昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

年金問題

2004-05-07 22:06:26 | ニュース
今回の福田官房長官の辞任劇は、月並みな言葉ながら正に「晴天の霹靂」そのものだった。国会議員さんの年金は我々一般国民と異なり、ガッチリと税金で裏打ちされて居るから未納なんか有ったって、将来の生活に大した影響も来たさないだろうからそんなに大きな問題にもならず、その内うやむやにされて仕舞うに違いないと思っていたものだ。現在二ヶ月毎に振り込まれて来る金額をもとにして実際の生活をして身からすれば、年金行政の落ち着く先は極めて重要な問題となる。有り余るほどの資産を受け継ぎ、或いは既に功成りて将来に何の憂いの持たない者ならばともかく、未来の世相は今の政治屋!(政治家!の何と少ない事・・)の世界を見る限り余り希望は持てないのでは無いか。しかし大半の国民の老後の生活は年金に掛かっているのだ。誰もが安心して将来に希望が持てる様な制度を確立して欲しいものである。もう間も無く72歳になる私の今ある生活は過去約45年間積み立てた厚生年金の結果である。今働き盛りの人達又は若い人達のためにも、老後の生活は「個人責任で・・」などと冷たい事を口にしないで、真剣に考えて欲しいものです。
 確実な見返りが確約されてこそ何事も信頼されるのです。正直者が馬鹿を見る様な世界だけには決してしないで下さいよ・・政治家さん!