昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

もみじ撮り歩き~その弐

2012-11-26 20:26:08 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 出来るだけ多くの人に会って、日ごろの会話を多くするようにと、言われたこともあって日常の買物だけでなく、日中の外出を増やそうと心がけておりますが、天候などで思うようにはゆきません。
 どうも近頃の天候は、強い風の日がようやく快復したと思えば、今度は霧が立ちこめて、せっかくの出鼻を挫いてしまいます。
 今は紅葉の季節ですが、その紅葉撮りも天候に左右されがちですから、やはり買物で出掛けた折に見かけた紅葉や、時間に合わせて一寸立ち寄った近場の公園などに限られてしまいます。

 そんな中で、今年は天候の所為か恵まれていると思います。何故かと言うと昨年の今時期は、妻の葬儀でブログを休んでおりましたから、紅葉どころではありませんでした。
 それ以前は、まだ元気だった妻を乗せて走り回ったもので、近くは市内の公園等、または湿原内から鶴居街道まで出掛けたものです。
 しかし今は一人身で自由気ままな筈ですが、何故か遠出はおろか近くでも天候を言い訳にして不精してしまいます。
 
 それでも写真の良し悪し別にして、何時しか写真が貯まりましたので、今年の秋に撮った分の残りを載せることにしました。












ちんすこう

2012-11-23 16:02:55 | じゃこしか爺さんの想い出話
  先日のこと川向こうの量販店に出掛けた時のこと、いつもは真っ直ぐ地下の食品売り場に直行するのですが、何故かその日に限って一階売り場を通ったのです。

 沖縄の物産が色々並べられた中で一番先に目に飛び込んで来たのが、とても懐かしいちんすこうだったのです。
 その一瞬は他の物は一切目に入らず、他の客を押しのけるようにして前に出て手にしておりました。
 その時は、唯ただ懐かしさで夢中になり、辺りの物が目に入らなかったほどで、後で振り返り恥ずかしくなったほどです。

 帰ってからゆっくりと手にすると、10年ほど前のきょうだいと亡妻も一緒だった沖縄旅行あれこれが、切なく想い出されて来ました。

 また食べる時菓子の粉が飛び散るのも、懐かしい想い出の一こまでした。      
 ◎ 写真が残っていた想い出の主な観光場所・・・
首里城・美ら海水族館・玉泉洞・万座毛・・ひめゆりの塔・ 

ちんすこう

首里城

万座毛



紅葉撮り歩きー壱

2012-11-17 17:04:30 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
 先日も書きましたが、亡妻の一周忌を済ませてからは、出来るだけ外歩きに心がけようと、折にふれて出掛けております。
 しかしもう既に花の季節は終り、撮るものもなく空ふりの日々がおりましたが、ようやく木々の紅葉が本格的に色付いて来ました。
 それでこれまでの花撮り歩きを紅葉撮りに切り替え、さっそく徒歩で近くの小学校周辺に出掛けました。
 此処は先日の市長選挙の折に、少しだけ色付き始めた木々を目にしたからでした。予想通りにそこの並木は、眩いばかりに紅葉していたのです。
 これがきっかけで、買物帰りはもとより時間が出来た昼下がりなど、徒歩や車で積極的に出掛けるようにしたのでした。

近くの小学校前の並木道で撮った紅葉。


同      上


タイヤ交換

2012-11-11 16:15:36 | 日々の雑記
 
 今年はどうやら暖冬になるらしいので、タイヤ交換は少しのんびりしても良いだろうと思っていたのですが、買物で外出したついでにスタンドに立ち寄ってみました。
 おり良く外に居た顔見知りの店員に相談したところ、今年は皆さんがそう思って居るらしいので、雪が降ってからでは混み合うでしょうから、出来れば早い方が良いでしょうと助言してくれました。
 それに月中に、午前中早い時間の通院が二箇所もあったからで、その前に雪にでも降られたら、それこそ大変です。
 そんな経緯から早目に交換しようと決めて、折からの雨の予報が出ていた週末を避けて、翌週早々に予約して来たのです。
 
 当日は見込みどおりに二・三日続いた雨模様が上がり、まさに嘘のように天候が快復したのでした。
 早速く娘の手を借りてタイヤを積み込みスタンドに出掛けました。
 以前は、例え重いスダッドレスタイヤであっても自分一人で積み込んでいたのですが、三年前の心臓の手術後からは、一人でタイヤの積み込みは亡妻からきつく止められていたのです。
 それ以来ずうっとタイヤの積み込みや車庫へ収納は、娘に手伝ってもらっていたのでした。

