昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

真冬日から解放されて

2008-01-31 18:40:14 | 日々の雑記
 今冬一番の寒さ(-19,7度)を記録した日のことは当日のブログ「にも載せたのですが、その翌日はそれがまるで嘘のように、朝の最低気温は―10度ちょっとで、昼頃にはプラスの1度という上がりようでした。
 実に約2週間ぶりに真冬日から開放されたのです。
 その上この季節特有の風も無いようで、茶の間から見られる製紙工場の煙はほぼ真っ直ぐ上空に立ちのぼっています。
 ここしばらくは家の中だけの運動で、窓ガラス越しにお陽さんを浴びていたのですが、それはどれほど有効なのかはまったく不明です。多少の効果はあるのでしょうが・・・。しかしせっかく真冬日から解放されたこの好天の日に、家の中で運動しているよりは、たとえ雪道で歩けないとしても、戸外の太陽を直接身に浴びる方がずうっと良いにきまっているだろうからと、とりあえず自転車道路に出掛けることにしたのです。

 ところが行ってみるとテカテカに凍り付いていた自転車道路の上に前の日に降った新しい雪が、いつの間にかきれいに除雪されていたのです。しかもその路面のデコボコまでが削り取られて平らになっていました。
 初めは日光浴だけのつもりで出てきたのでしたが、これでは歩かない手は無いとばかり早速くスタート。
 この時季特有の風はまさに無風状態、念のために首に巻いてきたマフラーはすぐに邪魔になり、取り外してしまいました。
 冬の間はたとえ歩いたとしてもせいぜい2キロ程度なのですが、今日ばかりは、暖かさに誘われて出てきた人にまじって、夏並みの距離を歩いたのでした。

いつの間にか綺麗に除雪されていて、歩く人もいつもより多かった自転車道路。


今年の冬一番に寒い日

2008-01-27 18:20:56 | 日々の雑記
 昨夜の気象予報によると、翌日の最低気温はちょうどマイナス16度とあったが、それは寒中のことだから当り前の気温と思っていた。
 ところが、今朝の実際の気温は、なんとマイナス20度にも下がったと聞いて驚いてしまい、あらためて身震いをしてしまったほどです。
 地球温暖化が云われて久しい筈なのに、今年の寒さは何としたことでしょう。ちなみに過去の記録を見てみると、一月中に20度を記録したことは、過去5年間では一度も無く、今日の気温が唯一の低温でした。
 あらためて今年の異常さを感じたしだいで、折からの燃料高騰をおもうと、その皮肉な現実が恨めしい限りです。
 
 さて昨夜の今日の予定では、大阪国際女子マラソンがあるので、昼前の早い内に買い物を済ませるつもりでしたが、今朝の意表をつく寒さに、そんな買物予定などは面倒くさくなり、あっさりと諦めてしまいました。
 また先日から始めた外歩きに、毎日重宝していた堤防道路の舗装面は、一昨日の雪ですっかり覆われてしまって元の木阿弥・・・テカテカに凍り付いてしまった。この分だと外歩きは当分無理だろうとおもうと、とても残念で仕方が無かった。
 
舗装が現われていてとても歩き易かった堤防道路は・・・すっかり雪に覆われて凍りついていた

一晩で一メートル以上にも伸びた家の屋根からのツララ!


大寒の日の雌阿寒岳

2008-01-21 18:37:52 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 山岳信仰などと云うほど大それたものでもなく、またそれほどおおげさなことでもないのですが、もともと樺太の北の海沿いで生れたのにもかかわらず、何故か海よりも山に惹かれてしまいます。
 本来ならば、まさに間宮海峡で生まれ育った上に漁師の血も流れているという筈なのに、やはり山に限りなく愛着を抱いてしまうのです。

 今日からは大寒の入り、厳しい寒さはともかく大気は澄みきっていて、むしろ清々しい気持ちになります。
 昨日は男子駅伝を見ていたために外出をしなかったので、今日はいつもより早めに食品買いに出かけました。

