昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

阿寒連山

2011-04-30 21:04:44 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 またまた管内閣の未熟さを露呈する事態に、国民ともどもに今一番頭を痛めているのは、やはり何と言っても原発事故の問題でしょう。
 その大事な事故対応の最中に、内閣官房参与が辞任を表明しましたが、それは偏に政治家の勉強不足に尽きるのです。
 今が一番大事な時ですから、本当にしっかりして貰いたいものです。
  
 さて阿寒連山ですが、昨日までの雨は止み、今朝は早くから晴れ上がって明るい日差しが、玄関の欄間から射し込んで眩しいほどでした。
 なお今日は郊外の量販店恒例の特売日だったので、久しぶりに午前中早めに出かけました。
 走って居る内に気付いたのですが、今日の晴天の所為なのか住宅街がまばらになった辺りの合間から、あらかた雪の消えてしまった阿寒が見えたのです。
 買物が予定の老妻には悪かったのですが、せっかく綺麗に見えているのに後延ばしにしたら、この気まぐれな天気が如何変わるかわからないので、さっそくに住宅外れの私の写真撮りポイントへ向かったのでした。
 その時のが下の写真です。


残雪が残り少なくなった雌阿寒岳

同じく雄阿寒岳



これはツグミかな?

2011-04-25 21:26:26 | じゃこしか爺さんの見て歩る記

 変わり易いは秋の空と言うけれども、春なのに、またもう四月も終わろうとする近頃の天気の変わりようにも、なかなか激しいものがあります。
 予報欄に雪ダルマのマークが付いたと思ったら、突然晴れて暖かくなってホットするのも束の間で、もうその翌日には氷点下、その上冷たい雨が降ったり強風が吹き荒れたりで、面食らうばかりの今日この頃の天気です。
 ところが今日は朝から快晴で、風こそ10メートルを超えていましたが、午後の人時には10度を超えるほどにもなりました。
 強風のもとでの外歩きはとうてい無理でしたが、ガラス越しの暖かいお陽さんを身体いっぱいに浴びての体力づくりは、下着一枚になってもじわりと汗ばむほどです。

 ところで近頃ツグミは一向に現れません。新しく置いたリンゴは唯の一度も啄ばまれることも無く、小雪混じりの冷たい雨に叩かれたり陽に晒されたりで、色も褪せ少し傷んでいるようです。
 もう小鳥たちはみんな南へ帰って仕舞ったのだろうと、殆ど諦めリンゴの後始末に日々滅入っていた或る日、小鳥が来ていることを老妻から知らされました。
 今頃になってまさかと思いながらも、取りあえずカメラを持って窓際に寄ると、老妻の云うとおりにヒヨドリが居ました。しかし肝心のリンゴがすっかり色褪せているものですから、さすがに野生の鳥でも戸惑っているようでした。
 いつものヒヨドリなのかと、良く見るとそれは体の大きさなどは同じなのですが、色合いが違うことに気付きました。
 やがて諦めて飛んでいってしまいましたので、さっそくPSで調べたところ、それはツグミだと知りました。
 家の餌箱にツグミが来るなんてことは、未だ無かったことなんです。これも今春の貴重な収穫でした


 初めて飛んで来たツグミ!

同    上

以前家に来たヒヨドリです

パソコンから借りたツグミです



はぐれたのかな・・・?

