昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

嬉しい到来物(毛蟹)!

2005-04-30 20:46:47 | 日々の雑記
 この度嫁ぎ先きの娘のところから、婿殿の知人からの頂き物だと云う「毛蟹」が届けられた。お裾分けの又お裾分けと云った具合です。

 現在私が住まいとしている街は、漁港として名が通っていて魚類の集散地としても名高い。しかしそうであるからと云って「毛蟹」などと云う高級品は、土産物とか贈答品として買う事は有っても、折角地元にいても滅多に口に出来るような物でないのです。
 しかし今回我が家に到来した「毛蟹」は中型ながら、「獲れたての浜茹で」だとの娘の口沿いどおり、食感の確かさと云い蟹味噌の美味さは絶品であった。これこそ将に正真正銘の毛蟹の味覚そのもので、やはり活きの良い蟹は、直接自分の手で殻を割いて食べるのが最高だと思います。
 久しぶりに賞味堪能した次第です。
 
                  

今年最高の気温?

2005-04-29 20:44:06 | 日々の雑記
 このところの本州方面の高温現象は、今日になってどうやら北海道は東の果ての、この地域にも訪れたようである。正午で18度を超えていた。この時季外れの暖かさは歓迎するとしても、ただ一つ難を云えば12メートルからの強風が、時折り吹き荒れることだった。

 滅多に無い暖かさであったから、少しぐらいの風があっても「歩るかにゃ・・・損そん」とばかりに、それにこの天気もそろそろ崩れて来る事が予想されていたから、いつものように妻と連れ立って出掛けた。
 何時もの自転車道路は、連休の始まりとこの暖かさの所為で、サイクリングの学生や子ども連れの親子、それに常連の老人たちで賑わっていた。

 膝の悪い老妻と心臓に少し問題を抱えている私らの歩く速度は、幼児並で他人に迷惑を掛けるのではないかと、全く別の山裾のコース向った。平地と違って風当たりも少ないだろうとの思いもあったからでもある。

 山に遮られて強風は多少和らいでいた。その分気温が高く感じられた。恐らく20度は超えているのだろう。しかし見渡す風景は枯れ木と枯れ葦原ばかりであった。ただ道端の草の芽が萌え始めて来ているようで、淡い緑が続いているのが眼に付いた。折角のデジカメも出番が無い始末だった。

 ただ奥まった場所の農家に庭先で見付けたのが、次の写真である。一見チューリップかとも思っ
たが、やや伸びすぎた感じの「行者ニンニク」通称「アイヌ葱」だった。そしてその隣に在ったのは、これこそ紛れも無く、10センチ程に伸びたチューリップだった。ただこの行者ニンニクは自生で無くて、ここにわざわざ植えたのだろう。周りを有刺鉄線でしっかりと囲ってあった。黙って写真で失敬して来た。
 
                        
                       少し伸び過ぎた行者ニンニク(アイヌ葱)
                      
                
                       10センチ程に伸びて来たチューリップ!
                      

花・・・発見!

2005-04-28 20:52:49 | 日々の雑記
 何故か今日は、何時も車を停めて置く堤防道路の広場が混みあっていた。その上自転車道路上にも多くの歩行者が出ていた。連休に入ったのなら、人出も余り珍しい事ではないが、それは明日からの筈で、少し解せない事であった。しかしこの現象も、日中の気温が13度近くにもなったのだから、当然の事かも知れない。
 車は無理すれば停められない事も無かったが、歩道と車道の区別の無い簡易舗装の道路の事、道路にはみ出た分だけ歩行者の邪魔になり、それが悪戯の引き金とも成りかねないので、此処での駐車は諦めた。

 そこでこの道路の全くの逆方向、自転車道路の基点方向に沿って延びる道路に乗り入れて、路地奥の余り歩行者には邪魔しない道路脇に停めた。
歩き始めて感じた事のだが、これまで歩いていたコース沿いは、住宅街と川のため川風の冷たさや、風向きにより風の強さは直接的である。しかしこのコースの場合は、川からも離れている上に両側は住宅街のため、いわば温室効果が有るようで風は余り感じられなかった。