 いつも通る住宅街にさしかかると、いつもは雲に覆われているか、あるいは霞んでいた雌阿寒岳が珍しく住宅街の屋根越しに、その雄姿をクッキリと見せていたのです。
 実に久しぶりのことで、雪の雌阿寒をこのようにはっきりと見えるのは、今冬初めてのことです。こうなれば買物のことなどはそっちのけです。
 しかし雌阿寒岳は100キロも先のことですから、そんなことはとうてい無理なのは無理を承知で、少しでも山に近付いてカメラに収めようとしているだけなのです。
 そこには、日頃からガソリンの高値でボヤイテ居る自分がいることなどは、まったく忘れはてております。しかし何処まで走ったって、傍まで行ける筈もありません。
1キロほど進んだところの工事現場に乗り入れて撮ってきたのが、下の写真です。

大寒の日に眺望できた雪の雌阿寒岳


今年初めてのウォーキング

2008-01-16 21:30:46 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 年が明けてから今日までの天候は、せいぜい二日ほどの曇り日かあるいは風花まがえの雪がぱらつくほどで、後はずうっと晴天が続いていました。
 雪らしきものは、年末29日にわずか7~8センチほど降っただけですから、平年に比べてもかなり少ないようです。
 今年の雪の少ないのは、地球温暖化のためかと思っていたのですが、必ずしもそうではないようで毎日の気温は、むしろ平年を下回っているほどです。
 そんな中を、いつも家の中ばかりでの運動にはさすがに飽きてしまい、思い切って外歩きに出掛けようと、しっかりと寒さ対策の身支度をして自転車道路へ向かったのでした。
 しかし昨年は早々ときれいに除雪されていたのに、何故か今年は自転車道路ばかりか、横のウォーキング専用道路もまったく除雪されていません。
 まさか今年は雪が少ないからと、放っておかれてのでしょうか・・・?しかもその路面の雪は、夜と日中の寒暖の差でテカテカに凍り付いているのです。
 若者ならともかく、すっかり足腰が弱っている老人にはとても無理な道路状態でした。せっかく身支度して出て来たのに、歩きもしないで陽にあたって帰るのは堪らなくシャクに思えて、その場にしばらく立ち止っていると、自転車道路沿いに延びている堤防道路を悠々と歩いて来る老人を見つけました。
 よく見ると自転車道路とはちがってその路面は、行き交う車の轍のところだけが、雪がとばされて簡易舗装が現われていたのです。

 これは良い事を教えられたとばかりに、さっそく堤防道路に下りて行き歩いて見ました。所々に氷が残っている場所もありましたが、自転車道路の凍てついた路面とは大違いでした。
 それに昨日までの強風はまるで無く、とても歩き易かったのです。路面が出ていたのは次の橋まで約500メートルほどの道のりで、往復しても知れた距離でしたが、今年初めてのウォーキングを多いに満足して帰宅したしだいです。

凍った路面が陽に当たって怖いくらいに輝いていました。

凍てついた氷は轍の融けていてとても歩き易かった。


猫の足跡

2008-01-12 18:25:52 | 日々の雑記
 今日二度目の買物で車に乗り込んだときに、フロントガラスクッキリと付いている動物の足跡に気付いた。よくよく見るとそれは猫の足跡だと判った。
 日頃から家のまわりでうろついている・・・、とっさにあの野良の黒猫に違いなと思った。家の中にいる人間だって、この頃の寒さは骨身に応えているのだから、ましてや満足に餌もありつけない野良猫だったら余計辛かったのでしょう。
 万が一閉じ込められる恐れがあったとしても、寒風から逃れようと背に腹は替えられずに車庫内に忍び入り、エンジンの余熱で温まっていたのだろうと思います。
 人間だって今冬の灯油の高値から家の暖房は、思うようにならず重ね着で凌ぐか、あるいは量販店のロビーなどで半日近くも過ごしているとか、まったく異常な事態となっております。
 