2011-04-09 15:40:22 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 その日は珍しく暖かで、昼前にはもうその日予報の8度を超えていました。その上晴れた日には付きものこの地特有の強風も無くて、至って穏やかな日となりました。
 朝の内は良く晴れていたのですが、どうせいつもの様に陽が高くなるに付けて風が出て来るだろうと、外歩きは予定して居ませんでした。
 しかし気懸かりだった風は意外に穏やかで、それに気温は昼過ぎてから10度を超えるほどになりました。
 こんなに天気が良いのに家で過ごす手は無いと、さっそくやり掛けのパソコンを切り、車に乗り込みました。
 行く先は取りあえず自転車道路と決めて走り出しましたが、途中まで来てふと思ったのは、この天気ならきっと阿寒の山も晴れているだろう。
 急遽コースを変えて向かったのは、先日通った仁々志別川通りの住宅街の道路です。あれから大分経つから、前のとは違った雌阿寒岳が見られるだろうし、また良い写真も撮れるだろうと、期待も膨らんで来ました。
 そしてその途中の橋の上で見たのが、一羽の白鳥でした。
四月のこの時季にまだ白鳥が居るなんて、不審に駆られながらも土手道に折れて近付いて見ると、それは確かに白鳥でした。しかもたったの一羽だったのです。
 今の時季にたったの一羽で此処に居るのはおかしいのではないか、もう白鳥たちみんなとっくにシベリヤ方面に飛び立ったのでは無かったのか。
 この白鳥を良く良く見ると、首から上の色が真っ白では無くて少し灰色がかっているから、これはまだ成鳥に成りきっていないのではと思った。
 だとするとこのたった一羽でいる白鳥は、群れからはぐれたか或いは迷子なったのではないかと、とたんに心配になってきました。
 群れと親からはぐれた幼い動物のほとんどが、見るに堪えない悲惨な目に遭っていること、それはNHKの{ダーウインがきた}で何度も観たいたので、良く知っていました。
 この辺りは人家に近いとは云いながら、キタキツネはともかく野生化したミンクなどが、夜陰にまぎれて出没するらしいのです。それに野犬だってけっこう多いのです。
 それからというものは心配のあまり買物帰りとかを利用して、殆ど毎日のように様子を見に行っています。
 三日目の今日のところは無事でした。やはりたった一羽で、しかもマガモの番いも今も一緒でしたから、先ずは一安心して帰って来ました。
 ただただこのまま生き長らえて無事にシベリヤに帰り着き、元の群れとか親に出合えて欲しいものです。そう願わずにおられませんでした。


一人ぽっちになった迷子の白鳥!

同     上

同     上



カズ・ゴ――――ル!

2011-04-02 16:39:11 | Weblog
 今日の朝刊に震災の四十苦として、地震・津波・原発事故・風評被害・のそれぞれについて大きく載っておりました。
 毎日時時刻々テレビで放映される被害地域現状には、まさに目を覆いたくなるばかりの惨状の連続です。
 その上生活物資の不足とインフラ回復の遅れ、それにして政府は何を考えているのでしょうか。
気の毒でなりません。心からお見舞い申し上げます。
         
 さて先日(3月29日夜)放映された{震災復興支援チャリティーサッカー}のことですが、日本代表対Jリーグ選抜の試合は本当に面白かったです。
 野球放送は昔から良く観ておりましたが、サッカーの試合はコンサドーレがまだJ1に所属していた頃は良く観ていたものです。
 しかし降格してからというものは、あまり放映されなくなった所為で、滅多に観られなくなりました。
 コンサドーレの他にも好きなチームや選手たちが居て、各局のスポーツ番組は努めて観るようにしております。
 その中の一人が愛称{カズ}こと三浦知良選手(44歳)で、Jリーグが出来て直ぐにファンになりました。              
 さて今回のチャリティー試合ですが、相手は今年1月アジア杯に優勝(4度目)したばかりの日本代表ですから、たとえJリーグ選りすぐりの選手たちでも勝利は無いでしょう。
 しかしそんなことよりも、如何に多くの震災被害者皆さんに励ましと元気を与えられるかが、{震災復興支援チャリティーサッカー}の意義そのものです。
 そんな期待の中、突如として起こった、カズコール!に応えるかのようなカズの動き、キーパーをかわして一蹴りが見事にゴールイン!
      カズ・ゴ――――ル!
 そして観客に応える{カズダンス!}・・・は、本当に久しぶりでした。
 観客はもとより、被災地の多くの皆様たち、きっと多いに元気付けられたことでしょう。
日本サッカー、そしてカズさん本当に有難う。

春はもう身近に来ており、すっかり大きくなっていた自転車道路の蕗の薹

同    上

福寿草大分大きくなっておりました