 歩き始めて間も無く、とある住宅の裏庭に華やかな彩りを眼にした。それが写真の花である。決して眼を引くような大きなもので無くて、むしろ地を這うようにして咲くせいぜい10センチ程の草花である。花の名は判らなかったので、折り良く庭の手入れ中の住人に尋ねたが、毎年咲いて呉れるのだが未だにその名は判らないとの事だった。

 恐らく今冬からこの時期に掛けて、屋内でこそ色々な花・華やかな豪華な花々に接して来たが、こと戸外となるといつも歩いているこの約6キロから成る道路から見られる花は、福寿草以外始めてである。 少し大仰な表現ながら、可憐な花に出会いた喜びをカメラに秘めて収め、足取り軽く歩き続けた。 

 
                             名前の知らない花だったが・・・
                          
                        


啄木公園

2005-04-27 22:10:02 | 日々の雑記
 日中久しぶりに街に出掛けた。気温は既に13度近くまで上っていたようで、殊に街中では陽射しが一杯で、将に春真っ最中の感じで、コート無しで歩いているが人が多かった。私もそれに倣ってコートを脱いで歩き始めた。
 郊外では、とても感じられない程の爽快感があった。

 所定の用件は、予定していたより早く片付いたのだが、このまま真っ直ぐ家に戻るには、余りにも勿体無い気がして、取り敢えず車を駐車場から出して大通りに向った。初めは決まった当ては無かったのだが、途中から米町からの眺望を写真にしようと思い進路を変えて、米町の啄木公園に向った。
 この快晴のもとでの、青空と海の色、遠くに広がる阿寒連山を思い浮かべ、キット良い写真が撮れるだろうと、勇んで行ってみたのだが・・・。

 余りにも春の陽気が麗らか過ぎて、目の前に広がる風景は春特有の霞の中に茫洋としていただけだった。期待して来ただけにその気落ちは大きかったが、それでも折角来たのだからと、思い直して撮ったのが次の写真である。

 帰りコースは、海岸寄りを経て川沿い走り「フイッシャーマンズ・ワーフ・MOO」の正面に回り、此処でもパチリと1枚カメラに収めてきた。

                       
                       公園から啄木の歌碑と釧路市街を望む
                      

  港町釧路の都市型観光施設・フイッシャーマンズ・ワーフ・MOO(マリーン・アワー・オアシス)
                      

       啄木が釧路時代記者として過ごした新聞社を復元した記念館(港文館)

                      

冬期間につき通行止め!

2005-04-26 20:37:30 | 日々の雑記
 昨日は曇り日の上、10メートルの風が吹いていたので、ウォーキングは諦め室内歩きで我慢した。しかし風は昨日並みにあったが、正午の気温が倍ほどの10度位にもなるだろうとの予報を信じて、何時もどおり老妻とウォーキングに出掛けた。風は予想どおり有ったが、冷たさは無く素手でも平気だった。

 何時も車を停めて置く堤防道路の少し広くなっている場所には、余り見掛けない車が既に停めてあって余裕が無かった。仕方無しに、やや離れたドーム運動公園の駐車場に入れて、歩き始めた。

 国道を渡り、更に人道橋を渡って、何時もの自転車道路に辿り着くコースである。この地点だと、何時も歩く距離の中間点に当る。計算上からして、何時もの折り返し地点よりは、1キロほど先まで距離を延ばせるわけである。

 膝を病んでいる老妻は、何時もどおりコースの途中で車に引き返した。やがて何時もの折り返し地点を越えた。阿寒の連山が急に近付いて見えたが、気温が上がった分遠くの景色が霞んで、折角の山なみはただ茫洋としていた。
 湿原の入り口辺りまで来ると周りの景色が変わった。飛び交う鳥たちも、これまでのスズメから一見野鳥と判る種類となった。ヒバリ・コヨシキリはおぼろげながら判るとしても、後はヒガラかシジュウガラか、図鑑を見ても見当も付かない。

 湿原への入り口の扉は、予想していた通りにまだ閉ざされたままだった。やはり五月にならないと開けられないのだろう。その近くの国有地で春耕に勤しむ老人が眼に付いた

                      
                         関所?何時になったら開くのかな・・・
                    

                          春耕に励む向う鉢巻の老人!
                    
