わし、やや枯れ色ながらに折からの陽を浴びて輝く遊歩道を、前回来た時よりも多めに歩を伸ばした。

 歩を進める内に前回(9月中旬)来た時に見た「オオイタドリ」の種が、すっかり見違えるほどの色に染まっているのを目にした。更に歩を進めて行くと、やはり前回来た時に、「これは何だろう」と不思議に思ってカメラに収めて来た「オオウバユリ」の種が、完全に弾けて飛び出し抜殻だけが残っていた。
 それは既にカラカラに枯れて乾き切った殻に過ぎないが、植物も他の多くの生物たちはこのようにして、子孫の繁殖を続けて行くのだろうと、何故か歳にも似ずに感傷的なっていた。





釧路仁々志別川の秋鮭

2006-11-02 18:43:24 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 例年だともう既に溯上する秋鮭の姿が見られる筈なのに、何時もの場所に立って川面を覗いているのだが、何故か今年は未だにその秋鮭の姿は見られない。 
 普通なら「仁々志別川=ニニシベツ川」の人道橋から覗くと、流れに逆らって懸命に泳ぐ姿や、生涯の最大目的でも繁殖を無事に済ませ、白き屍と化した雌鮭の哀れな姿も目にする事が出来たのだが・・・。しかしもうそろそろ初雪の時季に成ろうとしている今に至っても、今年に限って何度覗きに訪れても、ただの一匹さえも見る事は出来なかった。

 不思議に思い、流れに沿って川下を目指した。幸い風も無く珍しく暖かい日中だったので、流れや川縁の草木眺めながらブラブラと歩き続け、たったの30分ほどで河口に着くことが出来た。
 先ず視界の先には「新釧路川」が見え、その中ほどに「仁々志別川」の河口が在った。更に河口に近付いて見ると、なんと其処には魚網が川幅一杯の張られていた。密漁から資源を護るためなのかどうかは、素人にはその目的は分からないが何とも無粋な行為で、ただ見るだけ楽しみさえも奪うのかと、むしろ腹立たしい思いに駆られて戻って来た。

新釧路川に注ぐ第一の支流一級河川「仁々志別川=ににしべつ川」

此処の人道橋から覗く

新釧路川と交差する仁々志別川

更に河口に近付くと魚網が張られていたのには驚かされた