昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

柳町公園の藤の花

2010-06-28 18:00:06 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 先だって行った病院の待合室でのことですが、何時でも混んでいることで知られている病院でしたが、その日にかぎって立っている人も無く、長く連なったベンチには珍しく空きが目立っていました。
 持参した雑誌にも飽きて、ただぼおっとしていた時に、後ろ側の席からの話し声が聞こえてきました。
 偶々この待合室で一緒になった老人たちの話しだったのですが、それはどうやら公園の花のことを話し合っているようでした。
 何処の公園のことまで分かりませんでしたが、切れ切れに聴こえて来るその話の内容は、藤の花の咲き具合についてようでした。
 そこでふと思い出したのは、毎年のように出掛けてブログにも載せたことのある柳町公園の藤の花です。
 ただし去年だけは入院騒ぎで行けませんでしたが、とても珍しいことにここの藤棚は、なんとパークゴルフ場の中にあるのです。
 わざわざゴルフ場の中に植えた訳でも無い様で、どうやら急に増えだしたゴルフの愛好者のために、あえて藤棚を含めて拡張したらしいのです。
 ここのコースにはこの藤の花ばかりか、時季ごとに<くしろ八重ツツジ、ズミなど>の花々が咲き誇り、その他にも白樺の並木があってとても優雅なゴルフ場なのです。
 さてその日の病院は、早くても昼近くまでは掛かるだろうと思っていたのですが、意外にも早く順番が来て、予定していたより小一時間ほど早く済んでしまいました。
 そこで一旦帰宅してから出直すのは面倒だったし、それに遠回りになるのも分かっていたが、何はともあれとにかく公園に寄ってみることにしました。
 時期的にはもう咲いているだろうと少しは期待もしてたのですが、結果は下の写真のとおりでした。
 やはり今年の春先の天候不順が、桜ばかりで無くてこの藤の花にも影響しているのでしょう。
 さて余談ですが、私のゴルフ道具はずうっと車に積んだまだままだったので、ある時此処で挑戦しようと思ったことがありました。
 しかし周りが名人プロ級の人たちばかりだったので、どうせ恥かしい思いをするのがオチだろうと思い止まったことがあります。
 今ですか・・・道具はまだ積んだままですが、身体が云うこと利きません。

蕾はまだまだ小さくてそのうえ数も少なくゴルフ場の藤棚

まだまだ小さくて硬い藤のつぼみ

やはり同じゴルフ場の中に咲いていたレンゲツツジ

これも同じで満開だった<ズミ或いはエゾノコリンゴ>


近所の散歩・・・

2010-06-24 17:47:15 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 夕飯までのひと時、夕刊も読んでしまったし、これと言ってすることも無かったので、家の近所を歩いて時間をつぶそうと外に出た。
 普段は家の近くを歩き回ることなど殆ど無かったから、初めは何処を歩いたものかと迷ったが、取りあえずは町内会の班を一回りしようと歩き始めた。
 車の通行が少なくてとても静かな区域なので、天気の良い日など、特に夕方の時間つぶしには便利だった。
 しかしこれまでそうしなかったのは、手術前のことでまだ体力にも自信があったので、ウオーキングと云えば自転車道路や河畔が最適だった。
 ところがそうした処へ出掛けるには、車も出さなければならないので、ちょっとした時間のいわゆる散歩的な歩きには大事過ぎたのだった。
 町内を一回りするだけの外歩きだからと言って、そうは簡単には気軽に出掛けることは出来ない。
 何故なら、今社会的な問題とされている<限界集落>の兆しが、わが地域にも見え始めているからだ。
 私のような白髪頭であまり見栄えのしない年寄りが、早歩きも出来ないで歩いていたのでは、これはてっきり徘徊老人と思われるだろう。
 まして昼間ならともかく、夕方近くの時間帯ならこれは先ず間違いない。ただカメラを手にしているのだから、そうには取られないにしても、こんどは怪しい変態爺と思われてしまうだろう。
 そんな訳で、用事があっての外出を装って、出来るだけ早足で歩くことに努めて、私なり無事に外歩きを済ませて帰宅した。

 住宅それぞれの庭には色々な花があったが、あからさまにカメラを向けるのは憚られたので、庭の隅で道路沿いに咲いている花だけを選んで、人目を避けるようにして、こっそり撮って来たのが下の写真です。

この花・・・ポピーかな?

ルピナス・またの名を<のぼり藤>とも云うのかな?

