昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

49回目

2004-05-19 19:32:45 | 日々の雑記
昨日は私ら夫婦の49回目の結婚記念日だった。早くからは温泉旅行でもと話して居たのだが、考えてみれば来年がいわゆる「金婚式」、出来れば九州方面へなどの旅行を心積もりして、街での外食だけで済ませようと一応は話し合っていたのだったが・・ところがである、昨日の新しい病院行きのことでその事は私の念頭からは消えていた。女という者幾つ(七十一歳)に成っても、そのような事はどうも気に成るらしく、それとなく私の反応を伺っている様子がありありである。全く失念していた訳でなく、すんでのところで妻の暗示めいた言動で、今日がその日である事に気付いた。実に危ないところであった。
 
 女という者幾つになっても、或いは年齢を重ねるに従いそのような事に関しては、思いが強いのではないかとさえ思う。さて久し振りに晩飯は気の利いた処でと二人して家を出てみたが、いざとなると行く当てが決まらない。初めの内こそ市内の一流ホテルのレストランなどと一応は考えて、入り口に立って見たものの、何処から見ても風采の上がらない田舎者老夫婦・・慌てて退散して今度は繁華街をうろついたが、現役時代に良く通った店は跡形も無く、新しい店にはボラレルのではないかと、小心者らしく勝手に怖さを感じてやはり早々に退散、結局は何時も行き付けの回転寿司店の前に立っていた。良く見知った店員と顔を合わせて漸くほっとする始末である。今夜は特別と高級ネタを特注で張り込み大満足!

 帰宅途中留守番の娘も居る事だからと、洋菓子店(不二家)に立ち寄ってケーキを奮発して帰宅した。

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