昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

良かった・・・よかった!

2004-12-30 23:14:00 | Weblog
 11月17日下校途中の、小学一年生有山楓ちゃんが誘拐後直ぐに殺害され
遺棄された事件は、早々に解決されるやに見えていたが一向にその気配も無く、その間犯人に好きなように弄ばれていたかの感もあって、腹の煮えくり返るほどの腹立だしい思いだっただけに、今日の犯人逮捕のニュースには心から快哉を叫んだものである。

 それにしても犯行後、携帯電話はおろかジャンパーとランドセルから靴袋までが発見されたと云う。此処にこの犯人の残忍性と陰湿性が顕れていると思う。
 この事件も残念ながら年を越して遂には迷宮入りかと思っていた矢先だけに、世界を悲しみのどん底に落としいれた、スマトラ沖地震と大津波の暗いニュースの中にあっての快挙・・・とかく警察官関係の失態などが大きく問題化されていただけに、今回の奈良県警の活躍は流石と言わざるをいない。

 ただ問題なのは、この憎むべき犯人は過去平三年頃にも、幼児誘拐殺害未遂容疑で逮捕されていた事が報じられているから全く驚きである。
どうしてそんな危険な人間を放置していたのか、危険人物としてマークして転居移動などを、絶えずチェックするが常道では無いかと思うのだが・・・?

 ご両親肉親ならずとも、即く極刑執行を望みたいものである。野蛮と言うなかれ!

嗚呼・・・地球が壊れる!

2004-12-27 22:27:07 | 日々の雑記
                 

 朝刊に続いて夕刊一面の見出しに、唯々唖然として声も無く肝を潰している。
二十世紀以後最大のマグニチュ-ド9・0の巨大地震がインドネシアのスマトラ沖で発生しそれに因る10メートル余を超える大津波が、インド洋ベンガル湾一帯を襲い更に東アフリカにまでに及んだと言う。
 
もともと海抜の低い島の多い地域だけに、各地の凄まじいその被害はまさに筆舌に尽くせない。死者行方不明者の数は優に二万人を超えるだろう。その中での日本人の数は今のところでは四十人前後と言うが、十七社の旅行会社からなる旅行者は1,500人ほどになると言うから、今後もっと増えるに違いない。全く残念と云わざるをいないし、未だ安否の分からぬ人たちのご家族の心中を察するに余りある思いであり、不幸にも亡くなられた方々のご家族様には、心から深くお悔やみを申しあげる次第です。

 それにしても今年の異常気温と云い、新潟中越地震を初め全国各地で起きる地震、その中には未だかって地震の気配の殆ど無かった北海道留萌地方など、その地震の数は枚挙に及ばないほどである。

 こうしてみると「日本沈没」どころか、掛け替えの無い此の地球そのものが壊れて仕舞うのでは無いかと、途方も無い思いにかられ心戦く一日であった。
                     

二人の孫

2004-12-27 19:37:56 | 日々の雑記
 私たちには女の子の孫が二人居て、車で十五分ほどの処に住んでいる。今日から冬休みが始まり、塾の冬季講習を終えて早速く我が家にやって来た。夏休みが終って以来約四か月ぶりの事である。
 孫が小学生になってから母親が働き始め、それ以来「土・日・祝祭日」を除いて殆どの日を我が家で晩飯を済ませていた。今では二人とも中学生に成って成長した所為か滅多に病院通いも無くなったが、小学生低学年の頃には、流行りの病気は「イの一番」に罹っていたから、そうした時には老妻共々に病院へ掛け付けたものである。
 二人の孫は我が家で育ったと云っても決して言い過ぎではない。

 しかし中学生に成った今は下校時間が遅くなった上、部活の終る時間が遅くなる場合には七時近くなる事が多いため、我が家に来る事は殆ど無くなった。
そんな事で孫の顔を見られるチャンスは、塾や習い事の送り迎えが、親達の都合の付かない時だけである。それが年明けの一月廿日頃までは、晩飯の時間まで我が家で過ごして行くことになる。

 中学生とも成ればもう立派な大人・・・?食べる量もバカにならない。その食事の用意も大変である。老妻はその事を時折り口にはするが、内心はそうでも無いらしく、この事が一つ元気のもとでも有り、生き甲斐(大袈裟かな?) でもあるらしい。

