昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

夕映えに染まる白鳥たち

2014-01-29 15:52:55 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
     先日三ヶ月毎の定期健診で、夕方近く歯医者に出掛けました。
    診療が思いがけず早く済んだ上に、白鳥たちが居る河畔までは、
    それほど遠くなかったので、足を延ばして見ることに下のです。
     私が白鳥たちを見に来るのは殆どが昼間でしたが、こんな夕方
    近くに来るのは初めてことでした。
     ですから果たして白鳥たちが居るのか如何かも分からなかった
    のですが、せっかく近くまで来たのですから、駄目もとで寄って
    見たのでした。

     私の心配をよそに白鳥たちは居りましたが、夕時で気温がきっと
    下がり始めたのでしょう、白鳥たちは支流の仁々志別川の河口に
    固まって居たのです。
     白鳥たちは、まるで寒さを避けるかのようにお互い身を寄せ
    合っていたの居たのでした。
     
     なおこんな光景は初めて眼にしたのですが、折からの夕焼けに
    ほんのりと染まっておりました。
     この川の白鳥たち長年見慣れて来ておりましたが、夕焼けに
    染まる姿を見たのは初めてでした。
     やはり来て良かった・・・と大満足で家に帰りました。






寒気に震える白鳥たち

2014-01-24 15:57:10 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
   今の当地は雪が無い所為なのか、とにかく凍れの強い日が
  続いております。
  特にここ一週間ほどは晴天続きの所為か、毎朝の凍れは
  酷く先日には、ついに今冬最低の16度を超えました。
  
   その日の昼前の買物帰りに、とにかく白鳥たちのことが
  気になって河畔に行ってみたのでした。
  行く途中橋の上から見た川面は、ところどころは凍りついて、
   見るからに今朝の寒気の酷さが窺えました。
  白鳥たちは果たして如何しているのかと、急に心配になり始めた
  のです。
 
   白鳥たちは支流の河口付近で、二十羽ほどが氷の張り付いた
  本流を避け、また太平洋からの風を避けるように、互いに身を
  寄せ合っていました。

   白鳥たちばかりでは有りません、雪の無いのはとても有難いの
  ですが、私ども老人たちもほとほと閉口しているのです。









湯たんぽの袋

2014-01-19 15:47:12 | 日々の雑記
         亡妻が残して逝きし湯たんぽを
          夜ごと抱きて温もり偲ぶ

    
    今年の冬湯たんぽを使い始めたのは、暮れも二十日過ぎた
   頃の朝の気温が、マイナス10度近くまで下がった日からでした。
    今使っている湯たんぽは、亡妻がもう10年ほど前から使って
   居る物です。
    そして現在私が、以前亡妻がしていたのを見よう見まねで、
   湯を沸かして使っている訳です。
 
    それが昨夜のことでした、外側の花柄模様の袋のチャックが
   壊れてしまったのです。
    この袋は亡妻の手作りで、5年くらい使って来た物です。
   亡妻は和洋裁が得意でしたから、家で使うこうした物は、
   大抵亡妻の手作りでした。
    特に洋裁は得意で、子どもたちや孫たちの着る物などは、
   殆ど亡妻の手作りでした。
    また友人たちからスカートなども作っておりました。
    それに和裁もほどほどに得意で、家族の浴衣や丹前(寝具)など
   も、亡妻の手で作られた物でした。
 
    なおこうした亡妻の手で作られた物は、出来るだけ手許に永く
   残して置きたいと思いましたので、安全ピンを用いてみました。
    若しこの先安全ピンが駄目になったら風呂敷でも活用して、
   手元に置いて長く使ってゆきたいと願っております。

       写真の上の二枚は昨年の暮れに、下のは今年になってから
      撮ったものです。
       今のところは珍しく雪は殆ど有りませんので、その分
      凍れは異常で、前夜はマイナス17度近くにもなりました。
       亡妻が残して呉れた湯たんぽを夜ごと重宝しております。








