昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

我が家のツツジ

2011-05-28 11:47:37 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
前はそうでもなかったのですが、いつ頃からは二人とも体力の衰えからか庭の手入れなどは、思うだけでまったく手が入れられません。
 しかし年々荒れるに任せっぱなしなのに、家の庭なの花や木々たちは何の変わりも無く、有難いことに季節それぞれに、いつも健気にも見事に花を咲かせてくれます。
 そうした花々を見るにつけても、今年こそ何とかしなければと思いながらも、もう既に二人の体力は限界、だからと言って年金暮らしの身の上では、とうてい庭師を雇うことは出来ません。二人して時おり窓から眺めて、ただただ吐息をつくのが関の山です。

 時おりブログ更新の意欲が湧かないままに数日が瞬く間に過ぎて、その時々に撮ってきた花の時季が過ぎ去ってしまうことがしばしばです。
 ただせっかく撮った写真だけに簡単にボツにするのも躊躇われた結果、多少時季外れになってしまいますが、あえてブログ更新時に使うしだいです。


何の手入れもしていないのに今年も咲いてくれたエゾムラサキツツジ

同   上

同   上

塀越しの隣のツツジー我が家のは3メートルと高いが隣のは
1メートルそこそこしかありません。




千島桜

2011-05-19 17:22:46 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 震災の被害者の皆さんが、今度の人災福島原発事故に対する賠償を東京電力へ申し立てた。政府もそうだが張本人とも言うべき肝心の東電の対応は、傍から見ていても遅々として腹立たしいばかりです。
 東電は賠償資金の調達にしても、企業としての骨惜しみが目立ち、政府の援助ばかりを当てにしている節が目立ちます。
 一例としてあげるならば、役員報酬の減額などがある筈なのに、それだって半額を返上すと云っておりますが、例えば社長の報酬を半減しても何と3千6百万円も残るのです。
 これでは話になりません。社員で無く先ず役員報酬の更なる返上が必要でないでしょうか。それが多くの被害者の皆さんに対する償いであり、一日も早い払い込みを期待いたします。

 さて釧路の櫻ですが、まだまだ先のことだろうと思っていたところ、鶴が台公園の標本木のエゾヤマザクラが五輪ばかり花開いたとかで、正式に開花宣言が発表されました。
 しかしたったの五輪ばかりでは・・・同じ昨日の午前中に買物帰りに、様子を見に市内で一番桜が多い柳町公園へ出掛けたばかりでしたが、広い公園内にはレンギョこそ満開でしたが、桜の花はただの一輪さえも見当たりませんでしたから、あまりピンと来ませんでした。
 
 ところが家から大分離れたホームセンター行っての帰りに、混み合う国道を避けて裏道の花壇で見つけたのが、まさに満開状態の桜それも木の丈が僅か50センチほどの千島桜だったのです。
 もともと千島桜は背が低くて3メートルくらいが主ですが、それにしても50センチそこそこなのは初めてです。しかもそれは今が盛りの満開だったのです。
 幸いそこは車の少ないしかも狭い小路でしたから、車を停めてゆっくりと観察も出来、さらにカメラにもおさめることが出来ました。
 それが下の写真です。

裏道路脇で咲いていた50センチにも満たない千島桜

同上1

同上2~一緒に咲いていたスイセン同じ高さの千島桜


チュウリップ

2011-05-12 17:54:22 | じゃこしか爺さんの見て歩る記

原発事故で非難していた福島県川内村の皆さんが、と言っても村人の全員で無くて九十人そこそこでしたが、2時間という限られた時間内で、それぞれに家に向かったのです。
 防護服に身を固めての行動のうえ気温上昇によるその蒸し暑さは、想像を絶するものがあったようです。
 せっかく地震と津波から逃れた家があると言うのに、不自由な非難生活を強いられているのですから、その無念さと悲しみは如何ばかりでしょうか。
 身の回り品しか持てないということなのですが、それさえも手に付かずただただ泣きくれて居る内に時間が経ってしまったと、マイクを向けられたまた悲しみが湧いて来たのか泣き崩れる御婦人もおりました。
 地震と大津波は天災として諦めも出来ますが、その後の原発事故の人災には、「何で・・・」と、怒りがこみ上げて来ると云うものでしょおう。
 
 さて表題のことですが、私の外出は週に4度ほどになります。例えばちょっとタバコを買いにと云ったような近場の一寸した外出でも、とかく私の場合は体調のことからついつい車を使ってしまうのです。
 そして主に病院通いの時で、近くであれば当然真っ直ぐ帰宅しますが、その病院が偶々遠かった場合などは、10キロ程有りますから、早く終わった場合などは寄り道したり何時ものコースを変えたりもします。
 この日も予定よりも早く済んだので、公園の様子を見ようと遠回りしたのですが、肝心の公園は桜にもまだ早く、他に見るべくものが有りませんでしたから、今度は公園近くの住宅街を抜けて帰ろうと思ったのです。
 そして通りかかった住宅街の中の一寸しゃれた大きな事務所風の建物の脇で見つけたのが、今が満開状態のチューリップの花壇でした。
 市の恒例のチューリップフェアーは確か今月末頃の筈ですから、ここのチューリップはかなりの早咲きです。
それにしても見事な咲きっぷりでしたから、写真を撮るのもしばし見惚れておりました。

早咲きのチューリップ

同上1

同上2


札幌からの梅の便り

2011-05-06 17:05:24 | Weblog
この度富山県と福井県の焼肉チェーン店で起きた集団食中毒事件は、ついに四人の死亡者と多くの重症患者を出してしまいました。
 将来には大きな夢があったお子さんを亡くされたお家族の方々には、誠にお気の毒で言葉もありません。
 ありきたりではございますが、ただただお悔やみを申し上げ、そして心からご冥福をお祈り申し上げます。

さてこの度、今年もですが札幌に住む年子の弟から、自宅の庭に咲く梅の花の便り、見事に満開の梅の写真がメールで送られてきました。
日頃は、便りが無いのはお互い無事の報せとばかりに、電話などもめったに掛けることも有りません。
もとより歳の初めの年賀状と元旦に掛け合う電話くらいものです。しかし今では、たった一人残った男兄弟の弟は、病後の兄の私を慰めんと毎年のように送ってくれるのです。
道南や道央にくらべてとかく気温の低い私のところ、今年は何故かことさら寒くて、一昨日あたりでは昼日中に雪混じりの雨が降るしまつです。
何処を見ても桜どころか早咲きで知られるエゾムラキツツジでさえ、ようやく僅かに数輪が開いた有様ですから、この度の弟から梅の花の頼りは本当に良い便りでした。
どれだけ癒されたか計り知れません。有難う!


札幌の弟の家で今年の見事な梅の花

同      上

やっとようやく数厘開いた我が家のエゾムラキツツジ