 かくして孫達にとっては「婆」が一番の頼りであるらしく、何か身体の不調の時には一番先に声を掛けて来るし、母親(次女)も又然りである。

 冬休みが始まって一番喜んでいるのは、どうやら送り迎えの運転の他何の苦労も無い私なのかも知れない。


そろそろ大掃除・・・

2004-12-23 22:05:32 | 日々の雑記
 毎日が休日の年金生活者の身なのに、折角の祝日にわざわざ大掃除を始めるなんて疑問に思われるかも知れませんが、外は快晴とは云いながら真冬日の気温の低さ、その上道路は雪の後の雨でまさにスケートリンク並みのツルツル状態で、とてもとても老人の足では無理である。

 それに今日はクリスマス前の休日、おそらく何処もかしこも贈り物など目当ての買い物客で大混雑だろうと、今日間に合えば何も無理して出かける事も無いだろうと言う訳で、何の気無しで始めた埃落しが何時の間にか本格的になっていた。

 先ず電話台の引き出しの整理をきっかけに、換気扇・サーキュレーターといった具合に移っていった。掃除の主体は老妻で古くなった筆・歯ブラシ・タオルに除菌マイペットを小道具に掃除機も加えて、職人並みの手際よさである。私は単なる助手役で換気扇のカバーを外したり、三脚を持ち出してサーキュレーターを下ろしたりだけである。
 下手に手出してはと思い老妻の指示に従うのみ、時折りテレビを見たりパソコンを開いて、メールのチェックやらブログを読んだり至って暢気なものである。

 そうこうしている内に昼食時間の過ぎているのに気付いて、老妻曰く「何も今日一日でやる事も無いからね・・・」勿論私はその意見に大賛成。

 かくして年末の大掃除にもかかわらず、所謂世に良く言う「髪結いの亭主」気分をささやかに味わっていたひと時であった。

地震・こころの歌と中越地震・・・

2004-12-22 22:10:22 | 日々の雑記
 真夜中まさに寝入りばなに襲った震度3の地震、ほぼ一週間おきに起きていた余震は今回に限り一週間を過ぎて無く、ホットしていた矢先の突然の揺れた影響からか、余り熟睡が出来ぬままに三時からの「にっぽんの歌こころの歌」聴いていた。今夜の放送は昭和38年代の歌が主で、ちょうど「吉永小百合」の歌が流れていた。彼女に付いては女優・歌手はもとより、他にも原爆に関する事で幅広く活躍しているのは周知の通りだが、「田中絹代」「美空ひばり」に次いで主役の映画「伊豆の踊り子」が一番懐かしい。

 他に今なお心に残る作品としては、「キューポラのある街・光る海・青い山脈・潮騒・夢千代日記等」歌では夫々の主題歌の他に「いつでも夢を・寒い朝等」がある。
特に夢千代日記の再放送の際に、全編ビデオに録画してある。いずれ折を見て「DVD」にダビングして取って置こうと考えている。
 また来年1月15日封切になる、「北の零年」が非常に楽しみである。

 朝八時からの民放ワイド番組では「中越地震その後」の模様、山古志村についての放送だった。今年最後の帰村ということでカメラスッタフが同行していた。画面は土砂崩れに因る天然ダムの出来る前と、それに因って水没して行く村の家々が映し出され、そして今排水後の村の姿であった。

 家は建ち残っていたがその全てが水没の被害の為、今後到底住める様な状態では無かった。今回年内最後に村を訪れた14人村民で水没した地区の地区長の言葉が印象に残り深く心をえぐった。

 壁に掛けてあった額縁の写真、それは泥水に汚れきっていて定かでなかったが、手でその汚れを撫で落としながら、「これが私達のご先祖さんです・・・」おそらくご両親なのだろうまるでいとおしむ様に大事に抱えていた。
 また白さの混じった髭面男の涙ながらの一言、「早く帰って来たいが村がこの有様ではもう如何しようも無い、台風に地震そして水難・・・こんな年は早く去って欲しい!」

 一方地区長は幸い少しの被害で残っていた鎮守様を訪れ 手を合わせ、「来年の春が来れば必ず帰って来て補修しますから、どうぞそれまで村を護って居て下さい。」
 やがて時間が来て村民達は村を後にする画面に変わった。その後姿を唯呆然と見ているばかりである。
 誰が悪いわけでもないだろうが・・・唯々遣りきれない思いが一杯で言葉を失っていた。


今日は冬至!