今冬初の白鳥

2014-01-14 21:15:14 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
  先日眼科へ行きました。約10年ほど前から通って居る眼科なのですが、
現在は白内障術後診療で、三ヶ月毎に一度の割で通院しているのです。
 ただ隣町に在る病院で、元日赤の眼科の女医さんで私の主治医です。
10年ほど前に独立して開院したのですが、なかなか評判の良い先生で
すから、患者さんが多いことで有名です。
 遠くは根室とか中標津辺りからの来院者もあるとかで、毎日百人からの
患者で、一番目の人は朝の六時半頃から並んで居るとのことだ。
 私も今朝は六時半に家を出て向かったが、着いたのが7時10前で
十二番目でしたから、診療が全て終わって帰宅が出来るのは、恐らく
11時過ぎになるだろうと覚悟したほどです。
 又この眼科では、朝の八時の受付までは、外の玄関前で待たなければ
なりません。
 夏場は良いとして、冬場のそれも厳寒の一月はとても辛いことなのです。

 この眼科には亡妻も生前一緒に通院していました。生前ことですが、
私の大腸と心臓の術後の体調を心配して、率先して並んでくれました。
 しかし今はそんな無い物ねだりは出来ませんから、今朝は厚手の下着に
セーターを重ねて着込み、更に懐炉を背中に貼って出掛け、無事に受付を
済ませました。

 しかし三ヶ月振りという事で、めったに無いことに視野検査に眼底写真、
そして更に点眼後が辛い眼圧検査を受けたのです。
 そんな事で、院長先生の診察が済んだのは、予定を遥かに超えて12時を
過ぎておりました。
 帰りは少しでも早く帰ろうと、何時もとは違う近道を選びました。
 そして途中のS川に架かる橋に差しかかった時、いつものように下流の
川面に眼を向けた時でした、下流の中央辺りに白鳥らしきものを見付け、
とっさに方向転換して下流の堤防道路に向かいました。
 其処には待望の白鳥が二羽並んでおりました。おそらく番いなのでしょう
ぴったりと寄り添っていたのです。
 待ちにまった今冬初の白鳥の飛来でした。若し眼科診療が順調に進んで、
予定通りに帰宅の道を通って居たならば、この白鳥たちとは出会えなかった
かも知れません。






今冬初のヒヨドリ

2014-01-09 15:45:29 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
   昨年我が家の庭にヒヨドリが現れたのは、確か今年の一月の
  中ごろだったので、今年もそろそろ用意した方が良いだろうと
   思いながらも、少し億劫だったので一日延ばしにしておりました。
   ところがまったく思いがけずにも、先日昼下がりに突然姿を
  見せたのです。
   今年の冬は今のところ雪は少なかったので、今のところは
  まだ餌は充分に採れるだろうから、わざわざ危険を冒してまで、
  街中まで餌探しには来ないだろうと、何も用意していなかったので、
  少し慌てました。
 
   その日の夕方、ちょうど良い具合に仏壇から下げたばかりの
  林檎と蜜柑が有ったので、さっそく餌箱に入れて置きました。
  それから三日ほど経った日の昼食時でした。箸の合い間に何気なく
  庭の方に目を向けた時、目を掠めるものがありましたので、若しやと
  静かに立ち上がって確かめる、それは待ちに待ったヒヨドリでした。
   ヒヨドリの方も落ち着かない風でしたが、直ぐに飛んで行って
  しまいました。

   それでもどうにかものに出来たのが、下の三枚だけでした。








今年もどうぞ宜しく・・・

2014-01-03 16:41:57 | 日々の雑記
   ブロガーの皆様・・・
    明けましておめでとうございます。どうぞ宜しく・・・!

   今日の午後恒例の初詣をして参りました。
   家から神社までは、一キロに満たない近さなので、娘からは
  車でなくて歩いて行くようにと言われましたが、路上には未だ
  雪も多少ながら残っており、それが昼間の暖気でとても滑り易い
  状態でしたから、車で行って来ました。

   参拝者は夫婦連れや家族連れが殆どの中、独り者は私だけでした。
   亡妻と一緒だった頃の初詣がしきりに想い出され、その辛さは
  昨年にも益して大きなものでした。

   それでも気を取り直していつもの様に、身体安全と交通安全の
  お守りに破魔矢を手にして家に戻りました。

   大晦日の夜中まで雪が無かったので、本当に久しぶりに雪の無い
  新年が迎えられると、楽しみにして床に就いたのでしたが・・・!