下の二つの名前は分かりませんでした。

同じく名前は分かりません。


釧路湿原の夢ロードで・・・

2010-06-18 20:47:46 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
夕べの天気予報では、太平洋沿岸では霧が出るでしょうとあったが、朝から晴れたり曇ったりのうえに、いつも吹いている風が穏やかで、ウオーキングにはまさに打ってつけの日和でした。
 めったに無いそんな恵まれた日中、家の中でパソコンにしがみ付いている手は無いと、取りあえずは昼食までの時間を歩いて来ようと思った。
 さて、このところ行き続けている河畔や近くの自転車道路は、あまり代わり映えもしないし、かと言って春採公園までの時間が無かった。
 そこで思い付いたのが、暫く行って居なかった鶴野の駐車場から先の{湿原夢ロード}だった。
 幸い駐車場にも空きが在って直ぐに停められたので、さっそく歩き始めることにしたのだが、先ずはその前に用を足してからとトイレに向かった。
 昨年の手術の後、毎日飲む薬が九種類にも増えていたから、とにかくトイレに立つ回数が多くなっていたのだった。
 街から離れた湿原の中だからと言って、大の男の立ショんは許されないことだろう。それがたとえ白髪頭の年寄りであっても、それは同じことなのだ。

 アンダパスを過ぎて緩い坂道を登りきると、視界が開け目の前には背丈ほどにも伸びた葦原が一気に広がった。
 視界の先前方遠くには、半分ほど雲に覆われた阿寒連山が見えた。雌阿寒も雄阿寒も最近は、いつも靄に霞んでいるか雲に隠れてはっきりしなかった。
 また例年ならば道端のエゾエンゴサクやムサキケマンなどの草花が目を楽しませてくれたのだが、今年は河畔の遊歩道などと一緒で目に付くものは雑草だけだった。
 ただ今年は小鳥の鳴き声が多かった。その鳴声に混じってカッコの鋭い鳴声も聞こえた。
 小鳥たちは素早く飛び交うので、その種類までは判りづらかったが、時おり近くの木の枝や葦で無き交わすのが見られた。

コヨシキリが葦原の中でコヨシキリがしきりに啼き交わしていた。

       同    上

同      上

ノビタキ

のどが赤い初めての鳥で、色々と調べたが遂に名前が分からない!


河畔遊歩道で

2010-06-14 18:11:32 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
        
 河畔の遊歩道は私が外歩きをしているコースの一つなのだが、今年の場合気候の不順もあってか、例年の三分の一ほどしか来ていなかった。
 それも白鳥がまだ居た頃は、激しい雪の日とか吹雪の日以外には良く来ていたものだった。
 ところが白鳥が去ってしまった後は、雪解けが遅れのどもあって滅多に来ていなかった。それが先日の病院の帰りに、そろそろもう好いんじゃないかと、ふと気付いて足を延ばしてみた。
 遠目では気が付かなかったのだが、園内には二本しか無い桜がもう既に盛りが過ぎていた。その僅かの残った花びらが、時おり吹いてくる強い川風に吹かれて散って居た。
 ここにも桜の木があることは数年前から知っていたのだが、市内で桜と言えばやはり街中の柳町公園が一番だったので、ついついそちら桜ばかり気を取られてしまっていたのです。
 今年は強風の日が続いていたからか、一応は河畔公園の遊歩道なのだが、例年より晴れる日が少ないうえに、また冷たい川風の日が多いせいか、ウオーキングや散歩に来る人はあまり見掛けなくなった。
遊歩道を歩く人はあまり見掛けられなくて、ただ先月の半ばあたりから釣り人たちが押しかけて居るだけだった。
 
 歩いている人見当たらないそんな静かな公園の中では、ヒバリが囀りノビタキやスズメたちが、遊歩道と河畔の草叢や潅木の枝から枝へと飛び交っていた。
 また岸辺では、白い水鳥が雑草に隠れるようにしていた。その形から鷺に間違い無いはずだが、この辺で良く見られるアオサギとは違っていた。
 アオサギならこんなに真っ白でなくて、青みがかったグレイの筈、素人見ながら{ダイサギ}に違い無いだろう、しかしダイサギが道東に渡って来るのか如何かも判らないままに、これはダイサギだと勝手に決め込んだしだいです

ノビタキの雄だと思うのですが・・・

いつも一緒・・・雲雀の番

同     上

何処にでも居る雀ですが、最近では家の周りではあまり見掛けない!

この辺で良く見かけるアオサギとは羽色が違うのでダイサギかとも?