2004-12-21 18:58:14 | 日々の雑記
 今日は冬至である。昔中国から伝わって来た習慣の一つで、二十四節気の一つ、この日は北半球では最も一年中で昼が一番短く、夜が一番長い日です。
 
 この日を境に畳の目が一つずつ日脚が長くなっていく。またこの日にかぼちゃを食べると「脳卒中=脳梗塞・くも膜下」に成らないと云われ、私のところでは子どもの頃から「カボチャ汁粉=小豆餡にカボチャと餅を入れる」を食べる習慣があって、それは七十二歳の今でも続けている。

 冬至の日にカボチャを食べて無病息災を祈る風習は全国的にあるようで、それはカボチャに限らず「柚子湯」に入るとか人参などの根野菜を食べるとかで、厄除け病気を避ける事が出来ると云いられて居る。12月22日頃は冬至です。この冬至に、「柚子湯」に入り、「冬至かぼちゃ」を食べる風習が日本にはあります。

「かぼちゃ」は、厄除けになり更に病気にならないと言われています。実際にかぼちゃには、カロチンやビタミンが多く含まれています。冬にビタミンなどの供給源が不足した時代にはカボチャはとても貴重なものだったと云えます。

 このように我が家では昔から冬至の日のカボチャは欠かした事が無い筈なのに、何故かお袋さんだけが、四十二歳という若さで「脳卒中」に襲われ、右半身不随と云ういわゆる「中風病み」を患い四十五歳、私が十五歳の時に他界した。

 「脳卒中」は血圧が大きく作用するようなので、私は血圧測定だけは毎朝毎晩欠かさずに続けるよう心掛けている。
 

呆れた・・・NHK!

2004-12-20 15:08:24 | 日々の雑記
 またまた新聞記事での事だが、朝刊一面に昨夜のNHK番組「NHKに言いたい」二時間余に亘る長時間放送模様を掲載されていた。
番組そのものの後半を見ただけだったが、物々しいタイトルの割には唯の「言い訳番組」に過ぎず、「猿芝居」にも劣る(比較したら日光猿軍団の猿達に悪い)・・・、むしろ馴れ合いの茶番劇乃至は懇談会に等しかった。

 番組中海老沢会長は謝罪と言い訳のみに終始、企業トップの己の責任を如何ほど感じているのか、それは全く露ほども感じられなかったのは私だけでは無いだろう。相も変らぬ人を食った顔で厚顔無恥そのものであった。
 辞任に付いても「信頼回復に努めるのが責務」との繰り返しで、遂に「辞任」の言葉は聞かれなかった。

 口でこそ「信頼回復・改革等」が先と云っている様だが、長い就任期間の中で企業トップの責任を何一つ果たしていないのに、例えば多額の金額を横領したソウル支局長の処理さえ満足に出来ず有耶無耶にしているトップが今後一体全体何が出来ると云うのか全く疑問である。それどころかその様な技量は皆無だと思う。

 とにかく大きな権力を持つ役職に恋々とする本人もどうかと思われるが、周りのスタッフが問題だと思う。例えば昨夜の番組中に寄せられた視聴者の声の紹介だが、画面下を流れるテロップにはかなり厳しいもの(辞任を求める)が在った筈なのに、その様なものは一切発表されず、街頭インタビューを含め当たり障りが無く会長には都合の良いものばかりだった。これ一つ取り挙げてみても何処かの集団と同じで、自浄能力は全く見られず根本から変革する必要があると思った。

 海老沢会長がこの期に及んでもなお役職に恋々とする理由は何だろう?それほど旨いものが在るのだろうか、先のソウル支局長を厳罰に出来ない訳と何か繋がりでも在るのではと・・・「下衆の勘繰り」もしたく成ろうというものである。

 そんな事でこれまで一連の不祥事で腹を立てた事はあったが、受信料不払いまでの気は起こらなかった。しかし昨夜の会長の態度で一変、早速く今朝早々に地元放送局に電話をして、取り敢えず受信料支払いの保留の申し込みを伝えた。
 
「大きな権力には、大きな責任が有る」・・・とのこの至言を大声で伝えたい!

お歳暮

2004-12-18 20:05:54 | 日々の雑記
 今日は晴れて風も無く暖かいのを幸いに、お歳暮品の調達に出かけた。現役で勤めていた頃は、そのやりとりも結構有ったのだが、引退後は徐々にその数を減らした結果今ではその数も3分の1ほどにもなった。しかしそれでも金額的にはかなりのものとなる。

 身内などきょうだいとの遣り取りは、無駄な事が多いという事でかなり以前から話し合って取り止めているのだが、なかなかそう云う事にも行かない場合も生じる。現に今年もそんな事態が起きて戸惑っている。
 この習慣とやかく話題にもなりがちで有るが、日頃から何かとお世話になった方への、感謝の気持ちとしての贈り物は、それはそれなりに大きな意味が有る筈だからと、無下に否定する気は無いのだが・・・いざ品選びになると色々迷い苦労する。