 スタンドは家の近くで、歩いて五分ほどの処ですから、いつものように家に戻って待つことして帰宅しました。
 このスタンドは家の近いと云うこともあり、更にこの石油販売店は、私が勤めて会社ぐるみでの付き合いだったので、ガソリンばかり冬季には灯油の配達もして貰っていたのです。
 ですから月に二度ほどの洗車時にも、スタンドで待つことなくのんびりと家で待ち、電話を待つだけで良かったのです。

 それから二時間ばかりで、スタンドからタイヤ交換が終わったとの電話が来たのですが、ちょうど昼飯時だったので、後で引き取りに行くと答えておいた。
 そして昼飯を済ませ、更にいつもの昼寝を済ませてから引き取りに行き、また娘の手伝って貰って、半年世話になった夏タイヤを無事に収納しました。

その日たまたま通った通りで・・・


同   上・・・落葉松



半年ぶりの湿原夢ロード

2012-11-07 21:13:53 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
 常日頃から買物などで良く外出はしているのですが、いつも家と商店とのトンボ帰りが常でした。
 先日の亡妻の一周忌に、札幌から来てくれた姉に、出来るだけ人と会って会話の機会を多くするようにと、諭されました。
 日常の会話不足から起きる認知症を、兄弟として心配してのことだったのでしょう。
 今日は朝から晴れて居たこともあって、また先日出した洗濯物が仕上がる日でもあったので、その引取りかたがた湿原夢ロード(自転車道路)まで足を延ばそうと、昼前早目に家を出たのです。

 半年振りに訪れた夢ロードは、風は多少吹いておりましたが、久しぶりに晴れたせいか結構な人出で、駐車場はほぼ満車状態でした。
 歩き出して直ぐに、燃えるよに真っ赤に色付いた植え込みの木々が、目に飛び込んで来ました。
 これは毎年のように鮮やかに紅葉する場所で、以前は何度か亡妻を立たせて撮った懐かしい処でもあります。

 しかし半年振りに訪れてみたのですが、紅葉も中途半端の上に道路の前方では、高速道路の工事が再開されたらしくて、高架が道路上を跨いでいるようなので、先へ進むのは諦めて鶴野の休憩場で引き返しました。
 工事中でも通れるのは判っていたのですが、どうせ先へ行っても何もうる物は無いだろうと、見切りを付けたのでした。
 そしてその帰り道、環状線のアンダーパスで見つけたのが、50センチほどの蛇でした。
 もとよりその蛇の種類などは、まったく知るはずもありませんでしたが、その時たまたま通りかかった老夫婦が、あらぁ蛇よ蛇・・・来年の干支の蛇よ!
縁起ものの蛇よ!・・・と旦那さんに話し掛け始めました。
 
 私も来年は良い年になるようにと・・・心で念じながら必死に草叢に向かって逃げてゆく蛇に、来年は良い年になります様にと・・・見送くりました。

夢ロードで出合った来年の干支・蛇

紅葉した植え込み

同        上


マユミとハマナスの実

2012-11-02 17:03:23 | じゃこしか爺さんの見て歩る記

 先日我が家の菩提寺で、利他行と観音様仏像魂入れが行われました。
昨年他界した妻の供養になるとことで、娘と出席しました。娘は、私の体調を心配してついて来たのです。
 
 富山県から来られた高名なお寺、また地元一番のお寺の各住職さんのお説教などが続きました。
 椅子とは云いながら、座ったままでの三時間余に及ぶ行事でしたから、体力的に参ってしまい、その後の懇親会は辞退して帰って来ました。

 帰りは、早朝からの雨も折り良く上がっておりましたから、来るとき通った国道や街中の通りを避けて、猟師の家などが建つ海岸や高台が交互に混じる海沿いの道を選びました。近道だったからです。
 その時目にしたのが、下の写真のマユミでした。海風にも耐えて真っ赤に色付いて目を瞠る見事なものでした。
 そして次に目にしたのは、今どき本当に珍しいハマナスの実でした。
 河畔公園などのハマナスは既に葉は散りかけ、実などは既に地上に落ちて既に腐っている筈です。
 しかし此処では葉の色こそ多少変わっていましたが、木の実は真っ赤な色あいを保っていたのです。
 
車などが滅多に通らないのを幸いに、車を停めてじっくり撮ることが出来ました。これも観音様のお蔭だったのかも知れません。

お寺からの帰りで見付けたーマユミ

同     上

この時期には珍しいーハマナスの実