                          煙突煙の流れで風の強さが判る・・・
                    

朝刊から・・・PCトラブル!

2005-04-25 18:49:26 | 日々の雑記
 朝刊の主な見出しから、私なりに拾い上げてみたのが大体次ぎの通りである。
宮城と福岡の衆院補選の結果、相変らずの中国反日デモ、丸井百貨店の支店撤退、ヤクルト球団古田捕手の2千本安打、それにトレンドマイクロ社ウイルス対策ソフト問題などである。この他にも色々と在るのだろうが・・・、もとより此処にピックアップした事についても、それぞれに専門知識がある訳でも無い。それどころか70年余を、その日その日の安寧を願って、唯無難に生きて来た一老人に過ぎないのです。

 ですから此処に記するのは、これらの事を掘り下げて検討したり、また専門的な意見を述べるなど、そんな大それたことで無く、ただ単にふと思い付いた感想に過ぎません。

 私のパソコンには、今回に該当するOSの上更に「ウイルスバスター」も使用していす。それにもかかわらず、今回のトラブルに巻き込まれませんでした。私の場合はまだまだパソコン歴が浅いので、日頃のトラブルに対する知識も解決する技術も無く、何か起こればその都度娘を呼び寄せて処置して貰う事の繰り返しで、極く覚えの悪い初心者同様の者です。
 それはさて置き、何故今回のトラブルを避け得たかと云うと、それは単なる偶然と云うか・・・日頃の朝寝坊の習慣が幸いしたのです。
 私の日課としてのパソコンは、朝は9時頃に始まり最終的に電源を切るのは午前0時前後です。何はともあれ今回はこの起動の時間帯にあったと思われます。もしもこれが早起きの習慣だったり、何気ない早起きの結果の果てのトラブルだったら・・・と思うとゾットする。恐らくただただパニクッテ右往左往のその挙句、娘の来るまでに無闇にキー打ち捲くり元も子も無くしていたに違いない。

 後記・・・このブログ記事を記録中に、夕刊が届いた。その第一面がテレビニュースで何度も何度も大々的に報じられていた、尼崎JR福知山線「電車脱線・マンション激突!」事故のニュースである。50人を超える死亡者とあるが、一刻も速い救出と負傷者に対する万全の対策をお願いするのみです。それに不幸にもこの事故の犠牲者として、お亡くりになられた方々へ心からご冥福を申し上げます。  合掌!

まだ何も無い運河公園・・・

2005-04-24 18:57:17 | 日々の雑記
 運河公園を歩くのは、去年の晩秋以来だから約半年振りである。最近歩いている自転車道路は家からも近くて便利なのだが、車を停めて置く堤防が、先日の雪の影響でまだ乾いておらず、ぬかるんでいたからである。
 気温が8度で風も微風程度だったから、この時期のこの地域としては、やや「良馬場?」状態だから歩かない手は無いとばかりに、買い物を済ませた老妻を引っ張り出して、少し遠出をしてみたのだ。

 しかしそんな思いの中には、街外れの自転車道路とは違って街中の公園なのだから、カメラに撮るべき何かは在るだろうと、大いなる期待を持って行ったのだが・・・。
 そんな期待は見事に裏切られた。やはり此処も「まだ何も無い、冬枯れそのもの・・・春」で、ウォーキングする人の影さえ見当たらない始末だった。
 ただ珍しい光景と云えば、「スズメの番い」が枯れた樹木の小さな洞を出入りしていた事だ。単に遊んで居ただけなのか、巣として利用していたのかは判らない。しかしスズメの巣は、人家などの軒下辺りが普通だとばかりに思っていたので、とても意外だった。