 住んでいる地域が水産都市だけに、相手の期待を考慮するとその品選びもとても難しくなって来る。しかしタラバ蟹とかは毛蟹類は価格的には論外だが、やはり「筋子・イクラ・タラコなど」の魚卵関係が通り相場だろう思われる。
 ところがその魚卵の何れもが価格的に中々馬鹿に成らず、その上値段の割には量的に見映えがしないから、それで又それなりに苦労する。とりあえず今日は本州への分(魚卵)を買って、元の勤務先に寄って其処の製品(かまぼこ)を買い足した。それで何とか荷を纏めて、折り良く集荷に来ていた宅急便に早速く依頼した。これで気に成っていた事の一つが済み、まるで大きな荷が肩から下りたようでホット一息付く師走の一日であった。


ゲッ!増税・・・嗚呼‐‐腹が立つ!

2004-12-16 13:49:53 | Weblog
 今朝新聞を見て目が釘付けになったのは「4万円増税・・・」記事の見出し文字である。
嗚呼ついに「税制調査会」の石会長の進言に、与党の税制調査会が乗っかる形態で大幅増税が本決まりとなったようである。
愈々来春は大増税元年である。国民(低所得者階級)ジリ貧生活の始まりでもある。

こんな例えでは無理があるのかも知れないが・・・国家を家庭に例えるならば、議員政治家は親の立場で国民は子どもであろう。家計が借金で苦しければ、先ず親たちが三度の食事を二度に切り詰め、更にタバコや酒の量を減らしても、子どもたちの食べものまでもつめる様な事はしない筈だ。
しかし政府国家のやることはそんな事は全くお構い無しで、金(税金=血税)は使い放題、その上グルメ三昧の日々である。

また年金給付を目の仇のように話題にするが、長年ようやくの思いで掛けても、支給される額は月々僅かなものである。私ごとで恐縮だが50余年掛けて来ていざ貰うとなると、まさに「スズメの涙金」同様である。
それに引き換え、議員さんの年金は10年も掛ければ年額○○百万円とか・・・?

胸に手を当てて良く考えれば如何に無駄の多いことか、「隗より始めよ」の故事にも在るように、率先垂範が肝心かと思うのだが・・・如何!

徒然なる・・・日々!

2004-12-14 18:37:24 | じゃこしか爺さんの想い出話
約一年ぶりの地震(震度5強)の後、吹雪き混じりの初雪が50センチを超える大雪になり大いに戸惑ったものだが、それから一週間を経ずして又もや10センチの降雪、前の大雪がようやく融け始め、道路も元通り近くまで乾き、愈々ウォキングの開始と思って居た矢先だけに腹立たしさも倍加する。
 それによる運動不足は、大型店での店内歩きや、せいぜい一周が20歩程度の狭い室内歩きと「エアロ・バイク」で何とか補っているこの頃だ。

更に先日の地震の余震が3度前後の揺れを伴ない、きっかり一週間毎に訪れる不気味さったら、とても計り知れない。

 しかし師走の日々は確実に流れて行く。毎年15日の受付開始日に出している年賀状は、ソフトの不具合で買い換えた為予定がすっかり狂っていた。
宛名書きはパソコンを利用すれば至って簡単なのだが、それでは余りにも味気なく思えて、これまでは悪筆なりに手書きにしている。また裏面のパソコンで作った文面に、これまた相手それぞれに言葉を書き加えるからかなり時間が要る。
何時もなら三・四日かけてのんびり仕上げるのだが、今年はそうした余裕が無く宛名書きは一昨日の夜一挙に書き上げ、残りの文面の加筆は昨夜零時近くまで掛けてどうにか終了した。後は明日15日に投函するばかりとなった。

 かくして今日雲一つ無い快晴なのだが、昨日朝の積雪で足元が覚束なく早々に取り止めて、折からのジャスコの「火曜特売市」へ老妻と出掛け、買い物が済むまでの間の約小一時間かけて、ウインド-ショッピングを兼ねて一・二階を歩いた。更に老妻に頼まれた宝くじの点検確認(当たり外れの300円)これは今年買った分で合計100枚である。
歩きの歩数伸ばしを兼ねて正門玄関脇の屋外売り場まで往復した。

 確認の結果は、100枚中当り券が11枚その内訳は、1、000円が1枚300円8枚100円2枚で合計3,600円あった。100枚の代金3万円中3、600円の割り返しである。

 色々な夢を見させて貰った上での、予期せぬお年玉と思えばこれまた「むべなるかな」である。