 以前はまったく考えられなかったことですが、71歳にもなる老人が灯油泥棒で逮捕されたとのニュースがありました。盗んだのは極く少量で金額も知れたものでしたが、金額や量の多少にかかわらず、それは罪に違いはありません。
 しかし人事ではないようで、頭から憎む気持ちはわきませんでした。考えると、なんとも遣りきれない切ない世の中になったものです。

 さて昨日の夕刊に載っていた記事ですが、
・・・インド洋での燃料補給の「対テロ新法」が再可決・「無償給油」の再開へ・6年で570億円を投じてなお国民より「つきあい」を大事にするか。灯油補助の国費は50億円なのに・・・。
 
 そんな格差のもとで暮らしている多くの国民が居ることなど、とんとお構い無しに、「偽政治家」たちは本分を忘れ果て、おのれの欲のみ突っ走る「我利我利亡者」そのものです。
 田舎ジジイに詳しいことはサッパリですが、世の中ますます住み辛くなるのだけは、はっきりしています。

 野良猫の足跡から、いろいろと考えさせられたひと時でした。
 
 

新釧路川の白鳥

2008-01-06 20:59:48 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 この川には年末少し前にも10数羽の白鳥が来ていたのですがが、今目の前にいる白鳥たちは、その時のものとは明らかに違う群のようです。今のは数も30羽を超えていたし、それに何よりもからだが圧倒的に大きい。
 白鳥には「オオハクチョウ」と「コハクチョウ」と二種類いるとのことで、鼻から嘴にかけての黄色い部分で見分けが付くそうですが、残念ながら私には見分けることはできません。
 ただからだの大小で云うのであれば、年末の群は「コハクチョウ」であり、目の前のは「オオハクチョウ」と云うことになります。しかしこれはもとより素人の判断ですから、あまり当てにはなりません。
 
 年明け早々から居付いているこの白鳥たちは、おそらく近所の住民からでも餌を貰っているのだろうか、人間をあまり怖がらないようです。
 川岸に下りて行っても逃げようともしないで、むしろ餌でも貰えるのかとばかりに川から上って人なつっこく、手が届くほどまでに近寄ってきます。
 それとも白髪頭の老人などは、初めから安心しきっているのでしょう。かくして手が届く近さでの写真がゲット出来たしだいです。 

こちらは年末に撮ってきた白鳥  

同じく年末の白鳥 

今日撮ってきた人懐っこ川から上がって来た白鳥

上と同じく直ぐ目の前まで近寄ってきた白鳥  

   

初詣

2008-01-03 17:18:57 | 日々の雑記
 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 初詣は、これまで二日の午後大学箱根駅伝の往路を見終えてから出掛けていたのですが、昨年秋に起きた体調不良のせいで、一日日延べして今日の午前中に済ませて来ました。
 箱根駅伝が終った午後では、一気に押しかけてきた参拝者で近くの駐車場は満杯、遠くから歩かねばなりません。
今の体調では一歩でも近ければ助かるので、あえて好きな箱根駅伝を割愛して午前中に出掛けたのでした。

 そのお蔭で、近くの氏神さま的存在のT神社でも、また8キロほど離れた市の厳島神社でも、社殿の直ぐ近くに停めることができて大いに助かりました。
 厳島神社では、参拝を済ませてからお守りなどを買った後で、熱い甘酒をふるまわれました。
 これまで約四十年来お参りをして来ましたが、初めの経験です。キット今年は何か良いことがありそうで、嬉しさいっぱいで帰宅しました。

 末筆になりましたが、ブロガー皆さまのご健勝とご多幸をお祈りいたします。

地域の氏神さま鳥取神社の社殿内のお御籤

メニエールの一日も早い快方を願って・・・厳島神社にて

厳島神社と隣り合わせの啄木公園からの釧路港と阿寒連山