 他にカメラ収穫が無かっただけに、じっくり観察しながらカメラにおさめて来た。

                  
                     もう春なのに、まだ冬枯れのままの淋しいだけの公園
                         
 
                         老木の洞に巣食う、仲良しスズメの番い 
                        

一日をつれづれなるままに・・・

2005-04-23 18:55:21 | 日々の雑記
 一昨日の雪の名残か今日も朝から天気が定まらず、突然小雪が舞い始めたと思ったら、直ぐに小雨に変わった。その小雨も長続きせず再びどんよりと曇り空に戻り、それが昼近くには雲が切れ間から青空が見えるほどに回復した。しかし未明からの強風は一向に止むけはい無く、時を経るごとにむしろ強まるようで、時折ひゅうひゅう(もがり笛?)と激しく窓を打つ。

 午後にはすっかり晴れて来たが、気温は上らずせいぜい5度位か、それも風がある分だけ体感温度は低い。とうてい外歩きは無理で、止む無く室内で我慢した。戸外での歩きと違って直ぐに飽きが来るから、途中パソコンで以前メモ帳に残して置いた日記帳を整理入力し、それにも飽きたらテレビを点けて「生活笑百科」で気分転換をはかり、再び家歩きを開始する。今度は押入れの置くから古いカセットテープを取り出して、昭和30年代の流行歌を聞きながら、または歌いながら歩数を伸ばして約1万2千歩をこなした。これで昨日一昨日と二日分のウォーキングの埋め合わせが出来たと、ホットする。

 夕方車庫のシャッターを閉めるために外に出ると、ちょうど落日で夕焼けていた。明日はキット晴れだろう。   

                       

                       

昨日の雪がまるで嘘のように!

2005-04-22 21:14:52 | 日々の雑記
 昨日の時季外れの大雪がまるで嘘のように幹線道路はパンパンに乾いて、大型車が通る度に埃を舞え上がらせていた。
 
 昨日の午後に予定していた、月に一度の通院(診察と投薬)を昼前に済ませて来た。病院に入る時にはまるで気付かなかったのだが、終わって、玄関を出て靴紐を直そうとして屈んだ眼の先に在ったのが、タンポポの花だった。
 建物の壁と通路のコンクリートの境い目、その狭い隙間から健気にも芽吹いて、花を咲かせていた。

 昨日の雪は、陽の当たらない裏通りや、家の軒下辺りにまだ沢山残っているというのに・・・、初めはどうしても信じられなかった。しかし紛れも無く今年のタンポポである。
可哀そうに一晩中雪の下に埋もれて居たのだろう、葉や茎は地べたに倒れ掛かって居たが、花びらだけは必死に頭をもたげていた。
陽当たりの良い、南向きの一等地だからこその現象なのだろう。普段は余り顧みられず、邪魔になるほどのタンポポなのだが、今日ほど新鮮で懐かしく思えた事は無い。

 暖かい地方では珍しくも無い唯のタンポポでしょうが、この時季何も無いこの地方の春には、掛替えのない貴重な花なのです。将に見事なる「雑草魂い健在也!」である。
 
                                    排水溝の隙間から・・・
                         

                                  建物の壁の隙間から・・・
                         

冬へ逆戻り!

2005-04-21 21:04:12 | 日々の雑記
 昨日釣り人を見て春を実感して来たばかりなのに、今朝起きてみたら辺りは一面の雪景色、冬へ逆戻っていた。折角昨日スタンドでタイヤ交換と洗車をして貰った矢先の、予報にも無かった突然の雪である。「こんなの聞いてないよ!」と云って見たところで、天気予報は当たらないのが、最近の世間の常識と諦めるしかない。

 今日予定していた、11時からの年金友の会総会への出席は、徒歩にすべきか車かと思い迷った末に、雪道の歩行も思い遣られて車にした。
 余り酷くはならない(予報)筈の雪はその後も一向に止む気配が無く、正午を過ぎたあたりから風を伴い激しさを増して来た。

 漸く総会は終わったがこんな状態では、夏タイヤでの走行が心配になり早々に切り上げることにした。折角払った懇親会費は・・・パー!それに午後に予定していた病院もパー!
とんだ「春のあらし」の一日だった。
         
          雪が10センチともなれば夏タイヤでは無理だ、まして老ドライバーには!
                         
             
                    やっと黒土が現れて草花などが芽吹いて来たのに・・・
                     
 
                   先日楽しませて呉れたたった二輪の福寿草も・・・