チュウリップ 

2010-06-11 17:36:50 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 例年恒例の市主催のチュウリップ祭りは、もう既に一週間ほど前に終わってしまったのですが、これまでにもお祭り当日には行ったことはありません。
 当日こそ色々な行事催しが行われて楽しいのは承知しているのですが、ただ私の場合は、生来の人見知りが酷いうえに、とにかく人込みが大の苦手となっております。 
そしてそれは年齢を重ねるにつれて酷くなってゆくようです。
 チュウリップ祭りは、もう一週間も前に終わっているのだから、今日あたりはおそらく人出も少ないだろうと、また日頃私の病人食作りに色々と気遣って呉れている老妻の慰謝にでもなればと、膝などの疾患からとかく出不精気味の老妻を誘って出掛けたしだいです。
 
 チュウリップ祭りはもうとっくに終わっているのだから、駐車場などの心配は要らないだろうと出掛けたのですが、晴の日曜日ということもあってか、駐車は簡単でなかった。
しかし家からの道のりを考えると、再び出直すことなど簡単に出来ないから、端っこの草むらの僅かな空き地を見付けてやっと停めることが出来た。
 園内の三色のチュウリップは見事な咲きっぷりで、おそらく日が浅いお祭り当日はこれほどでは無かっただろうと思われた。
 折からの晴天で、園内の人出は多かった。その大半は家族連れで、チュウリップを背にして写真を撮りあったり、また斜面の芝生で食事をとる家族などが居たりして、園内全体が和やかに盛り上がっていた。
 そうした人たちに交じって私たちも、色とりどりのチュウリップを背景にして写真を撮ってきた。
 老妻とのドライブなどは、日々の買物くらいなものだったから、無理して連れ出して本当に良かったと、満足感一杯で帰って来ました。

お祭りこそとっくに済んでいましたが、今が一番見ごろのチュウリップ!

   同         上

池ではマガモが仲良く遊んでいた。


柳町公園の桜

2010-06-07 17:26:16 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 公園の桜は常に気にかけていたのですが、おり悪く長雨と一日がかりの通院の日とが重なり、肝心な時に行く機会を逸してしまった。
 ようやく身体が空いて4.・5日ぶりに出掛けてみたものの、桜は既に盛りを過ぎていて、中には花びらが半分ほども散ってしまったのもあった。
 いったいにして今年はすっきりと晴れた日が少なかったせいか、今一つ花の彩りが薄くて木々全体に精彩が見られなかった。
 昨年、園内の桜の中に{テングス病}に侵されたのが、あちこちに見られると心配されていたことがあったが、まさか全体に蔓延したわけでもあるまいと、俄かに不安、心配になって来た。
 実際にはそんなことは無くて、ただただ私の行くのが遅すぎただけかも知れない。
しかし公園の桜は毎年ブログ載せていただけに、今年だけ止めるのは如何にも残念に思えたし、それに{くしろ八重}だけはと、園内を一回りして特に良さそうなのを選んでカメラに収めてきた。
 思うに、未だに園内のあちこちには、早咲きと知られているレンギョが今を盛りとばかりに、その黄色い彩りで咲き誇っていた。
 もうとっくに咲いて良いはずのツツジなどは、蕾がようやく薄赤く色付いて来たばかりだった。
 今年のこの気候の不順さは、やはり地球温暖化の現象なのか、それにしても同じ北海道でありながらも、日々の気温が他の地域に比べて半分にも満たないのは、一体全体どうしたわけなのか・・・テレビの予報が恨めしい!

柳町公園の{くしろ八重}

同        上

同        上

黄色とピンクが絶妙・・・タンポポと桜が同時に満開!

花よりダンゴ・・・{酒さえあれば桜なんて}・・・?


何の木かな?

2010-06-04 17:49:21 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 公園の桜の開花が気になって、先だっての長雨の前にもまたその後にも何度か行ってみたのですが、いずれも中途半端な咲き具合でした。
 そして今日、折よく昼から晴れて来たこともあって勇んで出掛けたのですが、実際に近寄って見るとやはりまだ少し早いようでした。
 中には半分ほど開いた木が混じっておりましたが、満開にはまだまだ先きになるだろうと思われました。
 やはり今回の四日間ほど続いた冷たい長雨の影響があるのでしょうか、可哀そうにまだ開ききらないうちに散りかけている花も見られました。
 園内の何処を見ても同じようなものだったので、直ぐに帰ろうとも思ったのですが、せっかく駐車場も空いていて停められたのだからとしばらく歩くことにしたのです。
 桜の木の枝ばかりに気をとられて歩き続けているうちに気が付いてみたらいつの間にか公園の外れまで来ていたので、もうそろそろ終りにしようかと立ち止った時でした。
 突然目に付いたのが、不思議な木でした。枝の先に何かがぶら下がっているのです。初めは花かとも思ったのですが、どうやら房状のものだったので、柳の木だろう思いました。
 しかし近づいて良く見ると、猫柳などの綿毛とはまったく違うものでした。
取りあえずカメラに収め、家に戻ってからパソコンでゆっくり調べようと思ったからです。
 その結果はっきり分かりませんでしたが、おそらくドロヤナギまたはドロノキでは無いかと判断したのです。
 あまり面白い形だったものですから、ブログに載せてみたしだいです。

泥柳また泥の木とも云うらしいです。

    同       上

     同      上

           同        上